幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「silent」 第10話 フジテレビ 12月15日(木) 22時-
青羽紬(川口春奈)の部屋にCDを借りにきた佐倉想(目黒蓮)は2人の距離が近づいてくる中で
紬の笑顔を見るたびに嬉しくなる反面、声が聞こえない寂しさを感じてしまう。
横井真子(藤間爽子)にどうして想と付き合わないのか聞かれた紬は、寂しそうな様子を見せる想を心配し、何か言いづらいことがあるのだろうから呑気に付き合ってくれと言いづらいと話す。
そんな2人の事情を紬の弟、光(板垣李光人)から聞いた戸川湊斗(鈴鹿央士)はまたふっと紬の前からいなくなることは許さないと伝える。...
全部読む
青羽紬(川口春奈)の部屋にCDを借りにきた佐倉想(目黒蓮)は2人の距離が近づいてくる中で
紬の笑顔を見るたびに嬉しくなる反面、声が聞こえない寂しさを感じてしまう。
横井真子(藤間爽子)にどうして想と付き合わないのか聞かれた紬は、寂しそうな様子を見せる想を心配し、何か言いづらいことがあるのだろうから呑気に付き合ってくれと言いづらいと話す。
そんな2人の事情を紬の弟、光(板垣李光人)から聞いた戸川湊斗(鈴鹿央士)はまたふっと紬の前からいなくなることは許さないと伝える。
人が会わなくなった人のことで最初に忘れてしまうのは声なんだそうですね。
大好きだった紬の声が思い出せない想は
耳が聞こえなくなった事実をまた目の前に突きつけられ辛くて仕方ないのでしょう。
前も自分が耳が聞こえなくなり、一緒に音楽を聴いたり話したりできないことが辛く、好きだからこそ一緒にいるのが辛くなるのが悲しくて分かれたと紬に伝える想。
それでもまた再会すれば好きな気持ちが抑えられないからより一層つらいと…
想が好きだった紬の声が思い出せなくなっていることで、今の自分が昔と全く違ってしまっていることにまた気づき寂しさが募ってしまうと…
紬は優しい言葉で想に寄り添いますが
そうは涙を流しているばかりでした
思いを伝えることの難しさ、相手の気持ちをどう受け取るかの難しさが繊細に描かれていました。
登場人物たちはみな相手のことを思いやり
理解しようとしていますが、だからこそ悲しみの淵に立たされてしまうこともあって
本当に切ないです。
紬は想に自分の気持ちをどう伝えるのか、
想はどう受け止めるのか…
来週最終回ですが全く結末が予想つかず。
早く見たいような、終わるのが寂しいような複雑な気持ちです。
閉じる
「クロサギ」7話 TBS 12月2日(金) 22時
黒崎(平野紫輝)は自分の敵がひまわり銀行の役員・宝条(佐々木蔵之介)であることを確信していた。
宝条の身辺を洗った黒崎は宝条が目をかける支店長・牛山(山口紗弥加)に目をつける、
同じころ、刑事の神志名(井之脇海)は警視庁への異動が命じられていた。
黒崎はひょんなことから知り合った詐欺被害者家族を巻き込んでひまわり銀行に詐欺を仕掛けることに成功。しかし宝条は牛山だけに罪をかぶせてひまわり銀行全体のダメージを回避した。...
全部読む
黒崎(平野紫輝)は自分の敵がひまわり銀行の役員・宝条(佐々木蔵之介)であることを確信していた。
宝条の身辺を洗った黒崎は宝条が目をかける支店長・牛山(山口紗弥加)に目をつける、
同じころ、刑事の神志名(井之脇海)は警視庁への異動が命じられていた。
黒崎はひょんなことから知り合った詐欺被害者家族を巻き込んでひまわり銀行に詐欺を仕掛けることに成功。しかし宝条は牛山だけに罪をかぶせてひまわり銀行全体のダメージを回避した。
一方、氷柱(黒島結菜)は黒崎に詐欺の片棒を担がされそうになった怒りから八つ当たりするも
軽くいなされてしまう。そして宝条とつながりのある大学教員の鷹宮(時任勇気)が氷柱の家までやって来る。
ラスボスは誰なのか…
新たなターゲット、宝条を相手に揺さぶりをかける黒崎。
黒崎が詐欺を働く設定なので平野紫耀さんのいろんな変装が見られて、これも見どころです。
金持ち御曹司風も良かった!
