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特集 米中覇権争い
2024年05月06日(月)
最新TV速報
【米中覇権争い】

中国・台湾侵攻への複雑なシナリオ(6月4日)
中国は米欧日との経済における依存関係があるため、米欧日から経済制裁を受けた場合の影響はロシアへの経済制裁に比べ格段と大きくなるため、台湾への武力侵攻の可能性はロシアによるウクライナ戦争突入よりは低いといえる。

ただし、プーチン大統領の力が温存されたままウクライナ戦争が停戦を迎えた場合には、中国共産党大会で3期目を確実にしてから2023年~2027年にかけて習近平国家主席は台湾侵攻を行う可能性も出てくる。...
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日本を巡る安全保障の現実(6月4日)
冷戦期、日本は第二次世界大戦への反省と憲法の縛りの中で安全保障は米国に任せ、自らは経済成長と経済発展に専念するというある意味都合のよい状況下で高度成長を遂げ、世界第二位の経済大国にのしあがった。この流れの中では、安全保障や防衛、核の話をすることはタブーとなってきた。

ところが、2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻がこうした流れを大きく変えた。日本と同じ専守防衛主義であった主権国家ウクライナに突如、ロシアが一方的に戦争をしかけたことで国土は焼き尽くされ、数万人の犠牲者が出た。...
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米報告書・新疆ウイグル自治区を収容所のように監視(6月3日)
米国国務省は世界各国の信教の自由に関する年次報告書で「中国の新疆ウイグル自治区では2017年以降イスラム教徒など100万人以上が当局によって特別に作られた収容所などに強制的に入れられたと推計される」という分析を示した。

記者会見したブリンケン国務長官は「中国は大半がイスラム教徒のウイグルの人たちなどにジェノサイドと抑圧を続けている」と述べ「民族などの集団に破壊する意図をもって危害を加えるジェノサイドが続いている」と指摘した。...
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中国の南太平洋戦略(5月29日)
太平洋島嶼国をめぐって米中のせめぎ合いが激しさを増している。

中国・王毅外相が26日から6月4日までの10日間の日程で南太平洋(キリバス、パプアニューギニア、東ティモール、ソロモン諸島、バヌアツ、フィジー、トンガ、サモア)を歴訪中である。小さな島国のひとつひとつに大国である中国の外相が出向いていく姿を見ていると、何かに焦り突き動かされているような不自然さを感じる。

実はこうした中国の動きの背景には米国主導のクアッドやIPEFなどの枠組みが将来的にアジア版NATOに発展するかもしれないという中国の強い懸念がある。...
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北朝鮮制裁決議案・安保理で否決・中国・ロシアが拒否権行使(5月27日)
国連安保理ではウクライナ情勢をめぐり欧米各国とロシアが対立、軍事侵攻を非難する決議案をロシアが自ら拒否権を行使して否決するなど安保理の機能不全が指摘されてきた。

今回は欧米各国が北朝鮮に一層圧力をかけるべきだとしたのに対し、中国、ロシアは制裁を緩和すべきだと主張、安保理決議に違反し、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮をめぐっても分断が際立つ形となった。

米国・トーマスグリーンフィールド国連大使は「採決結果は北朝鮮をさらに危険な行動に向かわせかねない」と中国とロシアの対応を非難したのに対し、中国・張軍国連大使は「米国こそ朝鮮半島の緊張を高めている」とし双方の応酬となった。



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