「麒麟がくる」 第16回 NHK 5月3日(日)
高政(伊藤英明)を撃つべく出陣する斉藤道三(本木雅弘)。
明智家はどちらにつくか思い悩む。
ついに高政と斉藤道三の戦が勃発。
大きな山を迎えました。
織田信長(染谷翔太)、帰蝶(川口春奈)に策を講じるも
帰蝶に一蹴される。
戦国時代に詳しくないので普通に「これからどうなるんだろう」と
ワクワク見てしまいました。
歴史好きな人はもう先が分かっているのでしょうね。
あらすじは分かっているけれどどう物語を展開させるか、役者の演技はどうか
などを中心に見るという楽しみもなかなかいいなと思います。...
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高政(伊藤英明)を撃つべく出陣する斉藤道三(本木雅弘)。
明智家はどちらにつくか思い悩む。
ついに高政と斉藤道三の戦が勃発。
大きな山を迎えました。
織田信長(染谷翔太)、帰蝶(川口春奈)に策を講じるも
帰蝶に一蹴される。
戦国時代に詳しくないので普通に「これからどうなるんだろう」と
ワクワク見てしまいました。
歴史好きな人はもう先が分かっているのでしょうね。
あらすじは分かっているけれどどう物語を展開させるか、役者の演技はどうか
などを中心に見るという楽しみもなかなかいいなと思います。
古典芸能を見るような形ですね。
明智光秀(長谷川博己)はまだまだ地味な存在ですが
他の人の動きをじっと傍観してなにか考えている感じが魅力。
そして長谷川さん、実年齢は40代半ばくらいだおと思いますが
初々しい青年の顔をしています。若く見えるのも演技のうちだと思います。
表面的に若く見えるというのもあるでしょうが
内面の演技が表に現れている。とても素敵だと思いました。
高政と道三、信長のはざまで悩む光秀ですが
ついに決断を下す、ラストは来週への期待感がMaxになる盛り上がりで
次週を待ちきれない。
ドラマティックな演出に酔いしれました。
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「警視庁・捜査一課長」第4話 テレビ朝日 4月30日(木)20時-
餃子の皮をにぎったご遺体が発見された。
殺されていたのは中華料理屋主人(野添義弘)だった。
不思議なことに握っていたのはその店で使っている餃子の皮ではなく手作りのものだった。
さらにその店はまもなく40年の歴史を閉じ閉店する予定で
被害者の息子が務める不動産会社に売却され
店周辺一帯は再開発され高層ビルが建設されることになっていたのだ・・・
店に残された「くるめ ふじ」との謎のメモを元に
一課長以下捜査一課は星をあげるために懸命の捜査を行う。...
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餃子の皮をにぎったご遺体が発見された。
殺されていたのは中華料理屋主人(野添義弘)だった。
不思議なことに握っていたのはその店で使っている餃子の皮ではなく手作りのものだった。
さらにその店はまもなく40年の歴史を閉じ閉店する予定で
被害者の息子が務める不動産会社に売却され
店周辺一帯は再開発され高層ビルが建設されることになっていたのだ・・・
店に残された「くるめ ふじ」との謎のメモを元に
一課長以下捜査一課は星をあげるために懸命の捜査を行う。
ネタ満載のご遺体から始まって
超スピーディな展開。
無駄が一個もない。迷いがない。そぎ落とされた伝統芸能の世界にも似た潔さ。
なんで開始1分で笑いを5個くらい入れてくるんでしょうか。
ご遺体が発見されたことを電話で知る一課長・大岩(内藤剛志)の真面目な顔からまず可笑しい。
しかし、このドラマにはどこを探しても
「笑って見てもいいですよ」というサインがないのです。
だからもしかしたら笑ってみてはいけないのかもしれないのです。
つまり受け狙いを微塵も感じさせず真面目ひと筋で笑いを取る
最高に高度な技を使っているのです。
このような種類のドラマ、またはコント番組を今まで1回も見たことがありません。
コメディ作品には必ず「これはコメディです。笑ってください」という
サインがあるものです。
