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若手起用へ・森保ジャパン代表メンバーを発表(8月31日)
森保一監督になってから初の代表メンバー発表は異例の国外でのアナウンスとなった。サッカー日本代表監督に就任した森安監督は、U-21との兼任監督。現在はアジア大会に臨んでいるため、現地での発表となったものだ。「A代表と五輪世代の融合」を掲げる監督ならではの選出メンバーを確認してみよう。
まずロシアW杯代表のうち海外組は全員選考から外したこともあり、西野ジャパンからは6人のみと大幅に入れ替わっているのが特徴だ。...
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森保一監督になってから初の代表メンバー発表は異例の国外でのアナウンスとなった。サッカー日本代表監督に就任した森安監督は、U-21との兼任監督。現在はアジア大会に臨んでいるため、現地での発表となったものだ。「A代表と五輪世代の融合」を掲げる監督ならではの選出メンバーを確認してみよう。
まずロシアW杯代表のうち海外組は全員選考から外したこともあり、西野ジャパンからは6人のみと大幅に入れ替わっているのが特徴だ。初代表には20歳の堂安律(フローニンゲン)や、19歳の冨安健洋(シントトロイデン)ら4人。平均年齢は過去のW杯で最も高かった前回の代表から3歳若返って25.3歳となった。堂安は昨年のU21W杯では南アフリカ、イタリアから得点を挙げて決勝トーナメント進出に貢献した。海外での評価も高く移籍一年目で9得点をマークしている期待の若手だ。自身のインスタグラムで「最高のプレーを魅せれるように頑張ります。」と喜びをあらわにした。
昨年初のA代表に選ばれた中島翔哉(ポルティモンセ)も代表に復帰。ロシア大会での起用を熱望する声も多かっただけに期待は大きい。ハンブルガー所属の伊藤達也はまだ21歳ながら、昨シーズンのブンデスリーガ公式サイトの最優秀若手選手にノミネートされている。五輪代表組からの昇格組も加えたフレッシュな顔ぶれが並ぶ森保ジャパン。「A代表の舞台でどれだけ出来るかを見せてもらいたい」と指揮官も期待を寄せる。またロシア大会では出場機会に恵まれなかったDFの植田直通(アントラーズ)なども起用される機会が増えるだろう。若い世代がチャンスをものにできるか楽しみだ。
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陸上界に新星・小池祐貴が200mで金メダル(8月30日)
日本陸上界にまたニューヒーローの誕生だ。トラック競技が始まったアジア競技大会の陸上男子200メートル決勝で小池祐貴が自己ベストの20秒23をマーク。隣のレーンの台湾・楊俊瀚とほとんど同時に倒れ込みながらのゴールだったが、写真判定の結果1000分の2秒差で小池が優勝。前傾した頭の分で僅かに差し切りレースを制した。日本にとっては末續慎吾以来の12年ぶりの金メダルとなった。
小池は1995年生まれの23歳。...
