訴えを起こしたのは、4人の法学部の学生で、ディズニーランドのような米国の大きな遊園地企業が、「上海ディズニーランド」(アジアの客)に対してのみ、園内への食べ物の持ち込みを禁止しているのは、中国人のようなアジア人に対する差別に相当すると主張している。
米国やフランスのディズニーランドでは、食べ物の持ち込みを禁止していないという。
米国と中国が貿易戦争な最中であるので、今回の米国の企業が関与した告訴は中国で多くの関心を集めている。...
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訴えを起こしたのは、4人の法学部の学生で、ディズニーランドのような米国の大きな遊園地企業が、「上海ディズニーランド」(アジアの客)に対してのみ、園内への食べ物の持ち込みを禁止しているのは、中国人のようなアジア人に対する差別に相当すると主張している。
米国やフランスのディズニーランドでは、食べ物の持ち込みを禁止していないという。
米国と中国が貿易戦争な最中であるので、今回の米国の企業が関与した告訴は中国で多くの関心を集めている。
中国の法廷でも、今回の学生たちの告訴を認める模様である。
女子学生、ワンさんの訴えでは、今年の1月、上海ディズニーランドの入口で、食べ物を持ち込んで入場しようとしたら入場を拒否されたので、仕方なく持ち込みを諦めて、園内で高額な食事を買うこととなったという。
ワンさんは、このような規則は、客の正当な権利と利益に反するものだと主張した。 さらに、ワンさんは、「多くの人は、客としての権利がないがしろにされていると感じつつも、告訴にかかる時間や費用のため、諦めている。 しかし、私たちは、法学部の学生なので、皆さんに代わって、告訴を決定した。」とインターネット上で賛同を求めた。
中国共産党の『人民日報』も月曜日版で、「上海ディズニーランドが、客の権利や利益を尊重していないのは残念である」とコメントしている。
なお、今回の告訴に関する審問日程は、いまだ明らかになっていない。
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