※2022年6月、更新を終了しています
菅首相・きょうから「五輪外交」(7月22日)
菅首相は東京五輪の開会式に合わせて日本を訪れる各国の要人らと、きょうから会談することにしている。
五輪外交を通じて個人的な信頼関係の構築に繋げたい考えである。
初日のきょうはモンゴル・オユーンエルデネ首相、WHO・テドロス事務総長との会談や、米国・バイデン大統領のジル夫人との懇談が予定されている。
あさってにはパリ五輪・パラリンピックを2024年に控えるフランス・マクロン大統領との会談を調整中である。
日韓・韓国大統領・訪日見送り・関係改善見通せず(7月20日)
東京オリンピックの開会式に合わせた韓国のムンジェイン大統領の日本訪問が見送られることになった。
政府は両国の意思疎通を続ける方針に変わりはないとしているが、慰安婦問題などを巡る韓国側の対応が見通せない中、関係改善を図るのは難しい状況が続くものと見られる。
韓国大統領府はきのう東京オリンピックの開会式に合わせて検討していたムンジェイン大統領の日本訪問について「首脳会談で成果を出すには依然として不十分だ」などとして見送ると発表した。...
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東京オリンピックの開会式に合わせた韓国のムンジェイン大統領の日本訪問が見送られることになった。
政府は両国の意思疎通を続ける方針に変わりはないとしているが、慰安婦問題などを巡る韓国側の対応が見通せない中、関係改善を図るのは難しい状況が続くものと見られる。
韓国大統領府はきのう東京オリンピックの開会式に合わせて検討していたムンジェイン大統領の日本訪問について「首脳会談で成果を出すには依然として不十分だ」などとして見送ると発表した。
日韓関係が冷え込む中、政府内ではムン大統領の訪問に合わせて菅総理大臣との首脳会談が実現すれば、関係改善に向けた糸口になるのではないかという期待の声もあり、事務レベルで調整を続けていた。
一方で、慰安婦問題や太平洋戦争中の徴用を巡る問題で韓国側の具体的な対応が見通せない中、首脳会談を行っても多くの成果は見込めないという指摘もあり、今回の見送りについては比較的冷静な受け止めが大勢となっている。
また政府内の一部ではソウルにある日本大使館の相馬総括公使がムンジェイン政権の対日外交姿勢に関し不適切な発言をしたことが今回の訪問見送りの一因となったという見方も出ていて、政府は近く相馬公使を異動させる方向で調整している。
政府としては外務省の森事務次官と韓国外務省のチェジョンゴン第1次官がきょう東京で会談するなど引き続き韓国側との意思疎通を続ける方針に変わりはないとしているが、ムン大統領の任期が残り10か月を切る中、日韓関係の改善を図るのは難しい状況が続くものと見られる。
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あと4日・本番に向け準備進む・大規模な交通規制も(7月19日)
午前0時に国立代々木競技場の周辺で、標識が「優先レーン」を示すものに切り替わった様子である。競技会場が集中する都内やその周辺では、きょうから大規模な交通規制が始まる。
東京都と千葉県の競技会場周辺にある11の区間では、大会関係の車両以外の通行を禁止する「専用レーン」と、大会関係の車両に進路を譲らなければならない「優先レーン」が設けられた。
レーンには標識などのほか、桜色で「専用レーン」には実線、「優先レーン」には点線が引かれ一般の道路と区別されていて、違反した場合は普通車で違反点数1点、反則金6000円が科される。...