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日本陸上界にまたニューヒーローの誕生だ。トラック競技が始まったアジア競技大会の陸上男子200メートル決勝で小池祐貴が自己ベストの20秒23をマーク。隣のレーンの台湾・楊俊瀚とほとんど同時に倒れ込みながらのゴールだったが、写真判定の結果1000分の2秒差で小池が優勝。前傾した頭の分で僅かに差し切りレースを制した。日本にとっては末續慎吾以来の12年ぶりの金メダルとなった。
小池は1995年生まれの23歳。桐生祥秀とは同学年に当たる。今回が初の日本代表選出だ。大きな注目を集めた6月の日本選手権では100m走でも決勝に進出し、山縣亮太、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀に次いで4位入賞を果たしている。今回のレース後「勝ちたいなということしか考えていなくてフォームが崩れてしまった」と苦笑いして喜びを噛み締めていた。よろけながらも体を前傾させてゴールに飛び込んだ、正に執念で勝ち取った金メダルだった。
その小池と慶応大学時代に学生寮で同室だったのが日本短距離のエース山縣亮太。26日の100m決勝では10秒00(計測タイムは9秒997秒)で銅メダルを獲得したが、優勝した中国の蘇炳添に目の前で9秒台を出されてしまい悔しさも滲ませた。レース後、山縣は「次はリレーがあるので今度は金メダルを目指して、チーム一丸で頑張っていきたい」と目標を切り替えた。日本のお家芸、4×100mリレー。29日の予選では山縣に桐生、ケンブリッジと多田修平を加えたメンバーで38秒20の好タイム。ダントツの1位通過を決めた。決勝に臨む4人のサムライたちは、どんな走りを見せてくれるのだろうか(30日夜TBS系で生中継)
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甲子園の興奮再び…U18侍Jの二刀流・根尾昴(8月29日)
日本中を熱狂させた甲子園大会から一週間。熱戦を繰り広げた各校の選手たちは侍ジャパンのユニフォームに身を包み、U18アジア選手権に向けて合宿を行っている。28日には神宮球場で大学日本代表との壮行試合に臨んだ。
試合前には少年野球の子供たちとの交流イベントが開催された。球場で一緒に食事をとった後はグラウンドでの野球教室へ移動。秋田・金足農業の吉田輝星や、代表でもキャプテンに指名された大阪桐蔭主将の中川卓也らが直接指導した。...
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日本中を熱狂させた甲子園大会から一週間。熱戦を繰り広げた各校の選手たちは侍ジャパンのユニフォームに身を包み、U18アジア選手権に向けて合宿を行っている。28日には神宮球場で大学日本代表との壮行試合に臨んだ。
試合前には少年野球の子供たちとの交流イベントが開催された。球場で一緒に食事をとった後はグラウンドでの野球教室へ移動。秋田・金足農業の吉田輝星や、代表でもキャプテンに指名された大阪桐蔭主将の中川卓也らが直接指導した。明日の球児を目指す子供たちにとってはかけがえのない良い思い出になったことだろう。
さて、この日のチケットは甲子園で活躍した高校球児たちを一目見ようとすでに完売済み。神宮球場は試合前から長蛇の列ができる盛況ぶりで予定より50分も早く開場となった。
人気の吉田輝星は26日の立教大との練習試合に続き1塁コーチを務めた。この日のU18代表の主役は大阪桐蔭の根尾昴だった。ライトの守備で先発した根尾は4回にフェンス直撃の当たりを好返球し、常葉菊川・奈良間大己との中継プレーでランナーを本塁封殺。その直後の攻撃では三塁打を放ち初得点のホームを踏んだ。8回からはマウンドに上がり連続三振を奪う力投で無得点に抑え、投打にわたる活躍を見せた。試合は7-3で大学代表が勝利。7月に世界大学野球選手権を制した実力を示した形となった。
この試合を観戦した日本代表監督・稲葉篤紀監督は「野球界みんなで世界一を目指そう」と激励。U18アジア選手権は宮崎で9月3日開幕する。日本代表は2大会連続、単独最多となる5度目の優勝を目指す。
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大相撲秋場所新番付発表・大関獲り狙う御嶽海(8月28日)
来月9日、東京の両国国技館で初日を迎える大相撲九月場所。新番付が発表され、先場所初優勝を果たした東関脇・御嶽海が会見を開いた。御嶽海は七月場所で9勝、名古屋場所で13勝をあげており、大関昇進がかかる場所となる。
会見は終始リラックスムード。「行けるところまで行って行けなかったら行けないで。それはそれでひとつの人生なんで」と、相変わらずのマイペース振りだが、夏巡業では大きな収穫もあった様子。横綱・稀勢の里の胸を借りたぶつかり稽古をこなしたことも自信になったようだ。...
