|
|
|
|
【Globali】
米朝首脳会談、予定通り6月12日の開催へ(2018/06/02)
今月1日に北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長は、金正恩委員長からの親書を届けるためホワイトハウスを訪れており、ドナルド・トランプ米大統領と異例とも言える会談を1時間以上にわたり行った。トランプ氏は会談後の記者団に対し、長い期間をかけた複数回に及ぶ会談を経て枠組みが発展していく見通しであり、6月の会談だけで北朝鮮の非核化や軍縮への合意にこぎつけることは期待していないと話した。同氏は「1度の会談でと言ったことはない。...
全部読む
今月1日に北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長は、金正恩委員長からの親書を届けるためホワイトハウスを訪れており、ドナルド・トランプ米大統領と異例とも言える会談を1時間以上にわたり行った。トランプ氏は会談後の記者団に対し、長い期間をかけた複数回に及ぶ会談を経て枠組みが発展していく見通しであり、6月の会談だけで北朝鮮の非核化や軍縮への合意にこぎつけることは期待していないと話した。同氏は「1度の会談でと言ったことはない。これは一つの過程であると思う」とこれまでの強硬な姿勢を和らげた発言をした。
またトランプ氏は、朝鮮戦争を終結させることについても議論したと述べている。記者に対し「朝鮮戦争を終わらせることについて話しているなんて信じられるか?」と問いかけ「我々は70年もの間話し合っているのだ」と述べた。また、送られた親書については「非常に良い」ものであり「非常に面白い」と最初に述べたが、のちにまだ開封していないと説明し、「大きな驚き」があるだろうとした。
トランプ氏は米朝首脳会談について、5月24日に一度中止を宣言している。その際には、北朝鮮が無謀な行動をするならば、大いに強化された米軍を出すという選択肢も準備ができている、などと発言していた。しかし1日、記者団に対しては「キャンセルしたわけではない」と強調した。金委員長が非核化を望んでいるかとの記者の質問に対し、トランプ氏は「そうだと思う」と答え、その上で「これからは最大限の圧力という言葉は使いたくない」と述べるなど、協議が行われている間の追加制裁は課したくない意思を伝えた。
閉じる
その他の最新記事
|
|