昭和記念公園でケイトウの花、秋桜を鑑賞し、立川駅から帰える(その229)
10月27日、その日の朝8時34分に、JR市川駅から総武緩行線に乗って、お茶の水駅で乗り換え西立川駅で下車し、駅直結の昭和公園入り口に入った。...
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10月27日、その日の朝8時34分に、JR市川駅から総武緩行線に乗って、お茶の水駅で乗り換え西立川駅で下車し、駅直結の昭和公園入り口に入った。
時計を見ると、9時40分頃であった。空を見ると鉛色であった。
その日の入場料は無料であった為か、入り口は混雑せず、スイスイと中に入ってゆくことができた。
入り口辺りの園内バス乗り場で、今日お目当ての「秋桜畑」での咲き具合を聞くと、期待が持てない状態であることが分かり、急遽撮影場所を変えた。
この公園の広さが、それを可能にした。
歩いてバーベキュー広場まで行くと、向かい側の丘にケイトウの花が群なっていた。
今まで見たことのないような大規模のケイトウ畑であった。色も赤、ピンク、黄色等カラフルであった。
暫らく、ケイトウの花をビデオカメラで撮影し、春の時期に桜とチューリップの花が綺麗に咲いていた辺りを歩いた。
小川を渡ると、秋桜畑が見えてきた。
種類からするとキバナコスモスに近い種類に思えたが、中には真っ白な花弁を有する花々等、少し異なった種類の花が咲き乱れていた。
特に、白いコスモスは、華麗な美しさを放ち、際立っていた。
撮影中も様々な人々が、後ろを通って行ったが、その口々からも賛美の言葉がもれていた。
所謂、薄紫のコスモスの花も目に入ってきたが、既にその盛りは過ぎてしまっていた。
その頃になると、青い空が顔を出し、やがて真っ青な雲の中に、白い箒雲が空一面に描かれていた。
そうなると、秋空の中、秋桜もいよいよ輝き出し、その季節を満喫することができた。
花を愛する人々も、ますます明るくなり、会話も弾んでいた。
一通り、コスモス畑での撮影を終わり、帰り道にもう一度、ケイトウの花畑を眺め、出口へと向かった。
その日は、当初予定していた「秋桜畑」での鑑賞はできず残念であったが、思いがけずケイトウの花のカラフルさに心が弾んだ。
帰り道に、JR立川駅まで歩くことにし、銀杏並木を楽しんだ。
立川駅は、巨大な駅で、行けども行けどもなかなか目的のJRの駅には着かなかった。
やっと到着した立川駅から、中央線に乗って、市川駅まで帰った。
その頃には、ジャンパーコートを脱ぎ、長袖のTシャツだけになっていた。
時計を見ると、午後1時頃であった。
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台風で傷ついた、秋バラを求めて京成バラ園に(その228)
10月20日、その日の朝7時過ぎにJR市川駅から総武緩行線に乗り、西船橋駅まで行き、そこで東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘まで行った。...
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10月20日、その日の朝7時過ぎにJR市川駅から総武緩行線に乗り、西船橋駅まで行き、そこで東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘まで行った。
そこから歩いて、20分ほどの「京成バラ園」で秋薔薇の鑑賞をした。
重っ苦しい曇り空であった。
7時40分頃、その園に入ってみると、もう一つ華やかさが足りない雰囲気であった。
秋薔薇のせいか、台風19号の影響か、曇り空のせいかと考えてはみたが、答ははっきりしなかった。
それでも、赤白、ピンク等々の薔薇の花は、それなりに豪華に咲き競っていた。
早朝の所為か、人影がまばらであったので、ビデオ撮影の為に、三脚を立てるスペースは十二分にあった。
花園の真ん中に入って、陣取りゆっくりと撮影できた。
だが、やはり青空は欲しかった。
華やかな薔薇のただずまいには、背景に青空が似合うと感じた。
良く整備され、通路に花びらなどは散り乱れてはいなかったが、花弁が損傷している薔薇を見ると、台風の影響を感じざるをえなかった。
歩く人々は、それぞれ薔薇の花に思いを寄せていると見えた。
スマホで写真を撮りながら、それぞれの蘊蓄を語っていた。
あるカップルは、お互いの距離を近づける会話をしたり、浪花弁で漫才風のやり取りを軽妙に交わしたり、夫々の空間を作っていた。
ここの薔薇の種類は、驚くほど多く、とても覚えきれない。
色の数も、類型化することはできても、正確には把握できない。
白い花弁の周りにピンクの淵が綺麗に形どっているいるものや、様々な色が微妙に混じっているものなど、この園の交配の技術の高さが感じられた。
スピーカーでは盛んに、コーディネーターの鑑賞ツアーがあることを告げていた。
2時間ほど、撮影をして、その日は引き上げることにした。
駅まで歩く間は、薔薇の香りの余韻を楽しみ、薔薇の思い出にふけった。
その日は、そのまま帰路に就いた。
空は相変わらず、どんよりしていた。
長袖のTシャツにパーカーを羽織っていた。
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台風の影響の爪痕を探って、荒川、隅田川、神田川を巡る(その227)
10月13日、江戸川を見ると、昨夜の台風19号によって川の水面はかなり高く、流れはゆっくりであったがやっと持ち堪えているようであった。...
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10月13日、江戸川を見ると、昨夜の台風19号によって川の水面はかなり高く、流れはゆっくりであったがやっと持ち堪えているようであった。その日正午頃、JR市川駅から総武緩行線で平井駅まで行った。
やっと動き出した、総武線であったが、車内は結構混んでいた。
電車を降り、駅前のロータリーから蔵前通りを荒川の方向へと30分ほど歩いた。
3年前まで、サイクリング車でよく来た、荒川の土手下の河原を歩くと、流れが速い濁流が目に入ってきた。
泥を含んだその水の流れは、昨日の嵐の大きさを感じさせた。
まだ風が強く、ゴーッという音を伴って、絶え間なく走り去って行った。
土手の上を見渡すと、東京スカイツリーが頭を出していた。
暫らく、ビデオを回し、ぬかるんだ河原の土と格闘した。
30分ほど現場にいて、駅に引き返し、電車に乗り、浅草橋駅で下車し、隅田川に向かった。
川沿いのテラスまで10分ほど歩き、遊歩道に辿り着くと、東京スカイツリーが真正面に大きく見えた。
この川の流れは思いのほかゆっくりで、濁流ではあったが、荒川に比べて、おとなしい様子であった。
テラスでは、ジョギングや散歩をする人々が、それぞれの日曜日を楽しんでいる様子だった。
テラスから出て、少し歩き、神田川に架かる柳橋に出た。
隅田川との合流場所にカメラを向けると、大きな空き缶が漂っていた。
神田川の上流の方向に歩いて行くと、屋形船がずらりと並んでいた。
浅草橋辺りでは、台風対策を解除する為か、小型の船が横付けになって、数人がロープを操作していた。
近くの鯛焼き屋では、外国人10人ぐらいが黒のサイクリング車から降りて、一斉に並んだ。
ビデオを撮らせてもらおうと、ガイドの日本人に頼むと、食べるまで時間がかかるがそれでも良いかと言われ、時間がないので諦めた。
その日は、そのまま浅草橋から帰途に就いた。
空は、不気味にも真っ青に染まり、時折白い雲が浮かんでいた。
空気は乾いていて、長袖のTシャツで、丁度良かった。
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