それが全くなく、見ている視聴者が「もしかしてこれはドラマじゃなくてコントなのでは?」と
ある日気づき勝手に笑って見ている。製作側は真面目に作っている。それだけ。
なんと崇高な関係、高レベルの受け手と作り手のやり取りなのでしょう。
今週も存分に楽しませて頂きました。
脇キャラも絶好調で板木望子(陽月華)さんは毎回いい味出してます。
超Mキャラという説明が前シリーズでありましたが今シリーズから見ている人はそのキャラ付けを知らないかも。
また、今回ゲストの上島竜平さん。演技は上手いというか、味わいが深く
衣裳のキャップをかぶった姿に「くるりんぱをするのでは」と淡い期待を抱きましたが
やりませんでした。
お楽しみの次回の予告もシュールでなんだか訳がわかりませんでしたが
非常に期待の持てるものでしたのでまた楽しみで仕方ないです。
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「地獄のガールフレンド」第4話 フジテレビ 4月27日(月)深夜24時55分ー
恋愛や人生に悩む30代女性が3人、ひょんなことからシェアハウスに同居。
3人3様に感じている「生きていく上で感じる違和感」を
女同士だからこそぶっちゃけつつ、今よりちょっとより良い未来と自分になろうとする物語。
今回は武田梨奈さん演じる悠里が不倫の記憶で情緒不安定に。
忘れるために街コンに参加するも仲良くなった男性たちに
まんまと宗教に勧誘される結果に。
ちょっと病んでしまっているとその弱みにつけこまれて
ヤバイ人が寄ってくるんですよねー
決して友達同士ではなかったシェアハウスの3人が
互いのことを気にしたり励ましたり、そんな自然な流れになって
悠里もちょっと吹っ切れることができました。...
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恋愛や人生に悩む30代女性が3人、ひょんなことからシェアハウスに同居。
3人3様に感じている「生きていく上で感じる違和感」を
女同士だからこそぶっちゃけつつ、今よりちょっとより良い未来と自分になろうとする物語。
今回は武田梨奈さん演じる悠里が不倫の記憶で情緒不安定に。
忘れるために街コンに参加するも仲良くなった男性たちに
まんまと宗教に勧誘される結果に。
ちょっと病んでしまっているとその弱みにつけこまれて
ヤバイ人が寄ってくるんですよねー
決して友達同士ではなかったシェアハウスの3人が
互いのことを気にしたり励ましたり、そんな自然な流れになって
悠里もちょっと吹っ切れることができました。
気の強い役もこなす武田梨奈さんですが
このドラマで演じる気弱で自信なさげのキャラも
親近感が持ててとても良いです。
3人の女性の会話はかなり赤裸々ですが共感できる度が高い。
30代女性だったらかなりうなずきながら見てしまうのではないでしょうか。
なかなかいい感じの男子が現れないですね。
鹿谷(猪塚健太)はクズキャラ???
このまま女だけで楽しく暮らすのもありかも?と思いますが
まだまだ満足しない彼女たちはこれからも果敢に攻めていきそう。
ちょっとコミカル風味が強めの時もあるけど
結局前のめりで見てしまうんだなぁー
女子の赤裸々トーク系のドラマはけっこうあるけど
こちらは主人公が地味目キャラであることから共感度UP。
FODで全話配信中だけど1週ずつ地上波で大事に見て行こうと思います。
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「美食探偵・明智五郎」第3話 日テレ4月26日(日) 22時30分
激安フレンチに押され売り上げが落ちていた「メゾンヴェリテ」で客(中村靖日)がノドに
パンを詰まらせ死亡する事件が起こる。
どうやら被害者は「ぐるめ大名」という名でグルメレビューサイトに
色々な店をこき下ろすレビューを書いている人物であったことが分かる。
また明智(中村倫也)はシェフ・伊藤(武田真治)の話からこの事件にもマグダラのマリア(小池栄子)
が絡んでいることを確信。
事件の真相に迫る・・・
コメディドラマなんですが全体に漂う切ない雰囲気に引き込まれます。...
