2月19日、その日9時ごろ自宅を出て江戸川へと走った。
空はすっきりと晴れ渡っていたが、風が強く、その風が冷たかった。それでも手元のウォッチで見ると6℃であった。
千葉街道を突っ切り、市川関所跡を土手伝いに走ると、絶えずヒューッという音と共に冷たい風が向かってきた。
すぐに里見公園の急な坂道に辿り着き、そこを登った。
里見公園に入ると菫の花が紫と黄色に植えられている花壇が目に入った。少し奥に入ると河津桜と思われる桜が満開になっていた。
里見公園への参道を遡り、国府台病院の横から、じゅん菜池緑地へと抜けた。
じゅん菜池緑地に入ると、白梅、紅梅が迎えてくれた。
池というより、小振りな湖のような水面には、黒系と白系の鴨がかなりの数戯れていた。
その湖の岸の周辺では、それらの鴨が身体を動かしていた。綺麗な艶がある色をした鴨もいた。
スマホで狙って近づいても、なかなか逃げようとしない鴨もいた。
森林の中の山道のような小道をさらに奥に入ると、梅林があった。
その日はその梅林がお目当てであったが、まだ満開ではなく、まばらに梅の花が開花していた。
そこから引っ返す、帰り道では、色の濃い紅梅に出会ったり、白い鳥が数羽湖面を飛ぶ光景を動画で撮ることができた。
カモメに似たその鳥たちは、湖面の上を自由に、そして気持ちよさそうに滑降するなどして楽しんでいた。
入り口周辺では数十羽の鴨達が、飛んだり泳いだりして、散々楽しんでる光景に出会った。
青空の下、鳥たちは思う存分羽を伸ばし、私達はそれを見て癒された。
空は真っ青で、たった一筋の白い飛行機雲しか目に入らなかった。
帰りはその日も、市川にある江戸川の桜並木の開花状態が9分咲きであることを確認し、自宅へと向かった。
12時頃のその日の気温は9℃であった。
閉じる