「部長と社畜の恋はもどかしい」第1話 テレビ東京 1月5日(水)深夜0時30分~
会社の営業部に努めているOLの丸山真由美ことまるちゃん(中村ゆりか)は毎日残業ばかりの社畜女子。
会社では頼まれたことを断れないまるちゃんにみんな無茶ブリしてくるがそれでも仕事が好きなまるちゃんはみんなに頼られるのが嬉しい。
ある日営業部で新年会をやっている時、定時に帰ることで有名な定司(ていじ)部長(竹財輝之助)に久々に会ったまるちゃん。定司部長は営業部で新人のまるちゃんに仕事のイロハを
教えた人だった。...
全部読む
会社の営業部に努めているOLの丸山真由美ことまるちゃん(中村ゆりか)は毎日残業ばかりの社畜女子。
会社では頼まれたことを断れないまるちゃんにみんな無茶ブリしてくるがそれでも仕事が好きなまるちゃんはみんなに頼られるのが嬉しい。
ある日営業部で新年会をやっている時、定時に帰ることで有名な定司(ていじ)部長(竹財輝之助)に久々に会ったまるちゃん。定司部長は営業部で新人のまるちゃんに仕事のイロハを
教えた人だった。以前は残業をバリバリやっていた定司部長だが今は定時上がりの定司部長。
残業は良くないという定司部長に「会社のために残業しないんですか?!」と
食い下がるまるちゃんだがつい愚痴をこぼしてしまい酔った勢いで部長と一夜を共にしてしまう。翌日部長に逢うと「俺たち大人なんだからわかるよな」と言われてしまい・・・!
社畜女子と定時上がりの部長、考え方がまるで違う2人のラブコメディー。
仕事を断れないまるちゃんの描写は気の毒だが好きでやっているのだから
仕方ないと思わせ、まるちゃんは根っからの社畜気質なんだと納得。
一方の定司部長はワークライフバランスを大事にして余裕しゃくしゃくで暮らす人。
それでも総務部の自販機に飲み物を買いに行く口実でサボる社員にはイライラしています。
つまりは時間の使い方が下手な人は嫌いみたい。
なぜこんな2人が恋愛関係に?
と思って見ていましたがきっかけは成り行きでエッチしてしまったことでした。
そうでなけりゃ価値観から何から違う2人だから一定以上は接近しないよなぁ。
となると多少のエッチな描写は必要不可欠ということになりますね。
主演の中村ゆりかさんは濡れ場も厭わない女優さんのようで
見ていてもいやらしい感じのしない濡れ場シーンでした。
これくらいは深夜ドラマだからOKでしょう。とはいえ録画して昼間見る方は
要注意です。
翌日に会ったら急に塩対応な部長。
これからどうなる・・?
主人公以外のキャラも今回は顔見せ程度だったのでこれからの活躍を期待です。
定司部長役の竹財さんは最近ご活躍ですがきっちりした性格の部長役がぴったりで
かっこいいですね。昔「砂時計」というドラマでさわやかな青年を演じておられましたが
すっかり大人の魅力がたっぷりな俳優さんになられましたね。
今後も深夜の息抜きドラマとして視聴していきたいと思います。
閉じる
相棒・元日スペシャル・第11話「二人」 テレビ朝日 2022年1月1日(土)21時ー
年末、峯秋(石坂浩二)の誘いで高級レストランを訪れた
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。
右京はレストランで与党政調会長・袴田(片岡孝太郎)と経済界の重鎮が会食している
所を目撃する。個室のテーブルにはもう一つサービスプレートが用意されており
あと1人訪れる様子だった。
年末年始の当番勤務にあたっていた亘に女性から電話が。
フィアンセか?と疑う右京達だったが紹介されたのは亘の姉・由梨(飯島直子)だった。...
