※2022年6月、更新を終了しています
北朝鮮・弾道ミサイル・飛しょう距離約3700キロ(9月15日)
菅官房長官は、「地域の緊張を一方的にさらに高める深刻な挑発行為だ。事前通報なく、この水域に着弾させたことは航空機、船舶の安全確保の観点からもきわめて問題であり、国民の安全、安心の確保に万全を尽くす。冷静に平常どおりの生活を送っていただきたい」と述べた。
防衛省によると、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し、ミサイルは7時4分ごろから6分ごろに北海道上空を通過して7時16分ごろ、襟裳岬の東およそ2200キロの太平洋上に落下したものと推定されると発表した。...
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菅官房長官は、「地域の緊張を一方的にさらに高める深刻な挑発行為だ。事前通報なく、この水域に着弾させたことは航空機、船舶の安全確保の観点からもきわめて問題であり、国民の安全、安心の確保に万全を尽くす。冷静に平常どおりの生活を送っていただきたい」と述べた。
防衛省によると、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し、ミサイルは7時4分ごろから6分ごろに北海道上空を通過して7時16分ごろ、襟裳岬の東およそ2200キロの太平洋上に落下したものと推定されると発表した。
飛行距離はおよそ3700キロで、高度はおよそ800キロと推定されている。落下したのは日本の排他的経済水域の外側である。
日本領域への落下物は確認されておらず、航行する航空機や船舶の被害などの情報はないという。発射の方角は先月29日と同じだったが、今回は飛行距離が1000キロ伸び、高度も250キロ高くなったと推定される。
防衛省はミサイルの種類、発射の意図など詳しく分析している。小野寺防衛大臣は北朝鮮が発射したミサイルは中距離弾道ミサイルではないかという見方を示した。
北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本の上空を通過するのは今回で6回目となる。
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北朝鮮ミサイル“襟裳岬の東約2000キロに着水”(9月15日)
北朝鮮によるミサイル発射は今年に入り14回目、19発目で去年を上回るペース。
先日6回目の核実験を行ったが、ICBMに搭載する水爆の爆発実験だったとしており、核兵器の小型化軽量化が一段と進んだ可能性が高い。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過するのはこれで6回目。...
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北朝鮮によるミサイル発射は今年に入り14回目、19発目で去年を上回るペース。
先日6回目の核実験を行ったが、ICBMに搭載する水爆の爆発実験だったとしており、核兵器の小型化軽量化が一段と進んだ可能性が高い。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過するのはこれで6回目。日本政府としては速やかに北朝鮮に抗議し、国際的包囲網を強めて圧力をさらに強めると考えられる。
安倍首相や河野外相が中心となって韓国と連携して北朝鮮へ圧力を強める形になると思われる。北朝鮮は69回目の建国記念日を迎え、来月には朝鮮労働党の創立記念日が控えている。
来年は建国70年という大きな節目となる。
これに向けて北朝鮮はICBMの完成、実戦配備を目指していると思われる。そのためにミサイル実験が続き、日本上空通過が常態化することが懸念される。
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日本・インド共同声明(9月14日)
インドを訪れている安倍首相は、モディ首相との会談のあと共同声明を発表し、核実験などを強行する北朝鮮を強く非難し、国際社会に対し先に採択された国連安全保障理事会の決議を厳格かつ完全に履行し、最大限の圧力をかけるよう呼びかけた。
日本とインドの共同声明では、北朝鮮を最も強い言葉で避難し、核および弾道ミサイル計画の放棄を求めた。...
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インドを訪れている安倍首相は、モディ首相との会談のあと共同声明を発表し、核実験などを強行する北朝鮮を強く非難し、国際社会に対し先に採択された国連安全保障理事会の決議を厳格かつ完全に履行し、最大限の圧力をかけるよう呼びかけた。
日本とインドの共同声明では、北朝鮮を最も強い言葉で避難し、核および弾道ミサイル計画の放棄を求めた。
また、海洋進出を強める中国を念頭に、国際法に従った航行や上空飛行などの自由の重要性を再確認し、紛争の平和的解決を追求することの重要性を強調する予定である。
さらに、日本の新幹線技術が導入されるインド西部の高速鉄道計画などのインフラ整備に約1900億円の円借款を供与するほか、航空会社が路線や便数を原則自由に決定できる「オープンスカイ」を進展させることが盛り込まれる予定である。
また、日本とインドの原子力協定を踏まえ日本の原子力関連技術の輸出に向け官民による協議の場を設けることや、日本製の救難飛行艇「US-2」導入のための議論を継続することも明記されることになっている。
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日印関係(9月14日)
インドを訪れている安倍総理はきょうインド・モディ首相と首脳会談を行う。北朝鮮の核ミサイル問題を受け、国連安保理で新たな制裁決議が採択されてから安倍総理が外国の首相と会談するのは初めてで圧力強化に向けて緊密に連携していくことを確認したい考え。
昨日、インド西部のグジャラート州を訪れている安倍首相は今日、モディ首相との10回目の首脳会談に臨む。...
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インドを訪れている安倍総理はきょうインド・モディ首相と首脳会談を行う。北朝鮮の核ミサイル問題を受け、国連安保理で新たな制裁決議が採択されてから安倍総理が外国の首相と会談するのは初めてで圧力強化に向けて緊密に連携していくことを確認したい考え。
昨日、インド西部のグジャラート州を訪れている安倍首相は今日、モディ首相との10回目の首脳会談に臨む。インドは中国とロシアに次ぎ、北朝鮮との貿易額が第3位。安倍首相は、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議採択を踏まえ、国際社会全体で圧力を強化していくことや、海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障面で協力関係継続を確認したい考え。
また、両国の経済関係強化に向け、日本の新幹線技術導入が決まっている高速鉄道計画などインフラ整備に1900億円の円借款を供与するほか、今後5年間で1000人の日本語教師育成計画の支援を伝える方針。
さらに両首脳は、先に発効した日本とインドの原子力協定を踏まえ、日本の原子力関連技術輸出に向け、官民による協議の場を設けることなどで一致する見通し。
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トランプ大統領・制裁決議“非常に小さな一歩にすぎず”(9月13日)
米国のトランプ大統領は国連安全保障理事会が採択した北朝鮮に対する新たな制裁決議について「非常に小さな一歩にすぎない」などと述べ、北朝鮮に対し、一層圧力を強めていくことが必要だという考えを示した。
トランプ大統領は12日、ホワイトハウスでマレーシア・ナジブ首相と会談。...
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米国のトランプ大統領は国連安全保障理事会が採択した北朝鮮に対する新たな制裁決議について「非常に小さな一歩にすぎない」などと述べ、北朝鮮に対し、一層圧力を強めていくことが必要だという考えを示した。
トランプ大統領は12日、ホワイトハウスでマレーシア・ナジブ首相と会談。国連の安全保障理事会が、北朝鮮に対する新たな制裁決議を全会一致で採択したことを歓迎する考えを示した。
トランプ大統領は「決議は非常に小さな一歩にすぎず、たいしたことではない。効果があるのかもわからず、最終的に起きなければならないこととは比べものにならない」と述べ、今回の決議では十分ではないと、いっそうの圧力強化を必要との考えを示した。
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