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2024年05月03日(金)
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【Globali】
 

世界が見る安倍首相の訪米総集編(2015/05/07)

安倍首相の訪米(日米首脳会談、共同記者会見、米議会での演説)は、中韓が歴史問題での謝罪がなかったと批判的なトーンだったが、予想されたよりは多くはなく、概ね成功裏に終わったといっても言い過ぎではない内容だった。米国の晩餐会でのオバマ大統領の厚遇ぶりからも、それが見て取れる。米国と日本の間にくさびを打ち込もうとする中国の狙いを削ぐことができたといえるし、韓国にプレッシャーを与えることにも成功した。今後、米国が日本に何をどれだけ要求してくるかはまだ未知数だが、今回の訪米で日米関係を強化できたことは間違いない。今回はこれまでお伝えできていなかった記事や、安倍首相訪米に関する最新情報をお伝えする。

5月6日付『ディプロマット』(米国)は、「安倍首相の米国訪問は韓国にプレッシャーを与えた」との見出しで、「日本に対する韓国の敵意の背後にある理由は、複雑で長期的であり、簡単に解決されることはないが、安倍首相の訪米の成功は、パククネ政権に日本との関係を改善するためのプレッシャーを与えたことはいえる」と報じた。
5月2日付『ワシントンタイムズ』(米国)は、「安倍演説は新たな日米の時代を記した」との見出しで、「安倍首相は上下両院合同議会演説で、経済と安全保障の課題にさらされている米国にもっとも近い友人として、第二次大戦での米国の戦死者を悼むなど、見事な演説を行った。...
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世界が見る70周年談話有識者懇談会(2015/02/27)

「20世紀を振り返り、21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」の初会合が開かれた。同懇談会は今後5か月の議論を経て、終戦記念日に発表する戦後70周年談話に盛り込む内容を安倍首相に報告し、これを基に安倍首相が最終的な談話の文言を決めていくという。安倍首相は70周年談話の方向性について、「村山談話を全体的に継承していく」としているものの、「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」など村山談話、小泉談話で引き継がれてきたキーワードについてはこだわらないとのスタンスを示しており、中国、韓国、米国などからは否定的な目で見られている。中国の王毅外相が国連安保理で「いまだに真実を認めたがらず、過去の侵略の犯罪をごまかそうとする者がいる」と、戦後70周年談話を意識した発言を行ったほか、米国政府も水面下で村山談話のキーワードを引き継ぐよう安倍政権に圧力をかけている模様だ。各国は70周年談話有識者懇談会について、以下のように報じた。

2月26日付『AP通信』(米国)及びそれを引用した『ガーディアン』(英国)は、「これまで引き継がれてきた政府の談話を、有識者懇談会が骨抜きにすることに拍車をかけるのではないかとの見方がある」と報じ、有識者懇談会の構成について、「学者10人、財界人3人、ジャーナリスト2人、国際支援活動家1人から構成されているもののメンバーの約3分の1が、例えば国際政治学教授の北岡伸一のような、首相のお気に入りで占められている」とやや批判的に報じ、「中道派のアジアの専門家である政策研究大学院学長の白石隆と、東京大学大学院の川島真准教授の任命と、リベラル寄りのジャーナリストの存在によって、ようやくバランスを保ってはいるものの、他の数人のメンバーは平和安全保障研究所理事長の西原正氏をはじめ、歴史修正主義者として知られている面々だ」と報じ、メンバーの人選に疑問を呈した。...
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