4月17日水曜日の研究者たちの発表によると、この恐竜の墓場は、アルゼンチン西部の2.2億年の地層に位置し、そこには、10体もの恐竜の骨が1か所にまとまって見つかったという。
アルゼンチンの古生代生物学者のリカルド・マルチネス氏によれば、恐竜の骨は、まるで井戸にまとめて投げ込まれたように重なって発見されたとのことである。
サン・ホアン大学の自然科学博物館(IMCN)の科学者たちによると、発見された化石は「イシグアラスト」地層に属し、2.2億年前の地層で動物がまれにしか生息していない年代の地層だという。...
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4月17日水曜日の研究者たちの発表によると、この恐竜の墓場は、アルゼンチン西部の2.2億年の地層に位置し、そこには、10体もの恐竜の骨が1か所にまとまって見つかったという。
アルゼンチンの古生代生物学者のリカルド・マルチネス氏によれば、恐竜の骨は、まるで井戸にまとめて投げ込まれたように重なって発見されたとのことである。
サン・ホアン大学の自然科学博物館(IMCN)の科学者たちによると、発見された化石は「イシグアラスト」地層に属し、2.2億年前の地層で動物がまれにしか生息していない年代の地層だという。
恐竜の墓場は、昨年9月、首都ブエノスアイレスから西1100kmのサン・ホアン州で発見されたが、マルチネス氏によればこの発見は2つの重要な意味があるという。
1つ目は、この地層で7-8体の哺乳類の祖先であるディキノドン類の骨が見つかったことと、2つ目は、爬虫類のワニの祖先である主竜類の骨が同じ場所で見つかったことである。
恐竜の化石が発見された地層は1-2m直径で、1-2m厚さの限られた個所に集中して、あたかも墓場の形態をなしていたという。
これを説明する推論として、科学者たちは、この墓場の場所が、動物たちの水飲み場になっていたが、干ばつが起こり、集まってきた動物が次々と同じ場所で命を落としたためではないかと考えている。
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