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2024年11月18日(月)
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【あの一言】
ロシア軍・近くクリミア大規模攻撃か?
東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠
クリミアの中に大きな戦闘爆撃機の基地が3つあり、ヘリコプターの基地がいくつかあるが、これらも叩かれている。防空システムもやられており、クリミアを維持することがかなり大変になっている。その先にクリミアを孤立化させ戦局全体を有利にもっていくとか、一気呵成にロシアに停戦を強要するという話にするにするには地上戦で勝つ必要が出てくる。クリミアの孤立だけで戦争を終わらすことはできないが、ATACMSでクリミアをほぼ自由に叩けるようになったことは大きい。
2024/06/04 BS-TBS[報道1930]

英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表・秋元千明
最後にはおそらくクリミア橋が残る。クリミア橋はロシアの重要な補給のためのルート。軍事的にも重要だが、政治的にプーチンのクリミア併合のシンボルでありウクライナがこれを放置することは恐らくない。おそらく最終的にはクリミア橋破壊作戦に移行すると思われる。それはたぶん遠い将来ではなく、極めて近い将来だと考えられる。
2024/06/04 BS-TBS[報道1930]

堤伸輔
英国の戦争学者・フリードマンはプーチンの資産であるクリミアが逆にロシアにとってのウィークポイントになりつつあると言っている。それはセバストポリの黒海艦隊や防空システムなどがさんざん攻撃を受けてきていることからも明らかだが、そこにATACMが加わる。さらにウクライナが自作したドローンも高度化し効果が上がるようになってきている。さらにパルチザンという3つの組み合わせによってそこに手を付けることになり、今後の焦点になってくる。
2024/06/04 BS-TBS[報道1930]

英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表・秋元千明
去年年末に開いたNATO首脳とウクライナの協議では南部のクリミア孤立作戦を重点的にやっていこうという話になっている。ここでは多くの長射程の兵器、飛び道具が使えるのでその方向に戦略をシフトしている。そのために米国は300射程のATACMSを今年2月に供与することを許可し、1週間に1発から10発の頻度で使っている。多い時には30発発射したこともあり、クリミア半島内のロシアの軍事拠点を片っ端から潰している。それはフェリーや港湾施設にまで及んでいる。
2024/06/04 BS-TBS[報道1930]

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