【米中覇権争い】
台湾総統選後・米中高官が初会談(1月28日)
米国ホワイトハウスは、安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官と、中国・王毅外相が、タイの首都・バンコクで26日と27日、会談したと発表した。
バイデン政権の高官は、会談は12時間以上にわたって行われ、双方は戦略的な意思疎通の維持を確認したとしたうえで、ことし春にもバイデン大統領と習近平国家主席による電話会談が行われるという見通しを示した。 サリバン補佐官と王外相の会談は、今月13日に行われた台湾総統選挙後初めてで、台湾情勢についても話し合われた。...
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中国・米国軍事企業5社への制裁発表(1月7日)
中国外務省は台湾への武器売却などを巡り、軍事物資などを製造する「BAEシステムズランドアンドアーマメンツ」など、米国の企業5社に対して、制裁を科すと発表した。
制裁は、これらの企業が中国で保有する資産を凍結するほか、中国国内の組織や個人が企業と取り引きしたり、協力したりすることを禁止するとしている。中国政府は、台湾への武器売却に反対し、これまでも繰り返し、米国企業に制裁を科していて、今月13日の台湾総統選挙の投票日まで1週間を切る中、台湾への関与を強める米国を改めてけん制したものと見られる。 中国・レアアース関連技術の輸出禁止(12月22日)
中国商務省はレアアースを使った高性能磁石などの製造技術の輸出を禁止し、レアアースの精錬などに関連する技術についても輸出を制限すると発表した。
レアアースを使った高性能磁石はEV(電気自動車)のモーターなど幅広い製品に使われているが、中国が世界のレアアースの産出量のおよそ7割を占めているほか、米国や日本など各国が高性能磁石を製造するためのレアアースの精錬や加工といった工程を中国に依存している。...
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南シナ海めぐり双方がけん制・中国“米国が不法侵入”米国“国際水域で通常作戦”(12月6日)
中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の海域を巡り中国軍は米軍の艦艇が承認を得ずに不法に侵入したと非難する談話を発表した。米海軍は国際水域での通常の作戦だとして双方がけん制し合う状況が続いている。
中国軍の報道官はきのう談話を発表し中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島のセカンドトーマス礁周辺で米軍の沿海域戦闘艦が中国政府の承認を得ずに不法に侵入したと主張した。...
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「パンダ・米国に戻す」習主席・検討示唆(11月17日)
米国から貸し出し期限を迎えたジャイアントパンダが相次いで中国に返還されていることを巡り、中国の習近平国家主席は、一部を米国に戻すことを検討していることを示唆した。
これに対し米国ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、中国側の今後の決定に期待を示した。米国のメディアは米中首脳会談が行われ、関係の安定化の兆しが見えるなどと、米中関係と合わせて大きく伝えている。 「米中覇権争い」内の検索 |