北朝鮮・キムジョンウン総書記・“初の軍事偵察衛星が完成”打ち上げ準備急ぐ(4月19日)
北朝鮮はキムジョンウン総書記がきのう国家宇宙開発局を視察。初めてとなる軍事偵察衛星が完成したとして、計画された期間内に打ち上げられるよう最終準備を急ぐ方針を明らかにしたと発表した。
北朝鮮が人工衛星の打ち上げと称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射すれば2016年2月以来となり、北朝鮮に対し、弾道ミサイル技術を使った発射を禁じた国連安全保障理事会の決議に違反することになる。
国連安保理・鋭く対立・北朝鮮・新型ICBM発射で(4月18日)
北朝鮮が先週、固体燃料式の新型ICBM大陸間弾道ミサイル級の火星18型を発射したことについて、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれ、米国や日本などが北朝鮮を強く非難したのに対し、中国やロシアは、緊張を招いたのは米国側だと反論し、双方が鋭く対立した。
日本時間のけさ4時過ぎから米国・ニューヨークで開かれた緊急会合、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、中国とロシアが安保理の結束を乱していると批判した。...
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北朝鮮が先週、固体燃料式の新型ICBM大陸間弾道ミサイル級の火星18型を発射したことについて、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれ、米国や日本などが北朝鮮を強く非難したのに対し、中国やロシアは、緊張を招いたのは米国側だと反論し、双方が鋭く対立した。
日本時間のけさ4時過ぎから米国・ニューヨークで開かれた緊急会合、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、中国とロシアが安保理の結束を乱していると批判した。
また、日本の石兼国連大使は今こそ安保理が一致した対応を示すべきだと訴えた。
これに対して、中国の張軍国連大使は「朝鮮半島周辺の緊張は、米国の一貫性のない政策こそが原因」だと反論し、米国は問題の核心を直視し、責任ある態度を取るべきだと非難した。
また、ロシアのネベンジャ国連大使は、議長として会合の開催を認めたが、このようなプロパガンダや政治的な圧力をかけるための会合は開かれるべきではないと述べて、追加の制裁などに改めて反対し、安保理の中での対立が際立つ形となった。
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“新型ICBM「火星18型」きのう初の発射実験”北朝鮮(4月14日)
北朝鮮は金正恩総書記の立会いの下、従来の液体燃料式より迅速に発射できる固体燃料式新型ICBM・大陸間弾道ミサイル火星18型の初の発射実験を昨日行ったと国営メディアを通じて発表した。
韓国軍は、北朝鮮がきのう、射程が中距離級以上の弾道ミサイル1発をピョンヤン付近から日本海に向けて発射したと明らかにしていて、発表はこのミサイルをさすと見られる。
北朝鮮はことし、3年目に入った国防5か年計画で、従来の液体燃料式より迅速に発射できる固体燃料式のICBM大陸間弾道ミサイルの開発を掲げていて、迎撃や探知を難しくし、奇襲能力を高めることを目指していると見られる。...
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北朝鮮は金正恩総書記の立会いの下、従来の液体燃料式より迅速に発射できる固体燃料式新型ICBM・大陸間弾道ミサイル火星18型の初の発射実験を昨日行ったと国営メディアを通じて発表した。
韓国軍は、北朝鮮がきのう、射程が中距離級以上の弾道ミサイル1発をピョンヤン付近から日本海に向けて発射したと明らかにしていて、発表はこのミサイルをさすと見られる。
北朝鮮はことし、3年目に入った国防5か年計画で、従来の液体燃料式より迅速に発射できる固体燃料式のICBM大陸間弾道ミサイルの開発を掲げていて、迎撃や探知を難しくし、奇襲能力を高めることを目指していると見られる。
ことし2月には、朝鮮人民軍の創設から75年の節目に行われた軍事パレードの最後に、片側9輪の迷彩色の移動式発射台に搭載された新型ミサイルが登場した。
韓国の専門家からは、固体燃料式のICBMの実物大の模型ではないかという指摘が出たほか、韓国国防省は、開発が年内に一定の進展を見せる可能性があるという見方を示していた。
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北朝鮮ICBM級発射か・日本領域内への落下確認されず(4月13日)
防衛省はきょう午前7時26分、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと発表した。
政府は午前7時56分、エムネット緊急情報ネットワークシステムで情報を発信し、“先ほど発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道周辺に落下するものと見られる。北海道においては直ちに建物の中や地下に避難してください”と伝えた。しかし午前8時16分、政府はエムネットで新たに情報を発信し、“本日7時55分にJアラート、7時56分にエムネットにて北朝鮮から発射されたミサイルのうち1つが北海道周辺に落下するものと見られる”として発表した。...
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防衛省はきょう午前7時26分、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと発表した。
政府は午前7時56分、エムネット緊急情報ネットワークシステムで情報を発信し、“先ほど発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道周辺に落下するものと見られる。北海道においては直ちに建物の中や地下に避難してください”と伝えた。しかし午前8時16分、政府はエムネットで新たに情報を発信し、“本日7時55分にJアラート、7時56分にエムネットにて北朝鮮から発射されたミサイルのうち1つが北海道周辺に落下するものと見られる”として発表した。その後、“情報を確認したところ当該ミサイルについては北海道およびその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので訂正する”と改めて発表した。
防衛省は北朝鮮がきょう午前7時22分ごろ、内陸部から少なくとも1発のICBM大陸間弾道ミサイル級の可能性のあるものを高い角度で東の方向に発射したと見られると発表した。日本の領域内への落下やEEZ排他的経済水域内への飛来は確認されていないという。
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮がきょう午前7時23分ごろ、首都ピョンヤン付近から射程が中距離級以上の弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射したと発表した。飛行距離はおよそ1000キロで通常より角度をつけて高く打ち上げるロフテッド軌道で発射されたとしている。また韓国軍の関係者は今回の発射について、迅速に発射できる固体燃料式の新型のICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験だった可能性も含めて分析を進めていることを明らかにした。
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北朝鮮・キム総書記「攻撃作戦計画」を確認(4月11日)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は党中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、厳しさを増す朝鮮半島情勢を踏まえて軍事的問題を討議したと伝えた。
キムジョンウン総書記は戦争抑止力をより実用的かつ攻勢的に拡大し効果的に運用する必要性を強調したうえで、前線での「攻撃作戦計画」を確認したとしている。公開された写真にはキム総書記が軍の幹部らを前に朝鮮半島の地図とみられるものを指さしながら話をする姿などが写っている。...
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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は党中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、厳しさを増す朝鮮半島情勢を踏まえて軍事的問題を討議したと伝えた。
キムジョンウン総書記は戦争抑止力をより実用的かつ攻勢的に拡大し効果的に運用する必要性を強調したうえで、前線での「攻撃作戦計画」を確認したとしている。公開された写真にはキム総書記が軍の幹部らを前に朝鮮半島の地図とみられるものを指さしながら話をする姿などが写っている。
これについて韓国の通信社「連合ニュース」は、「キム総書記が指さしているのは韓国中部ピョンテクにある在韓米軍の基地周辺とみられる」と伝えている。キム総書記は国家や軍を指導する党トップに就任してからきょうで11年となり、合同軍事演習や共同訓練を通じて抑止力の強化を図っている米韓への対決姿勢を一段を強めている。
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