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【速報】大谷翔平、復帰2試合目でマルチ安打(7月5日)
大谷翔平が帰ってきた。右肘靭帯の損傷で故障者リスト入りしてから26日目。3日のマリナーズ戦に6番指名打者で久々の先発出場。残念ながら3三振を含む4打数ノーヒットと快音は聞かれなかったが、大谷自身は「実戦感覚のズレなのかは、明日明後日やっていく中でわかるのではないか」と冷静に振り返っていた。
そして迎えた4日の復帰第2戦。この日はアメリカの独立記念日で休日。セーフコフィールドには大勢のファンが詰めかけた。...
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大谷翔平が帰ってきた。右肘靭帯の損傷で故障者リスト入りしてから26日目。3日のマリナーズ戦に6番指名打者で久々の先発出場。残念ながら3三振を含む4打数ノーヒットと快音は聞かれなかったが、大谷自身は「実戦感覚のズレなのかは、明日明後日やっていく中でわかるのではないか」と冷静に振り返っていた。
そして迎えた4日の復帰第2戦。この日はアメリカの独立記念日で休日。セーフコフィールドには大勢のファンが詰めかけた。再びDHで先発出場した大谷は第1打席、打撃妨害によって出塁。すると第2打席では復帰後初安打をマーク。さらに第4打席でも2塁打を放ち、4打数2安打2得点の活躍を見せてチームの連敗ストップに貢献した。故障入り前、やや低下気味だったバッティングの調子は復調の兆しが見えてきそうだ。現在アメリカンリーグの西地区4位に低迷し、チーム打率もなかなか上がってこないエンゼルスにとって打者・大谷の存在は今後も重要になるだろう。ファンにとっては二刀流の復活についても気になるところだが、エンゼルスによれば投球練習の再開は、2週間後の検査結果をみて判断するとのことだ。
一方、ナショナルリーグではダイヤモンドバックスの平野佳寿が絶好調。3日も2点リードの7回、2死満塁の場面で登板。1球で内野ゴロに打ち取る完璧な火消し役を果たしてみせた。これで平野は球団新記録となる26試合連続無失点。ここまで41試合に登板して防御率は1.22と抜群の安定感を誇る。ナリーグ西地区首位を走るチームにとって欠かせないセットアッパーとなっている。上原浩治の持つ日本人投手の無失点記録27試合の更新にも期待がかかる。
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負けられないもう一つの戦い・バスケに救世主(7月4日)
日本初の8強入りに向けた戦いが列島中を熱くさせたサッカーW杯。その一方で、いまW杯出場に向けて懸命の挑戦を続けているのがバスケットボール男子日本代表だ。現在世界ランキング48位の日本には、2020東京オリンピックでの開催国枠が確約されていない。自国開催の五輪出場に向けて是が非でもW杯での実績が必要ななか、6月までアジア一次予選4試合全敗と崖っぷちに追い詰められていたハヤブサジャパンに2人の救世主が現れた。...
