【あの一言】
特集・トランプ氏再登板シナリオ・経済・マーケットへの影響
明海大学教授・小谷哲男 米国の半導体産業を台湾が奪ったというのはトランプが言っていたのではなく、予備選に出てきたラマスワミが言いだしていたこと。彼が囁いてこれを言っている。台湾の防衛費に関しても個別のアドバイザーの影響力がやや見える発言になっているが、選挙中の発言であり、これが政策になるわけではない。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢嶋康次 米国の次期政権の話と合わせて考えると、今マーケットでは来年、米国の利下げが3~4回起こり、それが景気をサポートするということが大前提になっている。トランプ政権が政策を動かすと国内はインフレになるので、利下げどころの話ではなくなる。大前提を変えなくてはならないのかというところでみんな不安になっている。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄 米国に雇用とか生産設備を持ってくるという明確なゴールがあるのでその方向においてはいろいろ発言し圧力をかける。トランプ前政権の時、安倍元首相や駐日大使は、とにかくトランプ氏には日本はこれだけ米国に投資をしてこれだけ米国に雇用を作っているということを繰り返しいうことでなんとか関係を維持している側面があった。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢嶋康次 米国に向かう欧州企業、日本企業が増えた。産業政策をうまくやると世界の企業が米国に工場を含めて行く可能性が出てきている。米国、日本企業は儲かるが、問題は企業が米国で工場を立地してしまうと雇用も税金も米国に行ってしまうことになるので日本経済としては非常に悩ましい問題。
2024/07/20 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
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