JR市川から西船で東葉高速に乗り換え、八千代緑が丘へ(その100)
5月21日、その日は朝から気温が高い日だった。...
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5月21日、その日は朝から気温が高い日だった。
市川駅からJRに乗って、西船橋で東葉高速鉄道に乗り換えて、確か5つ目の「八千代緑が丘」駅で降りた。
西船橋では、一度JRの改札口を出て、東京メトロ東西線と直通の東葉高速の改札口にもう一度入り直した。
以前は、そのまま東西線に乗れたのだったが、東葉高速が出来た頃から、改札口の管理が厳しくなったようだ。
八千代緑が丘駅から、誘導路に従って20分ほど歩くと、「ローズガーデン」と銘打ったやちよ京成バラ園に辿り着いた。
午前10時頃だった。その時間でも、園内には既に大勢の人がバラを楽しんでいた。
入り口に入ると、白や赤、ピンク、そして黄色などのバラの彩に包み込まれた。
そして、圧巻だったのは、バラの香りであった。
ブルーシャトウの詩ではないのだが、正に「バラの香りに包まれる」という実感であった。
一気に、その甘い香りに包まれて、別世界に誘われた。
見渡す限り、100を超す種類の豪華絢爛なバラ、ばら、薔薇、が目の前に展開していた。
すれ違う人々の中には、その名前を一つ一つ確認している声も聞こえてきた。
凄い、よく覚えられるものだと、内心感心した。
2千坪ぐらいの敷地に9割のバラ園と残りの地に小川を造り、日本庭園風の空間をこしらえてあった。
随所に、薔薇のアーチがしつらえてあり、バラに囲まれるように遊歩できるようになっていた。
更に、バラの花に接近できるように、小道も随所に造られていた。
眼から入る、華やかなバラの形と色、鼻から匂うその香りにより、バラの世界に浸り、しばらくの別世界を楽しんだ。
耳からは、地元の学生が演奏する音楽が聞こえてきていた。
その音を聞きながら、その日はその花園を後にした。
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習志野市・谷津バラ園に行く(その99)
5月14日、その日10時近くになって、市川駅からJRに乗って、船橋で京成線に乗り換え、谷津バラ園に行った。...
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5月14日、その日10時近くになって、市川駅からJRに乗って、船橋で京成線に乗り換え、谷津バラ園に行った。
空は、一面雲がかかり、今にも雨が降ってきそうであった。
船橋駅や谷津駅に以前降りたのは、10年以上前のことだったと思う。
全く風景が変わっていた。
谷津駅から少し歩くと、そのバラ園に到着した。入場口付近からもバラの花園が見え、濃い色の花々が咲き誇っていた。
中に入ると、中央噴水に向かい、歩き始めると各バラの花壇にそれぞれのネームプレートが付けられ、興味深い名前のオンパレードであった。
初めてこのバラの園に足を踏み入れた私には、この世にはこんな沢山の種類のバラがあるのかと驚かされた。
5日に東京都北区にある「旧古河庭園」で見たバラの種類とは一桁違うほどの規模であった。
ヨーロッパの貴族たちに愛されたという歴史が、なんとなく頷ける豪華さであった。
また、ネーミングがユニークであった。「ヨハネパウロ2世」「クイーンエリザベス」とかの王様の名称や「プリンセスタカマツ」「プリンセスドウモナコ」等という女王などを冠したかと思えば、「ヘンリーフォンダ」等の銀幕の女優などの名前を採ったものとか、多彩であった。
バラの花、そのものの色や形も豊かであった。純白の白や少し黄色がかった白。真っ赤な花弁や濃い赤色のばら等バリエーションなどが色豊かであった。
バラ園の作りも、10ぐらいのコーナーに分かれ、それぞれテーマや見どころがあった。
大パーゴラのコーナーでは、美人さんの2人のモデルにカメラ持った人混みが出来ていた。
「香りの庭」では、鼻を近づけるとバラの強い香りが楽しめた。
一周回るのに、約1時間半ほどかかったが、6分咲きだといわれるその園を満喫し、雨にもたたられず無事出口へと向かった。
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2015年の6月~7月ごろに撮影したものです。
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