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激安フレンチに押され売り上げが落ちていた「メゾンヴェリテ」で客(中村靖日)がノドに
パンを詰まらせ死亡する事件が起こる。
どうやら被害者は「ぐるめ大名」という名でグルメレビューサイトに
色々な店をこき下ろすレビューを書いている人物であったことが分かる。
また明智(中村倫也)はシェフ・伊藤(武田真治)の話からこの事件にもマグダラのマリア(小池栄子)
が絡んでいることを確信。
事件の真相に迫る・・・
コメディドラマなんですが全体に漂う切ない雰囲気に引き込まれます。
でもコメディ要素だけ取ってみるとそんなに面白くない。
苺(小芝風花)はかわいいキャラだけど幼稚さで笑わそうとするのは無理がある。
刑事たちのドタバタも同じく。
コメディ部分がもうちょっとうまくいけば
シリアスとの対比がくっきりしてさらに深い味わいになるはず。
ドラマとしては「シャーロック」と似たつくり(探偵ものということもあって)
で、やっぱりキモはコメディとシリアスの交わり方なんではないかと思います。
シャーロックの方がスケール感があった。明智はもうちょっと「可愛さがある」感じ。
今回のラスト、明智の寂しい横顔には胸打たれましたね。
離れていてもどこかで惹かれるマリアと明智。
うーん、せつない。
あともうちょっとでとってもとっても素敵になるのに
まだ不完全燃焼な感じです。
3話にしてだんだん皆さんのキャラも立ってきたので今後に期待。
しかし何話まで撮り終えているのだろう・・・
それだけが心配です。
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「いいね!光源氏くん」第4話 NHK 4月25日(土) 23時30分
トラックにひかれた!?と思いきや
突然姿を消した光源氏くん(千葉雄大)
意外なほどさみしさを感じる沙織(伊藤紗莉)。
するとなんと!また一人の平安貴族が沙織の部屋にやって来た。
妙に女好きでセクシー系色男が登場。なんと彼は頭中将だったのだ・・・
絶好調、平安ロマンチックコメディ。今回も大変楽しうございました。
ここにきてタイプの違うイケメンが2人に増える大サービス。
しかし沙織どのは無神経な平安貴族たちを相手に本当に大変。...
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トラックにひかれた!?と思いきや
突然姿を消した光源氏くん(千葉雄大)
意外なほどさみしさを感じる沙織(伊藤紗莉)。
するとなんと!また一人の平安貴族が沙織の部屋にやって来た。
妙に女好きでセクシー系色男が登場。なんと彼は頭中将だったのだ・・・
絶好調、平安ロマンチックコメディ。今回も大変楽しうございました。
ここにきてタイプの違うイケメンが2人に増える大サービス。
しかし沙織どのは無神経な平安貴族たちを相手に本当に大変。
言い寄られたと思いきや男同士が張り合うネタにされていることに傷つき
しらーっとディスられて傷つき
心の休まる暇がない。
沙織のちょっと引っかかる部分が女性なら分かる分かるってところを的確についてくるのが
心にくい脚本です。
和歌を詠むときの花びらが舞うCGも最初は「安っぽい」と思いましたが
慣れてくるとほっこり笑いが漏れてしまう。
ちょっとチープなところも魅力です。
頭中将の登場でさらに華やかになりました。
頭中将・桐山連さんの鷹揚なところが平安貴族っぽくなかなかのはまり役。
色目の使い方もベタで面白かったです。
普通で行ったら光源氏は千葉雄大さんじゃない人がキャスティングされそうですが
あくまでも可愛い系の作風を狙っての今回の配役はドンピシャ。
見れば見るほど癒される稀有なドラマに仕上がっています。
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