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2024年10月15日(火)
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【Globali】
 

比ドゥテルテ大統領、やや低下でも依然高い支持率(2017/04/06)

リサーチ会社「パルス・アジア・リサーチ」の世論調査によると、昨年7月にフィリピンの大統領に就任したドゥテルテ大統領は、就任直後は86%の支持率、昨年12月で83%だった支持率が今年3月にはやや低下したが、76%が依然として大統領やその政策を支持しているという。地域別支持率では、首都マニラを中心とするルソン島では最も支持率が下がったが、大統領の地元ミンダナオ島では最も高い支持率だった。富裕層では支持が上昇し、貧困層では、最も支持率が低下したという。
ドゥテルテ大統領を巡っては、世論調査と同じ時期にあたる先月中旬、下院議員により超法規的殺害や腐敗を理由に弾劾の申し立てが出されているが、議会は政権寄りの下院議員が多数派を占めており、委員会を通過するのは難しいだろうと見られている。

4月5日付米国『ABCニュース』(AP通信引用)は「ドゥテルテの支持率は低下しても人気は維持」との見出しで以下のように報道している。
「水曜発表の「パルス・アジア・リサーチ」の世論調査(3月)によるとフィリピンのドゥテルテ大統領を信頼していた支持者の数が減少したが、4分の3の回答者は弾劾の申し立て中でも変わらず信頼を寄せているという結果。1200人の回答者のうち76%がドゥテルテ支持と回答、昨年12月の調査で83%だった当時より7%の減少となった。...
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迷走するフィリピン外交(2016/10/25)

今月25日から来日するフィリピンのドゥテルテ大統領は、中国を訪問し「中国が頼り、アメリカと決別する」と発言し、米国と世界を不安にさせたが、米国側はフィリピンと引き続き同盟関係を維持し麻薬問題でも支援を行うが、米国の利益を損なわせないとするなど駆け引きが続いている。ドゥテルテ大統領も来日を前に「米国との同盟関係は続いている」と日本のメディアに語るなど、来日での言動に世界から注目が集まる。

10月25日付米『ABCニュース』(AP通信引用)は「フィリピンのドゥテルテ氏は世界の関係を損なっている、米国」との見出しで次のように報道している。
アジア外交担当トップ、ダニエル・ラッセル東アジア・太平洋担当国務次官補は、比ドゥテルテ大統領の発言により、比政府の思惑が非常に不透明な状態が米国や世界の関係を損なっていると発言。ラッセル国務次官補は、物議を醸す発言の数々は米比、他各国、政府内だけでなく、民間企業や米国内のフィリピン人コニュニティでも明らかに不安を招いており、これは好ましくない事態だとし、フィリピンとの同盟関係を続ける努力と麻薬犯罪を含め支援を行う考えを示した。...
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