韓国軍・北朝鮮輸出の砲弾・ハマスが使用か(10月18日)
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮がイスラム組織ハマスに武器を輸出し、イスラエルに対する攻撃で使われた可能性があるとの見方を示した。北朝鮮製の砲弾がイスラエルとガザの境界付近で発見されて北朝鮮から輸出された可能性を指摘したもの。
ハマスがイスラエルに仕掛けた攻撃に関する写真や映像を分析した上で韓国軍は発見された砲弾はハングルと数字で「パン-122」と刻まれていて北朝鮮軍が使用する122ミリ砲弾と推定した。...
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韓国軍合同参謀本部は北朝鮮がイスラム組織ハマスに武器を輸出し、イスラエルに対する攻撃で使われた可能性があるとの見方を示した。北朝鮮製の砲弾がイスラエルとガザの境界付近で発見されて北朝鮮から輸出された可能性を指摘したもの。
ハマスがイスラエルに仕掛けた攻撃に関する写真や映像を分析した上で韓国軍は発見された砲弾はハングルと数字で「パン-122」と刻まれていて北朝鮮軍が使用する122ミリ砲弾と推定した。
そしてハマスの奇襲攻撃の戦術を北朝鮮が韓国に対して実行する可能性があるとしている。北朝鮮はハマスのイスラエル攻撃に北朝鮮製の武器が使われたとの報道を否定した。
韓国は北朝鮮が中東に武器を輸出しているとみている。北朝鮮はハマスに支持を表明しイスラエルの行為を絶え間なく続く犯罪行為と非難した。
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北朝鮮・衛星打ち上げ警戒続く(10月10日)
北朝鮮の朝鮮労働党の創立から78年となり、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「ピョンヤン中心部の広場で大規模な祝賀行事が行われた」と伝えた。
学生たちによる踊りの披露や国旗の掲揚式、花火の打ち上げが行われ、国威発揚と結束強化を図るねらいがあるとみられる。
北朝鮮の国家航空宇宙技術当局は5月と8月に打ち上げを試みたものの新型ロケットの異常で失敗した軍事偵察衛星について、3回目の打ち上げを今月中に断行すると予告している。...
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北朝鮮の朝鮮労働党の創立から78年となり、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「ピョンヤン中心部の広場で大規模な祝賀行事が行われた」と伝えた。
学生たちによる踊りの披露や国旗の掲揚式、花火の打ち上げが行われ、国威発揚と結束強化を図るねらいがあるとみられる。
北朝鮮の国家航空宇宙技術当局は5月と8月に打ち上げを試みたものの新型ロケットの異常で失敗した軍事偵察衛星について、3回目の打ち上げを今月中に断行すると予告している。
キムジョンウン総書記は4年ぶりに専用列車でロシア極東を訪問し、ボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と共にロケット発射台などを視察したあと首脳会談に臨み戦略的協力の強化で一致した経緯がある。
韓国の通信社「連合ニュース」は「ロケットや衛星本体の開発などでロシアからの技術支援が取り沙汰されている」と伝えていて、関係国が警戒を続けている。
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北朝鮮・ロシアとの連携強化を強調(10月1日)
北朝鮮はロシアとの関係強化を米国が非難したことに反発する外務次官の談話を発表しロシアとの関係は戦略的拠点だとしてさらに連携を強化する姿勢を強調した。
北朝鮮のイムチョンイル外務次官はきょう国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しロシアとの関係強化を米国が非難したことに反発した。
談話では米国に対してロシアとの友好関係の発展を国際法違反などと言いがかりをつけ世界の平和の脅威であるかのように世論をミスリードしていると非難した。...
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北朝鮮はロシアとの関係強化を米国が非難したことに反発する外務次官の談話を発表しロシアとの関係は戦略的拠点だとしてさらに連携を強化する姿勢を強調した。
北朝鮮のイムチョンイル外務次官はきょう国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しロシアとの関係強化を米国が非難したことに反発した。
談話では米国に対してロシアとの友好関係の発展を国際法違反などと言いがかりをつけ世界の平和の脅威であるかのように世論をミスリードしていると非難した。そのうえでキムジョンウン総書記が先月、プーチン大統領と首脳会談を行ったことを踏まえて新たな段階に昇華している両国関係は平和を守る強力なとりでであり戦略的拠点だと主張している。
ロシアと北朝鮮は今月12日で国交樹立から75年を控えていて談話ではさらに連携を強化する姿勢を強調している。一方、同じく友好国とする中国の建国記念日にあたるきょうの国慶節に合わせてキム総書記は習近平国家主席に祝電を送り両国関係は新たな歴史的時期に入ったと主張していて後ろ盾の中ロ両国との連携をアピールしている。
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核開発めぐる憲法修正・北朝鮮外相“米国などが非難”反発の談話(10月1日)
北朝鮮のチェソニ外相は、米国などが国連安全保障理事会の非公開会合で北朝鮮が憲法を修正し核武力政策を明記したことを非難したとして、反発する談話をきのう発表した。
談話では、“米国をはじめ敵対勢力がわれわれに非核化を強要し、核保有国としての憲法上の地位を奪おうとするなら最も重大な主権侵害と見なす”と反発している。また安保理に対しても米韓合同軍事演習などを念頭に、“米国とその追従勢力が絶えず続ける軍事挑発を完全に無視し、わが国の合法的な主権行使のみを問題視するのは二重基準だ”と非難している。...
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北朝鮮のチェソニ外相は、米国などが国連安全保障理事会の非公開会合で北朝鮮が憲法を修正し核武力政策を明記したことを非難したとして、反発する談話をきのう発表した。
談話では、“米国をはじめ敵対勢力がわれわれに非核化を強要し、核保有国としての憲法上の地位を奪おうとするなら最も重大な主権侵害と見なす”と反発している。また安保理に対しても米韓合同軍事演習などを念頭に、“米国とその追従勢力が絶えず続ける軍事挑発を完全に無視し、わが国の合法的な主権行使のみを問題視するのは二重基準だ”と非難している。
そのうえでチェ外相は“敵対勢力のあらゆる企図を最も強力かつ圧倒的な対応力で抑止し、核保有国の地位を徹底的に守っていく”と対抗措置を示唆してけん制した。
北朝鮮は去年、チェ外相が日米韓3か国による首脳会談に反発する談話を発表した翌日にICBM(大陸間弾道ミサイル)級の「火星17型」を発射した経緯があり、関係国は警戒を続けている。
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北朝鮮・核武力政策を憲法に明記(9月28日)
北朝鮮は各地の代表からなる最高人民会議を開き、憲法に核武力政策を明記し、「責任ある核保有国として戦争を抑止し地域と世界の平和を守るため核兵器の発展を高度化する」と修正補充したと国営の朝鮮中央通信などを通じて発表した。
会議で演説したキムジョンウン総書記は「一度保有した核は国家の永遠の戦略資産として保存、強化し、誰もいかなる場合でも傷つけることができないようにすべきだ」と述べ、核ミサイル開発を推し進める姿勢を強調した。
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