なりすましをして詐欺を働く黒崎に、氷柱は
法の力でシロサギに対抗できる
詐欺に詐欺で報復するのは虚しいことだと話します。でも黒崎はそんな考えは甘いと一蹴します。
黒崎の心を溶かせるのは氷柱だけだと思うので
もうちょっと2人が心を通わせて
黒崎の固く凍った心が溶けたらなぁと思います。
黒崎も今のままでは苦しいばかり。
宿命のままに出口のない暗闇を生きる黒崎が悲しいです。
ひまわり銀行の支店長・牛山を山口沙弥加さんが好演していました。
土下座して許しを乞うもトカゲの尻尾切りされて逮捕…宝条の冷酷さが際立ちました。
いよいよ後半、また来週も楽しみです!
閉じる
「クロサギ」第6話 TBS 11月25日(金) 22時
上海から帰国した黒崎(平野紫耀)は氷柱(黒島結菜)と愛猫クロに再会する。
黒崎は御木本(坂東彌十郎)が最後に発した
「お前の仇は俺で終わりじゃない」という言葉が引っかかっていた。
また、黒崎と同じく御木本の死に直面した神志奈(井之脇海)も黒崎に対して何も出来なかった後悔が募っていた。
そんな中、黒崎は桂木から新たなシロサギの情報を得る。マンション投資詐欺を働く一方、大学生に詐欺の片棒を担がせていたのだ。...
全部読む
上海から帰国した黒崎(平野紫耀)は氷柱(黒島結菜)と愛猫クロに再会する。
黒崎は御木本(坂東彌十郎)が最後に発した
「お前の仇は俺で終わりじゃない」という言葉が引っかかっていた。
また、黒崎と同じく御木本の死に直面した神志奈(井之脇海)も黒崎に対して何も出来なかった後悔が募っていた。
そんな中、黒崎は桂木から新たなシロサギの情報を得る。マンション投資詐欺を働く一方、大学生に詐欺の片棒を担がせていたのだ。
そんなシロサギのターゲットにされたのは氷柱の大学の同級生だった。氷柱は同級生を助けるために法律で詐欺師と闘おうと奮闘するが、その中で
「仕事中」の黒崎と会ってしまう。
前回で大きな盛り上がりの山があり
今週は第2章という感じ。
黒崎の本当の敵は御木本で終わりではない…
新たに佐々木蔵之介さん演じる銀行マン・宝条兼人が登場。この人物が本当の敵なのか?
氷柱の大学の先生の叔父にあたるらしいのですが、まだ本性が分かりません。
黒崎はラスボスを追い詰めることができるのか、先週、御木本には手を下さなかった黒崎ですが
ラスボスを追い詰めた先に何ができるのでしょうか。
失われた暖かい家庭への思いが溢れて
願わくばそんな家庭を持ちたいと思っても
自分の運命がそれを許さない…
黒崎の切ない気持ちが沁みる回でした。
黒崎は氷柱への思いはないのかな?
今回はデート?と思ってウキウキしていたのに
はぐらかされた氷柱。黒崎の本心は…
気になりますー!
閉じる
「クロサギ」第5話 TBS 11月18日(金)22時
御木本(坂東彌十郎)を追って上海に飛んだ黒崎(平野紫耀)。
突如あらわれた早瀬(中村ゆり)とともに、黒崎は御木本に騙された有力者に会っていた。
上海の詐欺業界ではマフィアの二大勢力がしのぎを削っている。
その一方、危険な組織「レッドドラゴン」から利子の返済を迫られている御木本は
新たな詐欺を仕掛けていた。
桂木(三浦友和)の名前を使ったことでもう日本には戻れない御木本。
部下の垣根(金井勇太)とともに金策に奔走する。...
全部読む
御木本(坂東彌十郎)を追って上海に飛んだ黒崎(平野紫耀)。
突如あらわれた早瀬(中村ゆり)とともに、黒崎は御木本に騙された有力者に会っていた。
上海の詐欺業界ではマフィアの二大勢力がしのぎを削っている。
その一方、危険な組織「レッドドラゴン」から利子の返済を迫られている御木本は
新たな詐欺を仕掛けていた。
桂木(三浦友和)の名前を使ったことでもう日本には戻れない御木本。
部下の垣根(金井勇太)とともに金策に奔走する。
黒崎が香港に行ったことを知った刑事の神志名(井之脇海)は後を追い香港へ。
御木本への復讐に燃える黒崎とそれを阻もうとする神志名
黒崎vs御木本の直接対決の行方は・・・?
