【Globali】
北朝鮮が米韓軍本部をパラグライダー奇襲計画(2017/10/11)
韓国軍の発表では、先月数日間、北朝鮮の特殊戦部隊がパラグライダーを使って韓国にある韓米連合司令部を奇襲する訓練をしていたという。パラグライダーは軽いため背負うこともでき、山頂から標的に降りる事が可能。また、音もなく低空を飛ぶため、ドローン(無人機)同様の奇襲効果があり、韓国軍のレーダーでは夜間の探知が難しいといい、北が限られた物資を使い奇襲してくることに警戒を強めている。
10月10日付韓国
『聯合ニュース(ヨンハップ)』は「北朝鮮特殊部隊がパラグライダーでの指令部襲撃作戦の訓練実施」との見出しで以下のように報道している。
「北朝鮮軍の特殊部隊が9月の数日間、パラグライダーを使用した米韓統合本部への襲撃作戦の訓練を行っていたと、韓国軍当局が火曜発表。パラグライダーは操縦が簡単で、重量も僅か3,4キロで軽いため、折り畳み式のパラグライダーを肩に背負い、山頂から標的に奇襲をかけられる。...
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10月10日付韓国
『聯合ニュース(ヨンハップ)』は「北朝鮮特殊部隊がパラグライダーでの指令部襲撃作戦の訓練実施」との見出しで以下のように報道している。
「北朝鮮軍の特殊部隊が9月の数日間、パラグライダーを使用した米韓統合本部への襲撃作戦の訓練を行っていたと、韓国軍当局が火曜発表。パラグライダーは操縦が簡単で、重量も僅か3,4キロで軽いため、折り畳み式のパラグライダーを肩に背負い、山頂から標的に奇襲をかけられる。パラグライダー訓練は特殊部隊の陸・海・空軍の数班に分かれて実施され、参加した北朝鮮兵は司令部に見立てた地点で訓練を行ったという。既に、韓国の大統領府をモデルとした建物を使った奇襲訓練をしていることは知られていた。
国防当局によると、韓国陸軍のレーダーは夜間、空からの襲撃(パラグライダー)を探知する能力は低く、音のしない低空飛行のパラグライダーはドローンのように効果があるため懸念されている。先月の米韓空軍による米空母参加の合同軍事演習は、このパラグライダー奇襲作戦を受けて行われていたのだという。」
同日付英国『エクスプレス』は「第三次大戦:北朝鮮が米韓合同軍へのパラグライダー奇襲訓練」との見出しで以下のように報道している。
「本日の韓国軍の発表によると、北朝鮮の陸空海軍が9月にパラグライダー訓練を行っていたという。昨夜の電話会談でロシアのラブロフ外相は米国ティラーソン長官に対し、朝鮮半島の緊張の高まりは「容認できない」と警鐘を鳴らした。また、軍事訓練を行う米国に対し、対話での解決をするという決意との矛盾点を指摘したという。
今日は先週3日間北朝鮮を訪問してきたロシアのモロゾフ議員が、北は米国やグアムを射程とする弾道ミサイル開発を進展させるつもりだと述べている。同氏によると米国の西海岸に達する計算のようであるという。」
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