【北朝鮮を追う】
北朝鮮「人工衛星」打ち上げ・今月31日~来月11日に(5月29日)
日本政府関係者によると、北朝鮮からIMO(国際海事機関)に対し、今月31日から来月11日の間に、人工衛星を打ち上げる計画の通告があったという。海上保安庁によると、落下が予想される海域は、いずれも日本の排他的経済水域EEZの外側で、北朝鮮の西側の公海上の2か所と、フィリピンの東側の1か所の合わせて3つの海域で、航行警報を出して船舶に注意を呼びかけている。北朝鮮団体などに米韓が独自制裁・核・ミサイル開発の資金源(5月24日)
韓国外務省はきのう、北朝鮮の国防省傘下や、朝鮮労働党軍需工業部傘下の企業2社とその責任者ら、ITサイバー分野の教育機関など、合わせて3つの団体と個人7人を、新たに独自制裁の対象にすると明らかにした。
北朝鮮の企業がロシアや中国、ラオスにIT技術者を派遣して、暗号資産を取り引きするシステムの構築に従事させるなど違法な外貨稼ぎを行ったなどとしている。 また米国財務省も23日、暗号資産を盗むためのサイバー攻撃に関与したなどとして、北朝鮮のIT分野の教育機関や、対外工作機関傘下の組織など、4つの団体と個人1人を、資産凍結などを科す制裁の対象に加えたと発表した。...
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北朝鮮・衛星発射場“大型のクレーン設置”(5月16日)
米国の研究グループは、北朝鮮北西部の衛星発射場を撮影した衛星写真を分析した結果、発射台の近くに新たに高さ約90メートルのクレーンが設置されていることを確認した。
このクレーンを使えば発射台をこれまでより20メートル高くできると指摘。去年3月、キムジョンウン総書記が施設の改修、拡張を指示したことに関連していると指摘している。
拉致被害者の家族・4年ぶりに訪米し会見“米国側・国連安保理で問題取り上げ目指す”(5月5日)
北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けて理解と支援を求めるため4年ぶりに米国を訪問している拉致被害者の家族などは前の駐日大使のハガティ上院議員やシャーマン国務副長官など米国政府高官と相次いで面会した。米国への訪問は新型コロナの影響で2019年以来、4年ぶり。
家族会は米国側に対し親世代が存命のうちに被害者全員の帰国が実現するなら北朝鮮に人道支援を行うことに反対しないということし2月に打ち出した新たな活動方針を説明し、拉致問題の早期解決に向けて理解と支援を求めた。...
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米韓「拡大抑止」強化に北朝鮮反発(4月29日)
米国のバイデン大統領と韓国のユンソンニョル大統領は今月26日に首脳会談を行い、北朝鮮が核ミサイル開発に拍車をかける中、米国の核戦力を含む抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」を強化するとしたワシントン宣言を発表した。
これについて北朝鮮の金正恩総書記の妹・キムヨジョンは国営メディアを通じて談話を発表し、米韓両国が核戦力をめぐって情報共有を図る協議体新設や米国の戦略原子力潜水艦の韓国への寄港などで合意したことを踏まえて、“わが国への極悪な敵視政策が集約された産物だ”と強く反発した。またバイデン大統領が会談後の共同記者会見で、「北朝鮮が核攻撃を行えば政権は終わりを迎えることになる」と述べたことについても“未来のない老人の妄言だ”と非難している。 その上で談話では“米国と南の妄想は今後さらに強力な力に直面することになる”と対抗措置を示唆して米韓両国をけん制した。 「北朝鮮を追う」内の検索 |