香港マフィアも巻き込みスケールの大きな復讐劇が開幕。
舞台が香港ということで中国語のセリフが行き交う派手な展開に。
役者のみなさんは元々中国語が堪能なのか、練習の成果か、とても流暢に中国語を操っておられて
感心しました。
命を取る、取られるのハラハラドキドキな展開。
黒崎は御木本を追い詰めますが神志名は警察が御木本を逮捕すると決意し黒崎の復讐劇を邪魔します。
黒崎は詐欺で懲役を喰らってもたかが10年やそこらで出てきてしまう。だったら息の根を止めたい・・・
と神志名とやり合います。
今回は急にスケールがデカくなって話についていくのが大変。
新たなキャラクターが出たり消えたり、そこも見逃さないようにしないといけません。
そんな中、平野紫耀さんの鬼気迫る演技に目が奪われました。
坂東彌十郎さんと堂々やり合う姿は素晴らしかったです。
御木本を追い詰めるも自分で手を下すことはしない黒崎。
あくまでも自分は詐欺師ということなのか・・・
御木本は観念し自ら命を絶ちます。しかし憎き相手が絶命しても家族を失った心の穴は埋められず
黒崎が号泣しながら雨の中をゆくシーンはグッときました。
黒崎はついにラスボスと対することになるのでしょうか・・・?
まだまだ盛り上がりそうです。
閉じる
「サイレント」第7話 フジテレビ 11月17日(木)22時
佐倉想(目黒蓮)は桃野奈々(夏帆)が泣いていたのは自分に原因があると感じていた。
そんなことで青羽紬に心配をかけまいと「紬とは関係ない」と線を引くが
そんな想の態度に壁を感じてしまう。
一方、想の母、律子(篠原涼子)は想が高校時代の友達と関わりを持つことに
不安を感じていた。
そんな律子の態度に萌(桜田ひより)は苛立ちを抑えられない。
そんな中、奈々はある決意をもって想に借りていた本を返しに来る。...
全部読む
佐倉想(目黒蓮)は桃野奈々(夏帆)が泣いていたのは自分に原因があると感じていた。
そんなことで青羽紬に心配をかけまいと「紬とは関係ない」と線を引くが
そんな想の態度に壁を感じてしまう。
一方、想の母、律子(篠原涼子)は想が高校時代の友達と関わりを持つことに
不安を感じていた。
そんな律子の態度に萌(桜田ひより)は苛立ちを抑えられない。
そんな中、奈々はある決意をもって想に借りていた本を返しに来る。
紬は想が声で話さないことに疑問を感じ質問してみるが…
聴者とろう者と途中失聴者、みんな違うから分かり合えない」と奈々に言われた紬。
そんな紬に「関係ないから気にしないで、巻き込んでごめんね」と言います。
関係ないと言われ、紬は複雑な気持ちになります。
分かり合うとはたとえ聴者同士でも難しいわけで、それが聴者と失聴者となれば
さらに難しいのは仕方のないこと。
完全には分かり合えない中、相手を思いやることが大切なんですよね。
相手の気持ちを想像することは難しい。
それができない時、人は孤独を感じるのかもしれません。
想は自分の気持ちが紬に戻っていくのを感じているみたいですね。
奈々とはあくまで友達のつもりだったけど、奈々の好意に気付いて
ちょっと揺れていたように見えました。
そんな想を見るのもつらい奈々は自分から去る決心をします。
湊斗も奈々も相手の気持ちがこちらに向いていないことを感じて距離を置きますが
仕方ないけど切ないです。
奈々が想にかけた言葉「振らなくていいよ、振った方が悪者みたいになるから」と言って去っていきました。
どうしようもないけれど悲しいですよね…
奈々のことが気になる紬はもう一度奈々と話したいと連絡を取ります。
紬は自分のことや想のことをまだへたくそな手話で一生懸命に奈々に伝えます。
一生懸命相手に伝えようと言葉を紡ぐその姿が可愛いと思った、と奈々は想に言いました。
人は本当には分かり合えない。でも分かり合おうともがくことが人と関わる事なんだなぁと
しみじみしました。
微妙な感情表現が多いドラマで派手な展開はないけれど、また今週も目が離せませでした。
来週はW杯でお休みとのことでとっても寂しいです。
閉じる
「まいにち!ドラマレビュー」内の検索