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日本初の8強入りに向けた戦いが列島中を熱くさせたサッカーW杯。その一方で、いまW杯出場に向けて懸命の挑戦を続けているのがバスケットボール男子日本代表だ。現在世界ランキング48位の日本には、2020東京オリンピックでの開催国枠が確約されていない。自国開催の五輪出場に向けて是が非でもW杯での実績が必要ななか、6月までアジア一次予選4試合全敗と崖っぷちに追い詰められていたハヤブサジャパンに2人の救世主が現れた。
6月29日に行われたオーストラリア戦で日本は79-78の1点差で勝利。世界ランク10位の相手から24得点を挙げる活躍で大金星の立役者となったのが八村塁だ。日本人の母とベナン人の父親を持つ八村は、明成高校時代に選抜・インターハイ・ウインターカップで優勝に貢献。現在アメリカの大学でプレー中で、最もNBAに近いと言われる日本人である。7月2日のチャイニーズタイペイとの試合でも八村はチームを牽引。2月の対戦で敗れた相手を108-68の大差で圧倒し、日本は同組3位で2次予選進出を決め、五輪出場への望みを繋いだ。
八村と共に日本代表に新加入したニック・ファジーカスの存在も忘れてはいけない。今年4月に日本国籍の取得を果たした元NBAプレイヤーは、現在Bリーグの川崎ブレイブサンダースに所属。チャイニーズタイペイ戦でもチーム最多の32得点をあげる活躍を見せた。二人の加入により泣き所だったインサイドが強化され、苦悩していたハヤブサが息を吹き返した。
東京五輪出場にはW杯のベスト16以上が目安となる日本。9月から始まる第2次予選に向けて気の抜けない戦いが続く。
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【W杯速報】西野JAPAN、ロストフに散る(7月3日)
「……W杯の怖いところでしょうか。何が足りないんでしょう」試合後、しばらく絶句した後、言葉を絞り出した西野監督の目は赤く充血していた。サッカーW杯ロシア大会、2大会ぶり3度目の決勝トーナメントに挑んだ日本代表。世界ランク3位の優勝候補相手に一時は2点をリードしながら、日本初のベスト8進出は紙一重のところで手の中から零れ落ちていった。
“2-0は危険なスコア“とはサッカーの世界でしばしば口にされる言葉だ。...
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「……W杯の怖いところでしょうか。何が足りないんでしょう」試合後、しばらく絶句した後、言葉を絞り出した西野監督の目は赤く充血していた。サッカーW杯ロシア大会、2大会ぶり3度目の決勝トーナメントに挑んだ日本代表。世界ランク3位の優勝候補相手に一時は2点をリードしながら、日本初のベスト8進出は紙一重のところで手の中から零れ落ちていった。
“2-0は危険なスコア“とはサッカーの世界でしばしば口にされる言葉だ。後半開始早々、2得点をあげた日本代表も、予想外の大きなリードを得て心の隙間に魔が差してしまったのだろうか?それまで精彩を欠いていたのは明らかにベルギーの方だった。日本の正確なパスまわしの前にミスを重ね、ルカクやアザールらベルギーFW陣は明らかに苛立っていた。
ところが、たった一つのパスミスから日本の守備に綻びが生じる。一気にゴール前に攻め寄せられると、GK川島のパンチングが中途半端になり初失点。その5分後には交代したばかりの長身のフェライニに頭で合わされ同点に追いつかれてしまう。何とか立て直しを図りたい日本。西野監督は80分過ぎに交代のカードを切る、この試合警告をもらっていた柴崎を下げ、先制点を決めた原口に代え本田を投入。今大会の攻守のキーマンが抜け、この大会初めて本田-香川のラインを使う形を採った。後半アディショナルタイム、セットプレーから本田のFKはベルギー鉄壁の守護神クルトワに阻まれるが、コーナーキックに。これがラストプレーになると思われたが、ここからベルギーのカウンター攻撃を喰らいまさかの決勝点を献上してしまった。
試合後、呆然とした表情でピッチを引き上げていくサムライたち。「この壁はまだ厚いのかもしれません」その西野監督の言葉は非常に重い。終わってみれば今大会は1勝2敗1分け。歴史は変えられなかった。だが、決勝トーナメントで初の得点を記録したのは大きな一歩。壁を乗り越える足掛かりは確かにW杯の歴史に刻まれた。必ず明日への大きな財産になるに違いない。
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「次に進むため」高橋大輔、4年ぶり現役復帰(7月2日)
世界一と謳われたあの華麗なステップシークエンスが帰ってくる。ソチ五輪から4年。現役復帰を表明したフィギュアスケート元世界王者の高橋大輔が1日夜、記者会見で心境を語った。
バンクーバー五輪での銅メダル獲得、同年の世界選手権では優勝を果たし日本人男子初の世界王者に輝いた高橋。ソチ五輪を最後に引退後はニューヨークにダンス留学、2018年にはダンサーとしてもショーに出演した。その後もアイスショーに出演の傍ら、解説者としても活躍。...
