【米中覇権争い】
![]() 南シナ海めぐり双方がけん制・中国“米国が不法侵入”米国“国際水域で通常作戦”(12月6日)
中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の海域を巡り中国軍は米軍の艦艇が承認を得ずに不法に侵入したと非難する談話を発表した。米海軍は国際水域での通常の作戦だとして双方がけん制し合う状況が続いている。
中国軍の報道官はきのう談話を発表し中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島のセカンドトーマス礁周辺で米軍の沿海域戦闘艦が中国政府の承認を得ずに不法に侵入したと主張した。...
全部読む
「パンダ・米国に戻す」習主席・検討示唆(11月17日)
米国から貸し出し期限を迎えたジャイアントパンダが相次いで中国に返還されていることを巡り、中国の習近平国家主席は、一部を米国に戻すことを検討していることを示唆した。
これに対し米国ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、中国側の今後の決定に期待を示した。米国のメディアは米中首脳会談が行われ、関係の安定化の兆しが見えるなどと、米中関係と合わせて大きく伝えている。 米国高官“米中首脳が国防相会談再開で合意”(11月16日)
米国・バイデン大統領と中国・習近平国家による1年ぶりの首脳会談は、日本時間のきょう米国・サンフランシスコ近郊で行われた。米国のバイデン政権高官は米中首脳が去年11月以降行われていない国防相会談の再開させることで合意したと明らかにした。
また、米中の軍の制服組トップや司令官どうしが軍事演習や軍の展開について対話を行うことで合意したことも明らかにした。一方、中国国営の新華社通信は「両首脳は各領域の対話と協力を推し進めて強化することで合意した」と伝えた。...
全部読む
米中経済安全保障調査委(11月15日)
中国の動向を調査する米国議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」が年次報告書を公表。
「中国は政治面や軍事面、経済面などで台湾への圧力を強めており軍事侵攻を開始するのではないかとの国際的な懸念が高まっている」と指摘し、「米国国防総省が台湾軍への訓練を拡大できるよう議会が行動すべきだ」と提言した。 米国でパンダの返還相次ぐ(11月9日)
返還されるのは米国首都ワシントンの国立動物園で飼育されていたオス、メス、子どもの3頭のパンダで、飛行機に乗せられ空港を飛び立った。3頭のうち親の2頭は2000年から貸し出され10年間の予定だった貸出期間が中国側との合意に基づき繰り返し延長されてきたが、今回子どもとともに返還されることになった。
この動物園へのパンダの貸出は1972年に米国の大統領が初めて中国を訪問した記念に贈られたのが始まりで、50年以上にわたり米中の友好関係の象徴とされてきた。...
全部読む
「米中覇権争い」内の検索 |