特に、ブラジルでは30万人以上の感染者が出ており、感染者数については世界で米国に次いで2番目の国となっている。
WHOの緊急時対応の責任者ミカエル・ライヤンは、ラテンアメリカ諸国がコビッド-19感染症まん延状態にあるが、ブラジルが現時点で、最も深刻な状況にあると述べている。
ブラジルの厚生大臣が金曜日に発表したところによると、過去24時間で感染症により1000人以上が死亡している。...
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特に、ブラジルでは30万人以上の感染者が出ており、感染者数については世界で米国に次いで2番目の国となっている。
WHOの緊急時対応の責任者ミカエル・ライヤンは、ラテンアメリカ諸国がコビッド-19感染症まん延状態にあるが、ブラジルが現時点で、最も深刻な状況にあると述べている。
ブラジルの厚生大臣が金曜日に発表したところによると、過去24時間で感染症により1000人以上が死亡している。 過去4日間のうち、3日間で同様の死亡者数を記録している。
ブラジルでのコビッド-19感染による死亡者数は合計、21,028人に及んでおり、世界で6番目の記録となっている。一方、感染者数は330,890人に及び、世界で2番目の記録となる。過去24時間での新たな感染者の数については、20,803人となっているという。
一方、メキシコでは、金曜日1日当たりの感染症による死亡者数が、479人で、合計の死亡者数が7,000人近くを数え、感染者数が、62,000人に至っている。なお、メキシコの厚生大臣によると、全ての地域からの感染データを全て集計できていないので、これらの値は過小評価値と見做している。
なおペルーでは、他の国と同様、コビッド-19感染の拡大防止に苦慮しているが、現在のところ、感染症死亡者数が3,100人以上、感染者数が111,000以上となっている。
ペルーのヴィズカラ大統領は、感染症拡大の抑え込みを優先するため、金曜日に、3月16日からの外出禁止を含む、緊急事態を6月30日まで延長することを正式決定した。 ラテンアメリカでの感染症拡大は、着実に進行しており、今後の成り行きが危惧される。
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