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令和初の大相撲夏場所・見どころをチェック!(5月14日)
12日に初日を迎えた大相撲夏場所。令和初めての本場所は満員札止めの門出となった。注目された新大関の貴景勝は連勝と上々の滑り出しを見せている。今場所の見どころを分析してみたい。
まず優勝争いだが筆頭は横綱・鶴竜だろう。白鵬の休場で一人横綱となったが、初日はこのところ連敗を喫していた御嶽海に相撲を取らせず圧勝。二日目も北勝富士をわずか2秒で一気に花道まで押し出す気迫を見せた。持ち前の鋭い押し相撲が戻ってきている。...
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12日に初日を迎えた大相撲夏場所。令和初めての本場所は満員札止めの門出となった。注目された新大関の貴景勝は連勝と上々の滑り出しを見せている。今場所の見どころを分析してみたい。
まず優勝争いだが筆頭は横綱・鶴竜だろう。白鵬の休場で一人横綱となったが、初日はこのところ連敗を喫していた御嶽海に相撲を取らせず圧勝。二日目も北勝富士をわずか2秒で一気に花道まで押し出す気迫を見せた。持ち前の鋭い押し相撲が戻ってきている。苦しめられてきた右足かかとの状態も心配なさそうだ。昨年の夏場所では自身初の連覇を達成した。「自分の相撲に集中し、体もついてきている」と1年ぶりの賜杯奪取に向けて視界は良好のようだ。
先場所は12勝を挙げ、場所前の稽古総見でも鶴竜と並んで好調さを見せていた大関・豪栄道も連勝発進。二日目は200キロ近い巨漢の碧山を左からのすくい投げで土俵に這わせた。
埼玉栄の10年後輩・貴景勝も新大関の土俵を危なげなくスタート。初日から花道で鼻血を出すアクシデントに見舞われたが、冷静に白星を重ねた。この2日間で獲得した懸賞金は最多の70本となる。その貴景勝に負けない大きな声援を集めているのが新入幕の炎鵬だ。体重99キロは幕内では6年8か月ぶりとなる100キロ未満の力士となる。初日の土俵では自身より90キロ近く重い徳勝龍を寄り切り大歓声を浴びた。母親が観戦に訪れるなか最高の母の日プレゼントを贈った炎鵬。「やっと親孝行できたかな」とはにかむ笑顔もスー女には堪らない。新時代の土俵を益々盛り上げていってもらいたい。
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サニブラウン2人目の9秒台!注目の代表争い(5月13日)
「正直そんなに速く走っている感じはなかった(サニブラウン)」日本人スプリンターで2人目となる“10秒の壁突破“というビッグニュースが飛び込んできたこの週末。サニブラウン・A・ハキームはレース後も平常心で自らの走りを振り返った。現在アメリカ陸上界の名門フロリダ大学で世界のトップアスリートたちと研鑽を重ねているという自信の表れだろう。
16歳だった4年前。世界ユース選手権の男子100mと200mで二冠を達成。...
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「正直そんなに速く走っている感じはなかった(サニブラウン)」日本人スプリンターで2人目となる“10秒の壁突破“というビッグニュースが飛び込んできたこの週末。サニブラウン・A・ハキームはレース後も平常心で自らの走りを振り返った。現在アメリカ陸上界の名門フロリダ大学で世界のトップアスリートたちと研鑽を重ねているという自信の表れだろう。
16歳だった4年前。世界ユース選手権の男子100mと200mで二冠を達成。200mではあのウサイン・ボルトが持つ大会記録を更新し一躍脚光を浴びた。だが、その後は故障に苦しみリオ五輪出場を逃すなど挫折を味わったが、今年に入り10秒06をマークするなど着実な成長ぶりを見せていた。今回の大学の地区選手権では前日の予選でも10秒10をマークし、今年9月に開幕する世界陸上2019の参加標準記録に達していたが、一気に来年の東京五輪の参加標準記録をも突破してしまった。ちなみに東京五輪の100m代表枠は3名まで。サニブラウンが標準記録突破の第1号となったことで、最大のライバルの桐生祥秀、山縣亮太にも強い刺激を与えたことだろう。多田修平、ケンブリッジ飛鳥らも含めたかつてないハイレベルな選考争いが繰り広げられることになりそうだ。
また、同日横浜では北京五輪男子400mリレーメンバーが出席して11年越しの銀メダル授与式が執り行われた。これによりリオ五輪と併せ2つの銀メダルを獲得し、日本のお家芸とも言える存在になったリレーのメンバー選考にも注目が集まる。日本代表の土江ヘッドコーチはすでにサニブラウンにも打診をしているという。日の丸スプリンター達の動向から目が離せない。
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3年目のBリーグ・アルバルク東京が初の連覇(5月12日)
昨年10月から全国各地で大量のブースターを動員し、熱戦を繰り広げてきた3年目のBリーグ。横浜アリーナにリーグ史上最多の1万3000人の観衆を集めたチャンピオンシップファイナルはアルバルク東京が千葉ジェッツを71-67で破り、Bリーグ史上初の連覇を達成した。
田中大貴ら多くの日本代表を擁する前年王者・アルバルク東京だが、今シーズンは東地区3位(44勝16敗)と苦しい戦いを強いられた。ワイルドカードでのプレーオフ進出で、厳しいアウェーの戦いを勝ち上がっての決勝進出だった。...