全部読む
年末、峯秋(石坂浩二)の誘いで高級レストランを訪れた
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。
右京はレストランで与党政調会長・袴田(片岡孝太郎)と経済界の重鎮が会食している
所を目撃する。個室のテーブルにはもう一つサービスプレートが用意されており
あと1人訪れる様子だった。
年末年始の当番勤務にあたっていた亘に女性から電話が。
フィアンセか?と疑う右京達だったが紹介されたのは亘の姉・由梨(飯島直子)だった。
ピアノ教師をしながら協会でボランティアスタッフをしているという由梨は保護した
記憶喪失の老人(イッセー尾形)の身元を調べて欲しいと依頼する。
老人は記憶を失っており湊健雄と名乗っていること、大手駅売店“デイリーハピネス”という名前に反応する以外手がかりはない。
そんな中、右京と亘は老人を最初に発見した2人の少年に話を聞く。
利発な少年たちだが新は貧しい少年で親を亡くし祖母と2人暮らし。
一方の聡は裕福な家の子どもで母親から貧しい新と遊ばないように厳しく言われているようであった。
新年あけましておめでとうございます。
今年もドラマレビューをよろしくお願いしたします。
新年最初は「相棒」から。
毎年元日にはSPを放送している相棒ですが今年は太田愛さん脚本の
「二人」を放送しました。
派手な犯罪は起こらず地味に見える内容でしたが
今の日本が抱えているヤングケアラー、新自由主義に基づく自己責任社会
非正規雇用・派遣の労働問題、賃金格差、政権の“お友達”優遇の経済政策などの
問題に鋭く切り込む作品でした。
相棒では社会問題を切り取った作品が少なくないですが
今回の作品ほどズバリ、真っ向からテーマに扱った作品はなかなかないと思います。
湊健雄のつぶやく“デイリーハピネス”は鉄道会社が運営する駅売店で非正規雇用の店舗販売員は
休憩やトイレもろくに行けず、安い賃金で働き、一方で鉄道会社から天下ってくる幹部は多額の退職金を得ている。
湊さんは何故デイリーハピネスが頭に残っているのか?その謎解きから物語は始まります。
少年二人が思いやる姿がいとおしく
祖母と貧しく暮らす新少年の「貧しいのは自己責任なんだろ」という諦めの言葉が胸に刺さります。
ラスト、いつでも切れる非正規は国の発展になくてはならないという与党政調会長・袴田と右京の対決シーンは必見です。
OA後に非正規職員の描き方が製作陣によって意図的に改悪されたと脚本家・太田愛さんがブログに綴り話題となっています。
当該シーンは私も疑問に思い太田愛さんの主張はもっともだと感じました。
けれども今、この内容を元旦のゴールデンタイム
に放送し相棒という人気番組の主人公に格差の問題を語らせた功績は大きいかと思います。
事件と推理はありきたり感が否めませんでしたが内容の詰まった素晴らしいSPドラマでした。
閉じる
「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回 テレ朝 12月16日(木)21時ー
感染研究センターを東帝大学病院内に設立した
蜂須賀(野村萬斎)。
ところがこれからという時に
ケミカルサージェリーも功を奏さない膵臓がんを
患っていることが発覚。
蜂須賀から執刀を頼まれた大門未知子(米倉涼子)は
難手術を成功させるために努力を重ね
100%の成功を誓った。
しかし感染研究センター完成直前
皮肉なことに蜂須賀自らがウイルスに感染してしまう!
外部に感染を広げないため研究センターに閉じこもる蜂須賀。...
全部読む
感染研究センターを東帝大学病院内に設立した
蜂須賀(野村萬斎)。
ところがこれからという時に
ケミカルサージェリーも功を奏さない膵臓がんを
患っていることが発覚。
蜂須賀から執刀を頼まれた大門未知子(米倉涼子)は
難手術を成功させるために努力を重ね
100%の成功を誓った。
しかし感染研究センター完成直前
皮肉なことに蜂須賀自らがウイルスに感染してしまう!
外部に感染を広げないため研究センターに閉じこもる蜂須賀。
未知子は自らの感染も顧みず蜂須賀の手術を行うが…
ドクターX始まって以来の大ピンチ!
さらに未知子の恋愛模様まで描かれて
盛りだくさんで瞬きする間もない最終回でした。
未知子は蜂須賀ハッチの医学に賭ける純粋な気持ちに惹かれたのでしょうか?
