【米中覇権争い】
![]() 米国“国防相会談・中国側が拒否” (5月31日)
米国国防総省は6月に開かれる国際会議に合わせて模索していたオースティン国防長官と中国の李尚福国防相の会談について、中国側が拒否したと明らかにした。
米国・ブルームバーグなどは、“李国防相がロシアからの兵器調達に関わったとして米国政府から制裁を科されていることに反発していた”と報じている。
中国の米国社半導体調達禁止に米国政府批判(5月25日)
中国政府は米国の半導体大手「マイクロンテクノロジー」の製品についてセキュリティ上の問題があり、国家の安全に影響を及ぼすとして中国国内での情報インフラ用としての調達を禁止すると発表した。
これについて米国ホワイトハウス・カービー戦略広報調整官は記者団に対し「事実に基づいていない」としたうえで、G7広島サミットで中国を念頭にいわゆる「経済的威圧」に対抗することで一致したことへの反発だと批判した。...
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米国・中国閣僚・来週米国で会談へ・関係改善なるか(5月19日)
米国では来週25日からAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の貿易担当の閣僚会合が開かれることになっている。中国政府の関係者は18日、王文涛商務相が会合の出席に合わせ来週、米国のレモンド商務長官や米国通商代表部トップのタイ通商代表と個別に会談すると明らかにした。
関係者は「両国が経済や貿易の分野における懸念について2国間や多国間のチャンネルで話し合う機会となる」と話している。 米国と中国は米国本土の上空を飛行した中国の気球の問題などを巡り対立を深めているが、先週も米国のサリバン大統領補佐官と中国で外交を統括する王毅政治局委員が会談し両国が対話を継続していくことで一致している。...
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米国・年次報告書・“中国・新疆ウイグル自治区で「ジェノサイド」”(5月16日)
米国国務省は、世界の信教の自由に関する年次報告書を公表した。この中で「中国の新疆ウイグル自治区ではテロ対策などの名のもとに、2017年以降ウイグルの人たちをはじめとするイスラム教徒など100万人以上が当局によって拘束されたと推計される」と指摘した。
これについて国務省高官は記者団に対し、「中国は人権と信教の自由に対し世界で最もひどい侵害を行っている国の1つだ。ウイグル族へのジェノサイドと人道に対する罪に関与し続けている」と述べ、非難した。...
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南シナ海・フィリピンと米国が軍事演習・中国けん制か(4月26日)
フィリピン軍は米軍との間で過去最多の1万7000人余りが参加する合同軍事演習を行っていて南シナ海に面したルソン島西部で海からの侵攻を想定した演習が実施された。
米国の持ち込んだ兵器の実弾が南シナ海に向かって撃ち込まれ、沖合に敵艦に見立てた艦船を停泊させ高機動ロケット砲システム、ハイマースなどを使って敵を迎え撃つ手順などを確認した。 実弾を使った南シナ海での合同演習は今回が初めてだ。演習場から200キロ余り先には領有権を巡って中国と対立するスカボロー礁があることから中国をけん制するねらいがあると見られる。...
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