※2022年6月、更新を終了しています
米国国務長官・北朝鮮で協議(7月7日)
米国・ポンペイオ国務長官は昨日、北朝鮮を訪問し、非核化の具体的な方法などについて、キムヨンチョル朝鮮労働党副委員長と一日目の協議を行った。
北朝鮮側に具体的な行動を求めたものとみられ、ポンペイオ長官は今日、二日目の協議に臨む予定で、北朝鮮の非核化に進展がみられるかが焦点となる。
ロイター通信は、ポンペイオ長官が北朝鮮と核兵器リストの合意に向けて協議していると報じた。...
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米国・ポンペイオ国務長官は昨日、北朝鮮を訪問し、非核化の具体的な方法などについて、キムヨンチョル朝鮮労働党副委員長と一日目の協議を行った。
北朝鮮側に具体的な行動を求めたものとみられ、ポンペイオ長官は今日、二日目の協議に臨む予定で、北朝鮮の非核化に進展がみられるかが焦点となる。
ロイター通信は、ポンペイオ長官が北朝鮮と核兵器リストの合意に向けて協議していると報じた。
CNNやニューヨークタイムズなどの米国メディアは“目に見える成果が出るかどうかは疑問だ”との慎重な見方を示している。
ポンペイオ長官の帰国に合わせ、朝鮮戦争で亡くなった米国軍兵の遺骨の返還が実現するとの見方も出ている。
長官は今日、東京に立ち寄り、日本と韓国の外相に北朝鮮との交渉の結果を説明する予定である。
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貿易戦争の懸念・米国・制裁措置発動へ(7月6日)
米国トランプ政権は中国が米国企業のハイテク技術など不当に手に入れ知的財産権を侵害しているとして、中国からの輸入品への制裁措置を発動する。
これに対し中国側は「制裁措置が発動されれば直ちに報復措置に踏み切る」姿勢を示している。...
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米国トランプ政権は中国が米国企業のハイテク技術など不当に手に入れ知的財産権を侵害しているとして、中国からの輸入品への制裁措置を発動する。
これに対し中国側は「制裁措置が発動されれば直ちに報復措置に踏み切る」姿勢を示している。
今回の制裁措置は米国の通商法301条より発動された。かつては日本も標的の対象となった。
中国製品の対象となる品目は航空機部品、鉄道部品、半導体、産業用ロボットなど段階的に1102品目でその規模は約500億ドル(日本円で5兆5千億円)となる。
また中国も米国に対し報復関税。対象は大豆、牛肉、自動車、原油と最終的に659品目に関税25%を上乗せするとして米国と同規模の金額にするとしている。
米国内では報復関税を支持する声がある一方、懸念の声を上げる人もいる。
ロサンゼルス港は全米で最大のコンテナ貨物取扱量が取り引きの半分以上が中国である。
一方中国はトランプ政権に対峙する姿勢を示しつつ、米国の出方を探るなど、長引かせたくないというのが本音だ。
トランプ政権の次の焦点は日本への影響も大きい輸入車である。
米国自動車部品メーカー社長は自動車への輸入制限措置は交渉戦術でなく本気のようだとしている。
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自民党・公明党・国民投票法改正案・今国会成立見送りへ(7月5日)
憲法改正の是非を問う国民投票の利便性を高めようと自民党と公明党などが提出した国民投票法改正案について、きょう衆議院憲法審査会で審議入りする。
両党は他の重要法案の審議を優先させるため、今国会での成立を見送る方針。...
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憲法改正の是非を問う国民投票の利便性を高めようと自民党と公明党などが提出した国民投票法改正案について、きょう衆議院憲法審査会で審議入りする。
両党は他の重要法案の審議を優先させるため、今国会での成立を見送る方針。ギャンブル依存症対策法案をめぐり、両党はきょう参議院内閣委員会で可決し、あすの参議院本会議で成立を目指すとともに、カジノを含むIR統合型リゾート施設の整備法案を審議入りさせたい考えである。
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参院・公選法改正案・与野党駆け引き(7月4日)
参議院選挙の1票の格差を是正するため、自民党は公職選挙法改正案を今の国会で成立させるため、あさって参議院で審議入りしたい考えである。
これに対し野党側は立憲民主党が反対の姿勢を鮮明にしているほか、国民民主党は対案を提出するかどうか与党の出方を見極めて判断することにしていて、駆け引きが活発になっている。
米国メディア・北朝鮮が核ミサイル開発継続(7月3日)
米国の有力紙ウォールストリートジャーナルの電子版は1日、米国の研究所が北朝鮮の最新の衛星写真を分析した結果、首脳会談とほぼ同時期に東部ハムンにあるミサイル製造施設で大規模な拡張工事が完了したことが分かったと伝えた。
この施設では弾道ミサイルの固形燃料などを製造しているとされ、分析にあたった専門家は北朝鮮が核ミサイル開発をやめるつもりがないことを示していると指摘した。...
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米国の有力紙ウォールストリートジャーナルの電子版は1日、米国の研究所が北朝鮮の最新の衛星写真を分析した結果、首脳会談とほぼ同時期に東部ハムンにあるミサイル製造施設で大規模な拡張工事が完了したことが分かったと伝えた。
この施設では弾道ミサイルの固形燃料などを製造しているとされ、分析にあたった専門家は北朝鮮が核ミサイル開発をやめるつもりがないことを示していると指摘した。
また1日付けのワシントンポストは、首脳会談後に得られた情報から北朝鮮が保有している核兵器の一部を隠そうとしている可能性があると伝えた。
これに先立ちNBCテレビも情報当局者の話として、北朝鮮が複数の施設で兵器用の核燃料を秘密裏に増産していると指摘している。
先月の米朝首脳会談を受けトランプ政権は北朝鮮の完全な非核化に意欲を示しているが、米国のメディアからは非核化に懐疑的な見方が相次いでいて米朝の交渉の行方が注目されている。
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