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昨年10月から全国各地で大量のブースターを動員し、熱戦を繰り広げてきた3年目のBリーグ。横浜アリーナにリーグ史上最多の1万3000人の観衆を集めたチャンピオンシップファイナルはアルバルク東京が千葉ジェッツを71-67で破り、Bリーグ史上初の連覇を達成した。
田中大貴ら多くの日本代表を擁する前年王者・アルバルク東京だが、今シーズンは東地区3位(44勝16敗)と苦しい戦いを強いられた。ワイルドカードでのプレーオフ進出で、厳しいアウェーの戦いを勝ち上がっての決勝進出だった。決勝の相手は昨季と同じ千葉。今季東京は1勝5敗と大きく負け越している相手である。
しかし、試合はふたを開けてみれば第1Qから東京のペース。第2Qに一時リードを許したものの逆転して徐々に突き放していく。最終第4Qは千葉の猛追をかわし逃げ切った。新潟→沖縄→東京と4000km近い移動となる過酷な連戦をものともせず掴んだ価値ある優勝だ。
一方、昨年に続いてまたしてもと一歩のところで栄冠を逃した千葉。レギュラーシーズンは52勝8敗と圧倒的な強さを見せ、全チーム勝率トップの.867を挙げたことに惜しみない称賛を送りたい。ファイナルでも終始リードを許す苦しい展開ながら、第4Qで残り17秒に富樫勇樹が3Pを決め2点差にまで詰め寄る執念を見せた。「チームとしてやりきったという感じはあります(富樫)」。来季こそは悲願の初優勝を果たしてもらいたいと思う。
3年目に入っても失速することなくさらに観客数を増やしているプロバスケットボールリーグ・Bリーグ。一方で、観客動員の伸び悩みや財務状況などでライセンスの取得に苦慮したチームも少なくなかった。新しいスポーツ文化をこの国に根付かせるため、各球団には来季以降も更なる成長を期待したい。
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【速報】大谷翔平、復帰後初安打&タイムリー(5月10日)
待ち焦がれたの“Sho-Time”が再演だ。日本時間10日の午前3時すぎ、タイガースとの3連戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平はこの日も3番DHでスタメン出場。初回の初打席に221日ぶりのヒットを放った。復帰から10打席目での今季初安打である。
復帰戦となった7日から2試合連続で大谷のバットから快音は聞かれなかった。2試合目には第3打席に手術を受けた右肘へのデッドボールを受けてしまう場面もあった。...
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待ち焦がれたの“Sho-Time”が再演だ。日本時間10日の午前3時すぎ、タイガースとの3連戦に臨んだエンゼルス・大谷翔平はこの日も3番DHでスタメン出場。初回の初打席に221日ぶりのヒットを放った。復帰から10打席目での今季初安打である。
復帰戦となった7日から2試合連続で大谷のバットから快音は聞かれなかった。2試合目には第3打席に手術を受けた右肘へのデッドボールを受けてしまう場面もあった。エルボーガードを直撃したものの「かすった感じだった(大谷)」と言うように幸い大事は無かった様子。出塁時には相手一塁手と笑顔を交わしていた。
とはいえ9試合連続無安打ということで、国内外のファンは気をもんだことだろう。その心配を吹き飛ばすようなこの日のセンターへのクリーンヒットだった。続く第2打席は大谷シフトを敷いたサード方向への強襲打。セカンドベース寄りに守備位置を取っていたサードのグラブを弾く鋭い当たりだった。大谷のマルチヒットは223日ぶり。この日は4打数2安打1四球、打点1の活躍となった。試合も13-0でエンゼルスが大勝し、この三連戦の勝ち越しを決めた。試合後、「良い1本が出て良かった」ととびきりのShohei Sumileを綻ばせた。
一方、楽しみな初顔合わせも間近に迫ってる。エンゼルスは5月31日からはマリナーズとの4連戦が始まる。このままのローテーションで行けば花巻東の3年先輩・菊池雄星との対戦が実現する可能性が高い。菊池は8日の試合で8回途中まで1失点の好投を見せ2勝目を挙げた。二人のアメリカでの名勝負に期待したい。
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“池江璃花子オフィシャルサイト“開設・直筆で感謝の意(5月9日)
「どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしいです。一緒に頑張りましょう!」(池江璃花子選手直筆メッセージより抜粋)白血病の治療を続けている競泳の池江璃花子選手が8日から公式のホームページを公開した。これまでは自身のtwitterで闘病の様子などを綴っていたが、3月13日の更新が最後となっていた。2月に病名を公表して以降、国内外からたくさんの応援メッセージが寄せられるなか、全てのコメントに目を通すことは困難になっていたという。...
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「どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしいです。一緒に頑張りましょう!」(池江璃花子選手直筆メッセージより抜粋)白血病の治療を続けている競泳の池江璃花子選手が8日から公式のホームページを公開した。これまでは自身のtwitterで闘病の様子などを綴っていたが、3月13日の更新が最後となっていた。2月に病名を公表して以降、国内外からたくさんの応援メッセージが寄せられるなか、全てのコメントに目を通すことは困難になっていたという。今回心境を直筆で公開したのは彼女の誠実な感謝の気持ちが感じられる。今後はHP上で本人の思いを発信するほか、応援メッセージを受け付けることになる。
その一方で所属するマネジメント会社(株式会社ジエブ)からは、オフィシャルサイト公開の告知とともに「マスコミの皆さまへのお願い」と題された記事も発信された。そこでは池江選手の家族や関係者への直接の取材行為を慎んでもらうようにという依頼がなされている。それは取りも直さず、そのような報道関係者の動きが多いということであろう。彼女の動静については国民の関心が高いのは確かではあるが、芸能ゴシップに対するようなメディアスクラムはもってのほかだろう。池江選手が心穏やかに療養に専念できるような配慮が望まれる。
なお、公式HPには応援ボタンが設けられており、クリックすると世界各国の言語で感謝の意が表示される仕様になっている(※クリックは1人1回のみ有効)。大きな逆境に立ち向かう池江選手に心から声援を送るとともに静かに見守りたい。公式HPのアドレスは以下の通り。
https://www.rikako-ikee.jp/
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