【北朝鮮を追う】
北朝鮮・核ミサイル開発強調・米国とは“対決と対話”(1月16日)
北朝鮮の国営テレビは軍事パレードの映像をきのう放送し「北極星5」と記されたSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル)などを公開した。
北朝鮮は軍事パレードを去年10月に行ったばかりで短い間隔での実施は異例。米国・バイデン新政権発足を控え、核ミサイル開発を強化する姿勢を強調した。 一方、ICBM=大陸間弾道ミサイルは軍事パレードに搭乗しなかった。 あすには最高人民会議が開かれることになっていて、北朝鮮としては制裁や新型コロナの感染対策などで経済に大きな影響が出る中、一連の行事を通じ金正恩総書記の求心力を一段と高めたい狙いがあるとみられる。
北朝鮮“新型ICBM”など公開(10月12日)
北朝鮮は、朝鮮労働党創立75年記念日にあたる10日未明、軍事パレードを行い、新型とみられるICBM・大陸間弾道ミサイルなどを公開した。
金正恩委員長は演説で、軍事力強化を継続する考えを示すも、「誰かを狙うものではない」とも述べ、協議が硬直する米国については直接言及しなかった。 ホワイトハウス高官は「北朝鮮が核ミサイル計画を優先し続けていることに失望する」とコメントしている。 監視・北朝鮮「瀬取り」で密輸・カナダ軍が艦船派遣(10月10日)
北朝鮮への監視で連携の動きも。船から船に積み荷を移し替える「瀬取り」の手口で石油精製品などの密輸を続ける北朝鮮であるが、ミサイル開発などの資金と物資を入手できないよう国連安全保障理事会が制裁を科し、日本と米国を中心とする有志連合が瀬取りの監視に当たっている。
そこにカナダ軍が新たに東シナ海に艦船を派遣して監視活動を始めた。 日本の外交筋は、日本とカナダの協力は対北朝鮮だけでなく、東シナ海や南シナ海で海洋進出を加速する中国への対応でも連携に期待を示している。 韓国の乗組員射殺・金委員長から謝罪のメッセージ届く(9月25日)
韓国大統領府によると、韓国の漁業指導船の乗組員が北朝鮮軍に射殺されたことについて、北朝鮮の朝鮮労働党で韓国との関係を担う統一戦線部はきょう午前、韓国大統領府に電文を送ってきた。
この中で「ムンジェイン大統領と南の同胞たちに大きな失望感を与えたことに対し非常に申し訳ない」とするキムジョンウン委員長の謝罪のメッセージを伝えてきた。 また統一戦線部は「不法に侵入した者が逃げようとしたため射殺したもので、遺体を焼いた事実はない」などと説明し、韓国側が北朝鮮の対応を厳しく非難していることに遺憾の意を表明した。...
全部読む
北朝鮮・大雨・台風被害・キム委員長・被災地視察・復旧に全力の姿勢強調(9月15日)
大雨や3つの台風による被害が先月から今月にかけて相次いだ北朝鮮では、キムジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、被災地に新たに建設された住宅を視察する様子を国営メディアが伝え、復旧に全力であたる姿勢を強調することで、国民の動揺を最小限に留めたい狙いが窺える。
今日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、「キム委員長が、被災地のファンヘ(黄海)北道にある村で新たに建設された住宅を視察し、作業にあたった軍を称えた」と伝えている。...
全部読む
「北朝鮮を追う」内の検索 |