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2024年05月01日(水)
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【Globali】
 

タイの新憲法草案に批判が集中(2016/03/30)

タイの軍事政権は民政移管に向けて新憲法案を検討してきたが、その草案がまとまり29日公表された。タイでは2001年にタクシン政権が発足して以降、農村部を地盤とするタクシン派と反タクシン派の対立が発生した。軍部や官僚らはタクシン派を敵視し、2006年にクーデタによりタクシン政権を打倒したが、その後もタクシンン派は選挙で連勝し対立は続いている。
新憲法草案の改正内容は多岐にわたるが、上院を全て任命制にする、国会議員以外の首相就任を認めるなど非民主主義的な規定が盛り込まれている。その主眼は、タクシン前政権の復活を阻止し、今後も国政に対する軍部の影響力を確保することにあると見られている。
現プラユット軍事政権は、反対意見を厳しく取り締まり、露骨な人権侵害をおこなうなど独裁的な政権運営を強めており、今回の新憲法案を巡っても国内外から批判や懸念の声が出ている。

29日付『ザ・ワシントンポスト』紙(AP電)は、タイの新憲法草案が公表されたが内容は非民主的で軍部に多くの権限を与え過ぎているとの批判が出ていると伝えた。
軍事政権は、憲法草案の公表に当たって批判を禁止し、8月に信任の国民投票を実施する。その後、プラユット・チャンオチャ首相の約束によれば、2017年に総選挙が行われる予定である。
この草案には、250人の上院議員全員が軍事政権により任命され、6議席は軍人幹部および警察長官に確保されるとする規定がある。...
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オバマ大統領が歴史的なキューバ訪問(2016/03/22)

オバマ米大統領は20日、現職の大統領としては1928年のクーリッジ大統領以来88年ぶりにキューバを訪問した。両国は昨年互いの大使館をそれぞれ設置するなど、1961年の国交断交から54年ぶりに国交を回復させた。オバマ大統領の訪問は、歴史的な関係改善の大きな節目になるものと期待されている。

21日付『ザ・ワシントンポスト』紙は、オバマ大統領の歴史的なハバナ訪問によって、キューバがカストロ政権による人権蹂躙から解放される日が早まることは間違いないと報じている。
オバマ大統領のキューバ訪問は、経済封鎖など時代遅れで冷戦の遺物であった米国の対キューバ政策が変更されたことを明確に示すものである。共和党が牛耳る議会の妨害にもかかわらず、オバマ大統領は職権を行使して外交関係を正常化し、実質的に渡航制限を撤廃し、禁輸措置を大幅に緩和させた。...
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