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世界一と謳われたあの華麗なステップシークエンスが帰ってくる。ソチ五輪から4年。現役復帰を表明したフィギュアスケート元世界王者の高橋大輔が1日夜、記者会見で心境を語った。
バンクーバー五輪での銅メダル獲得、同年の世界選手権では優勝を果たし日本人男子初の世界王者に輝いた高橋。ソチ五輪を最後に引退後はニューヨークにダンス留学、2018年にはダンサーとしてもショーに出演した。その後もアイスショーに出演の傍ら、解説者としても活躍。リオ五輪では民放のキャスターも務めた。しかし、現役のアスリートたちを取材する中で、眠っていた競技者としての熱い情熱がふつふつと蘇ってきたのだろうか。
会見によれば最終的な決断は昨年全日本選手権の後。出場選手たちが個々の目標を目指して戦っている姿に感動を覚えたという。「いままでは勝てないのなら現役をやるべきではないと思っていたが、それぞれの思いの中で戦うというのも良いのでは」という心境の変化を明かした。
当面の目標は今年12月に行なわれる全日本選手権。近畿選手権、西日本選手権を通過すれば2013年以来の5季ぶりの出場ということになる。現時点で国際大会は「考えていない」としながらも、「もしかしたら自分の中で変化があるかもしれない」と含みも持たせた。現在32歳の高橋。4年間のブランクもあるが、記者からジャンプについての質問に対し「4回転は2種類ぐらいは跳べるようにしておかないと格好がつかないのかな…」とはにかみながらも自信を覗かせた。数々の怪我から執念の復活を果たした男の新たな挑戦に注目したい。
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大谷翔平、右肘手術は回避・復帰の目途は?…(6月30日)
6月7日にロイヤルズ戦で先発して以降、故障者リストに入っている大谷翔平。右肘側副靭帯の治療方針について近況が明らかになった。エンゼルスのビリー・エプラーGMは、大谷が肘の手術を回避する方針であることを明らかにした。まず打者としての復帰を優先しているが、現時点で靭帯移植のトミー・ジョン手術を行わないことで、今季中の投手復帰の可能性は残った。
12日の当記事でも紹介した多血小板血漿の注射による治療、PRP(プレートレット・リッチ・プラズマ)を受けていた大谷の状態については、「少しずつ治ってきている(エプラーGM)」とのことで、手術が必要だといった医師はいなかったとしている。...
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6月7日にロイヤルズ戦で先発して以降、故障者リストに入っている大谷翔平。右肘側副靭帯の治療方針について近況が明らかになった。エンゼルスのビリー・エプラーGMは、大谷が肘の手術を回避する方針であることを明らかにした。まず打者としての復帰を優先しているが、現時点で靭帯移植のトミー・ジョン手術を行わないことで、今季中の投手復帰の可能性は残った。
12日の当記事でも紹介した多血小板血漿の注射による治療、PRP(プレートレット・リッチ・プラズマ)を受けていた大谷の状態については、「少しずつ治ってきている(エプラーGM)」とのことで、手術が必要だといった医師はいなかったとしている。ヤンキース・田中将大も2014シーズンに同様の選択をして短期間で復帰を果たしているが、大谷は3週間後に再検査を行い投手復帰へまでの方針を決定する予定だ。
それではDH・大谷の復帰はいつぐらいになるのだろうか?28日には両腕を使った打撃練習も再開。来週以降、徐々に実戦形式のトレーニングに移行していくとみられるが、早ければオールスター明けには再び打席に立つ姿が見られるかもしれない。大谷の故障の深刻度はグレード2の部分断裂。バッティング自体は大きな負担はかからないとはみられるが、とにかく経過が良好であることを祈りたいと思う。
一方、同じく故障者入りしていたヤンキースの田中は24日に投球練習を開始している。痛めた太ももの調子は問題ないようだ。30日にはカブスのダルビッシュ有の復帰が延期になったとの報も入ったが、彼らがメジャーのマウンドに帰ってくる日は、もうそう遠くないだろう。
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