【あの一言】
トランプ大統領初来日!日米首脳会談の焦点
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 トランプ政権がもっている理由は景気が良いから。中国側が経済で雇用を増やすようなお土産をくれればトランプ大統領は喜んでしまうのではないか。
2017/11/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
テレビ朝日政治部官邸キャップ・藤川みな代 安倍総理大臣も中国との接点を強化しようとしている。APECやASEANで習近平国家主席との会談を模索し、年明けには習主席の来日を実現したいと考えている。
2017/11/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
インサイドライン編集長・歳川隆雄 訪米した麻生副総理に同行した財務省の幹部が、当初予想していた以上の強い姿勢で臨まれて驚いたという。問題は日本ではどうしても自動車と牛肉のことが、大きく取り上げられがち。日本は、米国は市場を開放しもう少し商売をやりやすいようにさせろと要求してくると思っていた。それは全く違う。日本は製薬会社に新薬開発の補助金を政府が出しているが、製薬会社はファイザーなど米国資本の法人がほとんどを占めている。日本は消費税も上げなければいけないので一般会計の歳出をカットするということで補助金打ち止めを言い出している。実はこの補助金を続けて欲しいということを米国は求めている。
2017/11/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
インサイドライン編集長・歳川隆雄 トランプ大統領の政権、政策をよしとするFOXテレビの世論調査でさえもトランプ大統領に対する支持率が下がっている。ロシアゲートによって法的な訴追とか大統領の地位が脅かされるということはすぐにはないが、ロシアゲートの報道が連日続いた場合、トランプ大統領を支持している共和党のコアの支持層にもボディブローのように効いてきて年末までにさらに支持率が下がるのは不可避だと言われている。
2017/11/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 ロシア疑惑は、すぐにトランプ大統領の進退につながる問題ではない。ジワジワと色々な証拠があがってきて、モラー特別検察官が情報を集めているが、今どうにかなるというものではない。進退につながる場合は弾劾裁判が設置された場合であり、それは下院で過半数がないと設置されない。それがなければそのまま何も進まないことになる。あるとすれば共和党のかなりの人たちがこの大統領ではだめだと思うか、下院で議席が逆転するかもしれない来年の中間選挙以降の話。
2017/11/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
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