【Globali】
英議員、英語能力試験における不正問題について調査を要求(2018/09/06)『CNN』『ザ・ヒンドゥー』などの英文メディアは、英国でビザ申請に必要な英語能力を証明する検定試験「TOEIC(トーイック)」において不正が行われ、外国人学生がビザの取り消しや申請却下などがあった問題で、同国の超党派議員らが独立機関での調査を要求していると報じている。
今月4日の議会で、労働党のウェス・ストリーティング議員は、内務省が外国人学生らに試験の受け直しや不服申し立ての機会などを与えずにビザを取り消すなど、数万人が追放されたと主張しており、「英国の忘れられた移民スキャンダル」と称している。同氏は「政府が学生らを全て不正とみなし、自然的正義の原則に逆らい、彼らに敵対的な環境を作りしたために、彼らの人生は混乱に追い込まれている。」と述べた。
英国では2014年にBBCの報告で、TOEICにおいて大規模な不正行為が行われたと報じられており、政府の発表によると、2016年には35870件のビザが申請の却下や取り消しとなったという。...
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