今まで手術や治療に明け暮れた2人だからか、
大人の恋愛とはかけ離れた純粋な恋愛模様が描かれてキュンキュンしちゃいますね。
未知子ー!ハッチとくっついてもいいよ!と
応援したくなりました。
でもそうなると続編がなくなるから複雑ですが…
ウイルス感染の危険の中、手術を敢行する未知子。しかし手術は困難を極め絶体絶命の大ピンチに!!
未知子の蜂須賀を絶対に助ける、という気持ちが
胸を打ちます。
荒唐無稽にも思える展開で蜂須賀は一命を取り止めます。ハラハラドキドキ、これもドクターXのお家芸ですね。
ラストは登場キャラみんな大活躍で次シリーズもあるかも?!と思わせる幕引きで100点満点の最終回でした。
チームドクターX、最高ですね!
ハッチとの恋愛模様はまた改めて見てみたいです。視聴率も好調で大満足のシーズンでした。
大門未知子は永遠に不滅です!
閉じる
「二月の勝者ー絶対合格の教室ー」第9話 日本テレビ 12月11日(土)22時ー
受験本番まであと三か月。
黒木(柳楽優弥)は配布した「絶対合格カレンダー」に家族と話し合って決めた
志望校を記入し提出するよう生徒たちに指示する。
オメガクラスの上杉海斗(伊藤駿太)は開成を受験したいと母親(馬淵英里何)に打ち明ける。
Rクラス・今井理依沙(渡邉心結)は本人の学力にそぐわない学校名を描いて
カレンダーを提出してきた。
母・紹子(春日井静奈)が知名度だけで選んだ難関校のようで
佐倉(井上真央)は面談するが母親は過去問をやらせたら高得点が出たと言う。...
全部読む
受験本番まであと三か月。
黒木(柳楽優弥)は配布した「絶対合格カレンダー」に家族と話し合って決めた
志望校を記入し提出するよう生徒たちに指示する。
オメガクラスの上杉海斗(伊藤駿太)は開成を受験したいと母親(馬淵英里何)に打ち明ける。
Rクラス・今井理依沙(渡邉心結)は本人の学力にそぐわない学校名を描いて
カレンダーを提出してきた。
母・紹子(春日井静奈)が知名度だけで選んだ難関校のようで
佐倉(井上真央)は面談するが母親は過去問をやらせたら高得点が出たと言う。
答案用紙を見て黒木はカンニングだと断定。
理依沙は書店で過去問を見て答えを丸暗記していたのだった。
動揺する佐倉だが黒木の命題は
「いかに保護者にこの不正を知らせず理依沙を受験に向き合わせるか」だった。
佐倉は頭を悩ませる。
いよいよ受験まであとわずか。
年末年始の桜花ゼミナールが描かれます。
具体的な志望校を決める時期になり講師たちも具体的な学校名を出し
生徒がより良い合格を勝ち取れるよう作戦を練ります。
受験塾は授業料がお高いですがこのように作戦を練ったり
子どものモチベーションを高めたり受験素人の親を導いたりする料金も含まれているなら
まぁ納得のお値段ということになります。
子どもの教育とは資金さえ投入すればそこそこの学歴は買える、ということですね。
受験のプロのお手並み拝見、と言う感じで興味深く見られました。
無理めの学校を志望している理依沙ですが母親が独善的で子どもの実情も顧みず
見栄を張っているため、その期待に応えるためにカンニングをしてしまっていました。
カンニングをして母親だけを喜ばせても合格は勝ち取れずかえって傷ついてしまう・・・
しかし母親を怒らせて受験直前に塾を辞めることだけは絶対に避けたい。
この命題のもとで佐倉先生は悩みますが
子どもに寄り添ったやり方で自然と第一志望校を学力にあった学校に替させることに成功しました。
いくら有名校に合格しても入ってから勉強についていけなかったり
身の丈以上のことをやらされたりしていたら元も子もない。
理依沙はもっと簡単な学校の過去問をすらすら解くことで勉強へのモチベーションを取り戻し
本当に行きたい学校を見つけることができました。誰も怒らせず傷つけず導いたのは
佐倉先生の自然体の指導のたまものでした。
ぐいぐいと引っ張っていくイメージが強い塾講師ですが
佐倉先生のように生徒に寄り添ってじっくり向き合ってくれる先生もいいなぁと感じました。
受験を通じて子どもも親も本当の目標、幸せ、充実を得る過程が描かれるこのドラマ
いよいよ受験を迎えどのような結果が出るのでしょうか・・・?
