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群馬・伊勢崎で気温40度・東電管内使用率・使用率90%(6月29日)
気象庁によると群馬県伊勢崎市では午後2時20分ごろ、気温が40度ちょうどに達した。6月に気温が40度となるのは今月25日に同じ伊勢崎市で40.2度を観測して以来。
東京電力管内の電力の供給力に対する需要の割合を示す使用率は午後2時半から午後3時までの実績で90%だった。
政府はきょう午後3時から午後8時までの時間帯は電力の需給が厳しいとして東京電力の管内で電力需給ひっ迫注意報を継続していて熱中症に警戒し冷房などを適切に使用しながら、できるかぎりの節電を求めている。
電力需給ひっ迫注意報・きょうも継続(6月28日)
厳しい暑さが続いている影響で、東京電力管内ではきょうも電力需給が厳しくなる見通しだとして、政府は電力需給ひっ迫注意報を継続する。熱中症に警戒して冷房などを適切に使用しながら、できる限りの節電を求めている。
きのう都内コンビニでは冷蔵庫などのフィルターをこまめに掃除、使わない調理器具の電源を切るなどして対応していた。映像提供・電力広域的運営推進機関。オクトではきのう、東北電力や中部電力などに東京電力管内への電力の融通を指示。...
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厳しい暑さが続いている影響で、東京電力管内ではきょうも電力需給が厳しくなる見通しだとして、政府は電力需給ひっ迫注意報を継続する。熱中症に警戒して冷房などを適切に使用しながら、できる限りの節電を求めている。
きのう都内コンビニでは冷蔵庫などのフィルターをこまめに掃除、使わない調理器具の電源を切るなどして対応していた。映像提供・電力広域的運営推進機関。オクトではきのう、東北電力や中部電力などに東京電力管内への電力の融通を指示。節電の効果とみられる需要減少や電力融通などできのうのひっ迫は回避。
火力発電事業者・JERAは、千葉県の火力発電所の運転再開を今週金曜日からあすに前倒しするがきょうは間に合わず。北海道電力、東北電力、東京電力は、それぞれの管内で予備率が5%を下回る可能性があるとして、新設の電力需給ひっ迫準備情報をきのう初めて出した。あすに向けて家庭や企業に対して節電の準備を進めるよう求めている。
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千葉県銚子沖建設予定の洋上風力発電・事業体・漁協に漁業振興の支出金(6月25日)
銚子市沖の洋上風力発電は三菱商事などでつくる事業体が6年後の発電開始を目指して総出力39万キロワット余の風車31基を建設する計画を進めている。
富士山を眺めることができる国の名勝「屏風ヶ浦」の景観を妨げないように風車を陸地から約2キロ離れた沖合に設置する予定。
関係者によると洋上風力発電の事業体が漁業の振興のために銚子市漁業協同組合に90億円、隣接する旭市にある海匝漁業協同組合に10億円を、それぞれ基金を通じて支出することが決まった。...
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銚子市沖の洋上風力発電は三菱商事などでつくる事業体が6年後の発電開始を目指して総出力39万キロワット余の風車31基を建設する計画を進めている。
富士山を眺めることができる国の名勝「屏風ヶ浦」の景観を妨げないように風車を陸地から約2キロ離れた沖合に設置する予定。
関係者によると洋上風力発電の事業体が漁業の振興のために銚子市漁業協同組合に90億円、隣接する旭市にある海匝漁業協同組合に10億円を、それぞれ基金を通じて支出することが決まった。
これについて銚子市漁協は「事業体からの支出金は魚の生態調査や担い手の育成など漁業と風力発電が共生するために活用していきたい」としている。
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揺らぐヨーロッパ(6月19日)
ウクライナの戦争をどう終わらせるかをめぐり、ヨーロッパの結束が揺らいでいる。停戦交渉を早期に始めるべきで、そのためにはウクライナ側の多少の譲歩はやむを得ないとする「和平派」と、ウクライナは国土を取り戻すべきで、ロシアに侵略の代償を払わせ、戦闘の長期化や死傷者の増加はやむなしとする「正義派」とにヨーロッパが分断されているとする報告書をシンクタンク「欧州外交評議会」がまとめた。
国別にみると「和平派」はイタリアやドイツ、ルーマニア、フランスであり、バルト三国、ポーランドは「正義派」に分類される。...
