※2022年6月、更新を終了しています
きょうから代表質問・与野党論戦スタート(10月29日)
国会ではきょうから安倍総理大臣の所信表明演説などに対する各党の代表質問が行われる。
初日のきょうは衆議院本会議で自民党・稲田筆頭副幹事長、立憲民主党・枝野代表、国民民主党・玉木代表が質問に立つ予定である。
自民党は今後の日中関係、北朝鮮問題への対応、憲法改正に向けた決意などを質問することにしている。
野党側は外国人材の受け入れ拡大に向け、移民政策との違いなどを質す方針。また、自衛隊の存在を明記する自民党の憲法改正案、来年10月の消費税率引き上げに反対することにしている。
シリア巡り4か国首脳会談・憲法委員会・年内の設置を求める(10月28日)
シリア内戦の終結に向けてアサド政権の後ろ盾となっているロシアと反政府勢力を支援してきたトルコ、フランス、それにドイツの4か国による首脳会議が開かれシリアでの民主的な選挙の前提となる新しい憲法を作る憲法委員会を年内に設置するよう求めた。
7年に及ぶシリア内戦ではアサド政権が圧倒的優位を固め反政府勢力の最後の主な拠点イドリブ県への総攻撃はロシアとトルコの合意でひとまず回避されたものの戦闘の再燃が懸念されている。...
全部読む
シリア内戦の終結に向けてアサド政権の後ろ盾となっているロシアと反政府勢力を支援してきたトルコ、フランス、それにドイツの4か国による首脳会議が開かれシリアでの民主的な選挙の前提となる新しい憲法を作る憲法委員会を年内に設置するよう求めた。
7年に及ぶシリア内戦ではアサド政権が圧倒的優位を固め反政府勢力の最後の主な拠点イドリブ県への総攻撃はロシアとトルコの合意でひとまず回避されたものの戦闘の再燃が懸念されている。
首脳会議は27日に開かれ共同声明では持続的な停戦の必要性を強調したほか内戦の終結には政治的なプロセスが必要だとして自由で公正な選挙の前提となる新しい憲法作りのため憲法委員会を年内に設置するよう求めている。
憲法委員会を巡ってはことし1月、ロシアがアサド政権と反政府勢力の代表を招き国連の特使も出席して開いた会議で設置に合意したもののその後、進んでいない。
会談後の記者会見で4人の首脳たちは、シリアの将来は「シリア国民が決めることだ」と口をそろえ今回の首脳会議が政治プロセスの進展につながるか注目される。
閉じる
日中首脳・相互往来の加速で一致(10月27日)
中国・北京を訪れている安倍総理大臣は習近平国家主席と会談し来年の日本訪問を要請したのに対し習主席は真剣に検討する考えを示し両首脳は両国関係の発展にむけて首脳間の相互往来を加速していくことで一致した。
安倍首相は「競争から協調へ日中関係を新しい時代へと押し上げていきたい」と話し、2020年の東京オリンピックの開会式に習近平国家主席を招待する考えを示した。
これに先立ち、安倍首相は中国・李克強首相とも会談し、“東シナ海の安定なくして真の関係改善なし”との認識を示した。...
全部読む
中国・北京を訪れている安倍総理大臣は習近平国家主席と会談し来年の日本訪問を要請したのに対し習主席は真剣に検討する考えを示し両首脳は両国関係の発展にむけて首脳間の相互往来を加速していくことで一致した。
安倍首相は「競争から協調へ日中関係を新しい時代へと押し上げていきたい」と話し、2020年の東京オリンピックの開会式に習近平国家主席を招待する考えを示した。
これに先立ち、安倍首相は中国・李克強首相とも会談し、“東シナ海の安定なくして真の関係改善なし”との認識を示した。
日中関係の発展に向け行われた首脳会談だが、中国のインターネット上には批判的な意見もみられる。
一部にくすぶる反日感情に政府がどう対応し関係発展を進めるか注目される。
閉じる
きょう日中首脳会談「最悪」から関係発展へ(10月26日)
きのう中国に到着した安倍総理大臣は李克強首相と懇談し日中関係をさらに発展させることで一致した。
平成22年、沖縄・尖閣諸島沖で日本の巡視船と中国漁船の衝突事故が起き、関係が悪化した。
さらに2012年、日本政府の尖閣諸島国有化に中国が猛反発し、日中関係は国交正常化以来最悪とされた。
日中平和友好条約発効から40年となる今年、改善に向け加速する。5月には李克強首相が中国の首相として8年ぶりに日本を公式訪問した。...
全部読む
きのう中国に到着した安倍総理大臣は李克強首相と懇談し日中関係をさらに発展させることで一致した。
平成22年、沖縄・尖閣諸島沖で日本の巡視船と中国漁船の衝突事故が起き、関係が悪化した。
さらに2012年、日本政府の尖閣諸島国有化に中国が猛反発し、日中関係は国交正常化以来最悪とされた。
日中平和友好条約発効から40年となる今年、改善に向け加速する。5月には李克強首相が中国の首相として8年ぶりに日本を公式訪問した。
安倍首相はきょう習近平国家主席、李克強首相と相次いで首脳会談を行う。
東シナ海のガス田開発の共同開発へ、中断している条約締結交渉の早期再開を目指して意思疎通を強化することや、海空連絡メカニズムの年次会合の年内開催などで一致する見通し。経済分野では第三国の利益となる企業間協力の推進や、技術革新、知的財産の新たな対話の立ち上げでも合意することにしている。
李克強首相は「中日関係は改善の流れになっている」、安倍首相は「相互訪問ができたことを喜びたい」と述べた。
閉じる
安倍首相・きょう中国公式訪問(10月25日)
日中平和友好条約発効から40年を迎える中、日中関係改善を確かなものとするため安倍総理は、きょうから日本の総理大臣としては野田総理以来7年ぶりに中国・北京を公式訪問する。
首脳会談では東シナ海のガス田開発に関係する条約の締結交渉の早期再開を目指すことや、第三国の利益となる企業間協力を推進などで一致する見通しだ。
中国・習近平国家主席や李克強首相と相次いで会談する。来年大阪で開催のG20サミットへの習首席の出席を要請することにしている。...
全部読む
日中平和友好条約発効から40年を迎える中、日中関係改善を確かなものとするため安倍総理は、きょうから日本の総理大臣としては野田総理以来7年ぶりに中国・北京を公式訪問する。
首脳会談では東シナ海のガス田開発に関係する条約の締結交渉の早期再開を目指すことや、第三国の利益となる企業間協力を推進などで一致する見通しだ。
中国・習近平国家主席や李克強首相と相次いで会談する。来年大阪で開催のG20サミットへの習首席の出席を要請することにしている。
さらに、パンダの貸与に向けて政府間の覚え書きを作成するため、交渉を進めることで合意する方向である。
一方、日中両政府は外国当局間の協議などについて、毎年年末までに翌年の計画作成する覚え書き、海難事故での協力を定める協定に署名する他、日銀と中国人民銀行の間で円と人民元を互いに融通し合うスワップという通貨協定を再開することで合意する見通しである。
閉じる
「時流」内の検索