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午前0時に国立代々木競技場の周辺で、標識が「優先レーン」を示すものに切り替わった様子である。競技会場が集中する都内やその周辺では、きょうから大規模な交通規制が始まる。
東京都と千葉県の競技会場周辺にある11の区間では、大会関係の車両以外の通行を禁止する「専用レーン」と、大会関係の車両に進路を譲らなければならない「優先レーン」が設けられた。
レーンには標識などのほか、桜色で「専用レーン」には実線、「優先レーン」には点線が引かれ一般の道路と区別されていて、違反した場合は普通車で違反点数1点、反則金6000円が科される。
また、大会期間中、首都高速道路では交通の状況に応じて入口の閉鎖などが行われるほか、マイカー利用の車などは午前6時から午後10時まで通行料金が1000円上乗せされる。
五輪開幕を5日後に控えた昨夜、国立競技場で開会式のリハーサルが行われた。迎賓館ではIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長などを招いた歓迎会も開かれた。日本側からは菅総理大臣や東京都・小池知事、組織委員会の橋本会長、森前会長などが出席した。
約40人が出席して午後6時すぎから1時間ほど行われ、関係者によると、菅総理大臣や小池知事、バッハ会長がスピーチを行ったほか、ピアニストの辻井伸行による演奏が行われたという。
また、新型コロナの感染対策のため出席者の座席間隔が空けられ、飲食を伴わない形で行ったという。一方、迎賓館の周辺では五輪の中止を求める人たちが集まり、横断幕を掲げながら「五輪より命を守れ」などと訴えていた。
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新型コロナワクチン・河野規制改革担当相“できるだけ早く9月までの供給量見通しを”(7月18日)
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、河野規制改革担当相はNHK「日曜討論」で、「自治体が今後の計画を立てられるようできるだけ早く9月までの供給量の見通しを明らかにしたい」という考えを示した。
この中で河野規制改革相は「ワクチン接種の業務の現場が頑張ってくれているおかげで1日150万回近い接種となった。変異株が拡大する中、想定よりも早く進んでいるのはいいことだ」と述べた。
そのうえで自治体で希望する量のワクチンが届かず予約を取り消すなどの動きが出ていることについて「接種能力に応じた供給ができないのは、本当に申し訳なく思っている。...
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新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、河野規制改革担当相はNHK「日曜討論」で、「自治体が今後の計画を立てられるようできるだけ早く9月までの供給量の見通しを明らかにしたい」という考えを示した。
この中で河野規制改革相は「ワクチン接種の業務の現場が頑張ってくれているおかげで1日150万回近い接種となった。変異株が拡大する中、想定よりも早く進んでいるのはいいことだ」と述べた。
そのうえで自治体で希望する量のワクチンが届かず予約を取り消すなどの動きが出ていることについて「接種能力に応じた供給ができないのは、本当に申し訳なく思っている。ワクチンは確実に入ってくるので、しっかりと供給の見通しを示して計画が組めるようになるべく早く9月までの見通しを出したい」と述べ、「今週から都道府県でも市区町村単位で配送されたワクチンの量や打った回数、未接種のワクチンの量のほか、かかりつけ医で1日に何回打ったかも分かるようになるのでさらに調整が進むと思う」と述べた。
一方、3回目のワクチン接種が必要かどうかについて、河野規制改革相は「政府内で来年以降どうするのか、議論が始まっている。将来的にどうするか、国民に示せるようにしていきたい」と述べた。
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新型コロナワクチン・菅総理“10月~11月の早期に接種終えたい”(7月17日)
菅総理大臣は読売テレビの番組「ウェークアップ」でワクチン接種について、「国民のおよそ4割が1回目の接種をすると感染者数が減り始めると言われており、7月いっぱいで5割まで届けたい。
ワクチンが不足しているなど批判はあるが一日120万回の接種はできており、当初の予想よりはるかに多い」と述べた。
そのうえで「最終的には10月から11月までの早い時期にワクチン接種を希望するすべての方の接種を終えたい。...
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菅総理大臣は読売テレビの番組「ウェークアップ」でワクチン接種について、「国民のおよそ4割が1回目の接種をすると感染者数が減り始めると言われており、7月いっぱいで5割まで届けたい。
ワクチンが不足しているなど批判はあるが一日120万回の接種はできており、当初の予想よりはるかに多い」と述べた。
そのうえで「最終的には10月から11月までの早い時期にワクチン接種を希望するすべての方の接種を終えたい。
一日も早く、1人でも多くの方に接種することが私に課せられた使命であり全力で取り組んでいる」と述べた。
また、東京オリンピックについて「無観客であったとしても感動を国民や世界に届けることは大事だ。コロナ禍という困難に直面する今だからこそ世界が団結しこの難局を乗り越えることができると発信をすることも意義がある」と強調した。
また菅総理大臣は9月末の任期満了に伴う自民党総裁選挙について「総裁として出馬するのは時期が来れば当然のことだ」と述べ、再選に意欲を示した。
さらに衆議院を解散する前の内閣改造の可能性について質問されたのに対し「最優先すべきは新型コロナ対策でワクチン対策に今の内閣で全力を挙げることが大事だ」と述べた。
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