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ウクライナの戦争をどう終わらせるかをめぐり、ヨーロッパの結束が揺らいでいる。停戦交渉を早期に始めるべきで、そのためにはウクライナ側の多少の譲歩はやむを得ないとする「和平派」と、ウクライナは国土を取り戻すべきで、ロシアに侵略の代償を払わせ、戦闘の長期化や死傷者の増加はやむなしとする「正義派」とにヨーロッパが分断されているとする報告書をシンクタンク「欧州外交評議会」がまとめた。
国別にみると「和平派」はイタリアやドイツ、ルーマニア、フランスであり、バルト三国、ポーランドは「正義派」に分類される。この報告書が出た直後に、フランス・マクロン大統領、ドイツ・ショルツ首相、イタリア・ドラギ首相、ルーマニア・ヨハニス大統領がキーウを訪問したことは非常に興味深い。
この4か国の首脳は外交交渉を優先させる姿勢で「和平派」に相当する。EU加盟への交渉開始を認めることと引き換えにウクライナに和平案を迫るのではないかとの憶測が事前に出ていたが、実際に4首脳は会見でウクライナのEU加盟への交渉を支持すると表明した。
この訪問から1日置いて、「正義派」の英国・ジョンソン首相が予告なくキーウを訪問し、「私達はウクライナが必要な装備を提供し続ける。そしてこれからは装備とともに必要になる訓練も提供する」と会見で語った。まさにロシアに侵略の代償を払わせる強気の姿勢である。
「正義派」はロシアへのエネルギー依存が少ない傾向にある、例えば英国のロシアへの天然ガス依存度は6%とかなり少ない。英国の風力は十分な量を伴い安定的に吹いており風力発電だけでもかなりの部分やっていけるとみられる。
一方、天然ガスのパイプラインが大陸中に張り巡らされ、ロシア経由のガスを融通し合っている大陸ヨーロッパは置かれた状況が大きく異なる。戦闘が長引き、ガスの供給がロシアから止められた場合、ヨーロッパでは大停電になる。冬に停電が起きた場合には死者が出ることすら予想される。こうした理由から大陸ヨーロッパとしてはなんとか冬前に停戦に持ち込みたいのが本音である。
ロシアにはある程度の制裁を続けつつ、ウクライナ側には多少の譲歩は呑んでもらい、秋までになんとか停戦に持ち込むたいというのがウクライナ戦争の一つの落しどころとなるのかもしれない。
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天然ガス調達・EU・イスラエル、エジプトと連携強化で合意(6月16日)
EU(ヨーロッパ連合)とイスラエル、エジプトはエジプトの首都カイロで会合を開き東地中海で産出される天然ガスのヨーロッパへの安定的な供給に向けて連携を強化していくことで合意した。
合意ではイスラエルの沖合で産出される天然ガスをパイプラインでエジプトに輸送した後、液化してヨーロッパへ輸出するほか、輸送技術向上のための技術開発を進めることなどが確認された。
EU・フォンデアライエン委員長は「エネルギー調達先の多角化に向けロシアの化石燃料から信頼できる相手への移行を進めるなかこの2か国はまさに信頼できる調達先」と述べた。...
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EU(ヨーロッパ連合)とイスラエル、エジプトはエジプトの首都カイロで会合を開き東地中海で産出される天然ガスのヨーロッパへの安定的な供給に向けて連携を強化していくことで合意した。
合意ではイスラエルの沖合で産出される天然ガスをパイプラインでエジプトに輸送した後、液化してヨーロッパへ輸出するほか、輸送技術向上のための技術開発を進めることなどが確認された。
EU・フォンデアライエン委員長は「エネルギー調達先の多角化に向けロシアの化石燃料から信頼できる相手への移行を進めるなかこの2か国はまさに信頼できる調達先」と述べた。東地中海の天然ガスをめぐっては周辺国が協力を模索していたが、ロシアによる軍事侵攻を受けて連携が加速した形。
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