【隅田川シーズンズ】
松戸の「本土寺」に紅葉狩りへ(その323)
11月22日、その日の朝8時10分の総武緩行線で、市川駅から西船橋駅まで行き、そこで武蔵野線に乗り換え、新松戸駅で千代田線にまた乗り換え、次の駅「北小金」駅で下車した。...
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11月22日、その日の朝8時10分の総武緩行線で、市川駅から西船橋駅まで行き、そこで武蔵野線に乗り換え、新松戸駅で千代田線にまた乗り換え、次の駅「北小金」駅で下車した。北口から10数分歩くと、山門が見えてきた。
この山門の紅葉の様子で、その日出会う景色が決まる。「少し早かったかな」と思った。多少紅葉しているようであったが、「真っ赤」というレベルではなかった。まだ開門の9時前であったが、大勢の人々が紅葉狩りに集まってきていた。皆一様に「少し早かったかな」とつぶやいていた。
入り口に並び、消毒薬を手に付け、入場すると、いつもと違ったルート、即ち出口から紅葉が見える方角に歩き始めた。毎年訪れていると、どのあたりがどうなっているか大体頭に入っていた。
お目当ての場所に行くと、既に大勢の人々が、思い思いにカメラを手にし、早速紅葉狩りをしていた。
まっ赤に紅葉した辺りは、多くの人が集まっていた。少し工夫をしなければ「人の頭ばかりが撮れてしまう」と思い、場所とアングルの設定を考えて、三脚を立てた。それでも前を遮る人々に心理的に迷惑をかけてしまった。
時折、目の前を通る人が、頭を下げて過ぎてゆくことがあり、その時は「なにかすまないこと」をしているような気になった。それでも場所を選べば何とかなった。
1周してみると、まあまあの紅葉狩りであった。特に1周回った後に、紅葉に染まった木々の間から、「五重塔」が浮かぶ場に立つと、「日本の秋」という風景が迫ってきた。
その残像を抱きながら、山門近くを撮影し、その日は帰路に就いた。昨日までの温かい秋の日々は去り、薄手のコートが丁度良い、秋の一日であった。市川駅で時計を見ると11時ごろであった。
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(その322)紅染の富士山麓に広がる東京の街並み
11月21日、その日の夕方、4時20分頃、西の空を見ると、富士山を中心に夕焼けがとても奇麗だった。
東京市街が、まさに富士山麓の城下町であるような情景だった。
丁度、その時間の頃、国際宇宙ステーション(ISS)が南西方角の空を通過するという情報を得て、ビデオカメラで追っかけてみたが、果たして捉えることができたのか残念ながら確信がない。
それにしても、上空にはひっきりなしに光を点滅させた航空機が飛んでいた。
富士山とスカイツリーを覆う空がオレンジから茜色に移ってゆくその瞬間(その321)
11月15日、その日の夕方、4時半ごろ東京方向の空を仰ぐと、富士山の上空を横にオレンジ色の帯がかかっていた。
ほんの5分ほどの間に、その色が茜色に変わっていった。
しかもその変化が絶妙な美しさだった。
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