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【Globali】
トランプ氏、訪韓時の非武装地帯の訪問を見送り(2017/11/02)
『CNN』や 『AFP』など英文各メディアは、アメリカのドナルド・トランプ大統領が今月韓国を訪問する際に、北朝鮮との間にある非武装地帯(DMZ)の訪問と取りやめることが発表されたと伝えた。
トランプ氏は今月アジアを歴訪する際に、韓国も訪問する予定だが、ホワイトハウスは先週の会見で非武装地帯の訪問を見送る可能性を示唆していた。その理由として時間不足が挙げられおり、今回はソウル近郊にあるハンフリーズ米軍基地を訪ねるため、DMZ訪問は見送られたものとされる。なお、DMZは先週ジム・マティス国防長官が、4月にはマイク・ペンス副大統領やレックス・ティラーソン国務長官がすでに訪問しており、今回は新鮮味に欠けるという見方もされている。...
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トランプ氏は今月アジアを歴訪する際に、韓国も訪問する予定だが、ホワイトハウスは先週の会見で非武装地帯の訪問を見送る可能性を示唆していた。その理由として時間不足が挙げられおり、今回はソウル近郊にあるハンフリーズ米軍基地を訪ねるため、DMZ訪問は見送られたものとされる。なお、DMZは先週ジム・マティス国防長官が、4月にはマイク・ペンス副大統領やレックス・ティラーソン国務長官がすでに訪問しており、今回は新鮮味に欠けるという見方もされている。
今回ハンフリーズ基地への訪問が優先されたことは、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領が招いたことはもちろん、トランプ氏自身の意向に沿ったものだとされている。同基地は韓国側が基地建設の半分を負担しており、「重要な同盟関係を維持するために負担を共有するという好例」としてトランプ氏は強調している。また過去に米大統領が同基地を訪問したことがないことから、トランプ氏は現地で軍部隊やその家族に対しメッセージを発するとみられており、それも良いチャンスだとされている。
さらに、今回のトランプ氏のアジア歴訪に合わせてアジア太平洋地域に配備されている3隻の空母の演習を行う決定がなされる可能性があると言われている。当局はまだ決定ではないとしているが、実施されれば2007年以来初めての同地域の空母の演習となる。
トランプ氏は今回のアジア歴訪で核武装や弾道ミサイルの脅威がある北朝鮮への圧力強化を国際社会に訴えるものとみられている。
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