ニューヨークタイムズは16日、皇太子が真の所有者であることを、サウジ王家の顧問が認めたと報じた。...

ニューヨークタイムズは16日、皇太子が真の所有者であることを、サウジ王家の顧問が認めたと報じた。今年7月にフランスのニュースサイトであるメディアパートも同様に、所有者はサウジの皇太子だと指摘していたが、サウジ当局は記事についてのコメントを拒否していた。

その大邸宅の外観は、17世紀の城に見えるが、実際はサウジの開発業者が、既存の19世紀の不動産を壊し、新たに建設したものである。そのアンティークな外観からは一見わからないが、映画館や屋内・屋外プール、ワインセラー、訪問者が下の部屋から鯉が泳いでいるのが見える堀などの近代的な設備が整っており、スイートルーム10室を備えている。

また57エーカー（約23万平方メートル）の敷地には、手入れの行き届いた庭園、大きな噴水などがあり、建物の内装は、金箔やフレスコ画の天井などで贅沢に飾られている。噴水だけでなく、照明や空調もiPhoneで操作することができる。

ニューヨークタイムズは、皇太子は、2015年に購入した5億ドル（約563億円）のヨットも取り扱った自身の個人的な財団、8つの投資会社を通してこの邸宅を購入したとしている。ヨットの購入はドイツ、バミューダ、マン島の弁護士や会計士らの協力で伏せられていたが、パラダイス文書により明らかになった。同紙はまた、11月に4億5,030万ドル（約507億円）で落札されたレオナルド・ダビンチの絵画「サルバトール・ムンディ（救世主）」も、ある王子が皇太子のために購入したと報じていた。

ブリュワー氏は3月から既にスターバックスの取締役であるが、正式には10月初旬に同社に入社し、新CEOのケビン・ジョンソン氏の直下で働く。ジョンソン氏は４月にCOOから昇進し、同社の創業者であるハワード・シュルツ会長からバトンを引き継いだ。...

ブリュワー氏は3月から既にスターバックスの取締役であるが、正式には10月初旬に同社に入社し、新CEOのケビン・ジョンソン氏の直下で働く。ジョンソン氏は４月にCOOから昇進し、同社の創業者であるハワード・シュルツ会長からバトンを引き継いだ。プレスリリースによれば、ブリュワー氏は同社の米国、中南米、カナダの店舗を担当する。また会社のグローバルなサプライチェーン、製品開発、店舗のイノベーションプラン等も指揮することになるという。

彼女は新しい役割を得て、再び米国企業で働く最も影響力のある黒人女性経営者の１人になると期待されている。ゼロックスのCEOであったアースラ・バーンズ氏が今年初めに退き、現在フォーチュン500社の主要会社には黒人女性のCEOはいない。黒人男性の大企業CEOも、アメリカン・エクスプレスのケネス・シュノールトCEO、JCペニーのマーヴィン・エリソンCEO他わずかだ。また大企業の女性CEOは全体的に減る傾向にあり、モンデリーズのアイリーン・ローゼンフェルドCEOや、エイヴォンのシェリー・マッコイCEOの退職が最近発表されている。

スターバックスは地元マーケットで苦戦している。新COOには売り上げが落ちている米国ビジネスのテコ入れが要請された。米国には13,000以上もの店舗がある。人気のあるモバイル・アプリも経営コストを増加させており、頭痛の種だ。同社は年間の収益予想を下方修正したこともあり、今年の株価は2.2%下落している。

ブリュワー氏はウォルマート・サムズクラブ等の経験で得た、大規模な小売業の運営やデジタル化、サプライチェーン、ロジスティックのノウハウを武器に、コーヒーチェーンの改革に向けて取り組んでいく。