受験の成功・失敗はあると思うけどまず挑戦できるということは尊いことだなと思いました。
閉じる
「ドクターX~外科医・大門未知子~」第9話 テレビ朝日 12月9日(木)21時ー
念願だった「感染症研究センター」の完成を目前に控えた
蜂須賀(野村萬斎)は大門未知子(米倉涼子)を誘って
昔ながらの寿司屋へ。
しかし体調が悪そうな蜂須賀・・・
蛭間(西田敏行)は具合が悪いといって来院した妻・華子(藤真利子)を
気のせいだなどといってぞんざいに扱う。
しかしその後、華子のすい臓がんが発見される。
医局の誰もが手術適応外だと見る症状だが未知子は「私なら切れる」と断言。...
全部読む
念願だった「感染症研究センター」の完成を目前に控えた
蜂須賀(野村萬斎)は大門未知子(米倉涼子)を誘って
昔ながらの寿司屋へ。
しかし体調が悪そうな蜂須賀・・・
蛭間(西田敏行)は具合が悪いといって来院した妻・華子(藤真利子)を
気のせいだなどといってぞんざいに扱う。
しかしその後、華子のすい臓がんが発見される。
医局の誰もが手術適応外だと見る症状だが未知子は「私なら切れる」と断言。
蜂須賀も未知子のオペにGoサインを出す。
困難な手術ながら華子のオペは成功。
ホッと一息する間もなく、実は蜂須賀が華子より重篤なすい臓がんだということが
発覚する。
蜂須賀は未知子にオペをしてほしいと頼む。
100%の成功を目指す未知子。やっと成功への道筋が見えてきた。
そんな中新たな感染症が猛威をふるい蜂須賀自身が感染症研究センターをロックダウンする事態に陥ってしまう。
最終回1回前って面白いですよねー!
今回の最終回1回前のドクターX、とても面白かったです。
蜂須賀先生が立派な先生であることが
分かりました。
真剣に感染症に立ち向かっているのですね。
自分がガンであることを知り完治のために未知子にオペして欲しくて味方になっていた…
とも取れますが、それ以上に未知子に対して
特別な気持ちがあるのかなぁ、なんて
邪推してしまいました。
一方で相変わらずの蛭間院長代理ですが
今回は奥様が大変なことになりました。
奥様のことをないがしろにしたために
離婚届を突きつけられる羽目になりました。
当然ですよね。
未知子の「妻の病気以上に大事なことなんかある?」という言葉は重かったですね。
蛭間役・西田敏行さんのお芝居が自由でぶっ飛んでいて最高でした。もう西田敏行さんしかあれは
できませんね。名人芸です。
また寿司屋の大将役で小堺一機さんがご出演!
寿司屋の大将、ピッタリですね。
久々に小堺さんを拝見できて嬉しかったです。
奥様のオペは困難を極めるが、未知子はなんとか切り抜け…
でも蜂須賀のガンはさらに難しい手術になると思われる。絶望する蜂須賀、
たが未知子は100%の成功を目指して徹夜で術式を考え出す。
未知子も蜂須賀のために徹夜までするとは
蜂須賀を特別な存在と感じているのか??
なんだかちょっとジーンと来ちゃいますね。
しかし前向きにがんばる未知子や蜂須賀を嘲笑うように新たな感染症の脅威が!!
ああ、どうなるんでしょう。
来週はいよいよ最終回。未知子のオペはもちろん感染症との戦いも必見です。
閉じる
「まいにち!ドラマレビュー」内の検索