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来月9日、東京の両国国技館で初日を迎える大相撲九月場所。新番付が発表され、先場所初優勝を果たした東関脇・御嶽海が会見を開いた。御嶽海は七月場所で9勝、名古屋場所で13勝をあげており、大関昇進がかかる場所となる。
会見は終始リラックスムード。「行けるところまで行って行けなかったら行けないで。それはそれでひとつの人生なんで」と、相変わらずのマイペース振りだが、夏巡業では大きな収穫もあった様子。横綱・稀勢の里の胸を借りたぶつかり稽古をこなしたことも自信になったようだ。「体も気持ちも精神的にも余裕を持っている」と巡業で日焼けした顔を引き締めた。長野県出身力士としてはあの伝説の最強力士・雷電以来となる223年ぶりの大関誕生はなるか?
恒例となった丸の内の商業施設KITTEでの興行で終了した夏巡業。進退がかかる稀勢の里は「非常に充実した巡業になった」と振り返った。夏巡業では積極的に土俵へ上がり稽古に胸を出し、鶴竜との取組もこなした。完全復活に向けて視界は良好のようだ。
一方で「思うような稽古が出来なかった」と語るのは白鵬。巡業でも土俵下でのゴムチューブを使った調整にとどめる姿が目に付いた。24日の小田原巡業では左足痛のために病院で検査を受けた。翌日の春日部では足首の水を抜いて参加したが、まだ秋場所への出場は明言していない。先場所途中休場の大関・栃ノ心は秋場所が初のカド番。こちらもまだ回復状態は万全ではないが懸命にコンディションを仕上げてきている。2場所ぶりの賜杯を狙う鶴竜も好調さをキープ。上位陣の逆襲に期待が出来そうだ。
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偉業達成のヤングなでしこ&なでしこ4強進出(8月27日)
「一試合一試合、試合を積み重ねていくなかで成長していける素晴らしいチームでした」主将の南萌華は胸を張る。サッカーU-20女子ワールドカップで初優を飾った日本代表“ヤングなでしこ”が凱旋帰国。26日会見を行った。
フランスで行われた第9回U-20女子W杯。前回大会3位の日本はノックアウトステージでドイツ、イングランドを撃破。決勝でスペインと対戦した。38分、宮澤ひなたのゴールで先制すると、後半も得点を重ね、日本は3-1でGL唯一の黒星を喫した相手から悲願の初優勝をもぎ取った。...
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「一試合一試合、試合を積み重ねていくなかで成長していける素晴らしいチームでした」主将の南萌華は胸を張る。サッカーU-20女子ワールドカップで初優を飾った日本代表“ヤングなでしこ”が凱旋帰国。26日会見を行った。
フランスで行われた第9回U-20女子W杯。前回大会3位の日本はノックアウトステージでドイツ、イングランドを撃破。決勝でスペインと対戦した。38分、宮澤ひなたのゴールで先制すると、後半も得点を重ね、日本は3-1でGL唯一の黒星を喫した相手から悲願の初優勝をもぎ取った。これにより日本女子は2011年のW杯、2014年のU-17W杯に続き現在3つあるカテゴリー全てを制した初めての国となった。W杯3世代制覇は男子でもイングランド、フランス、ブラジルしか達成していない。世界に女子サッカー大国・日本の実力を示した。
U-20W杯は2年に一度の開催。今大会は2019フランスW杯の前哨戦としての位置付けもあった。ヤングなでしこのメンバーの中からもフル代表入りが期待される選手が多い。優勝インタビューで号泣していた10番・長野風花は会見で「この優勝はあくまでも通過点だと思っている」となでしこでの活躍を目標に掲げた。U-20女子代表・池田太監督も「素晴らしい人生を歩んでいってもらいたいと」“次のステップ“へ向かう若きなでしこたちにエールを送る。
一方、2大会ぶりのアジア大会制覇を目指すフル代表なでしこジャパンもインドネシアで熱戦の真っただ中だ。25日は優勝候補・北朝鮮に勝利しベスト4進出決定。準決勝は韓国、その先には最多優勝を誇る中国が控えている。
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