【Globali】
トランプとロシア問題:クシュナー米大統領上級顧問の露との秘密通信回線問題(2017/05/29)5月28日の『Reuters』、5月26日の『The Washington Post』によれば、トランプ米大統領とロシアの問題に関し以下の通り報じている。9日間の外遊を終え5月28日にホワイトハウスに戻ったトランプ米大統領は、自身の大統領就任前に義理の息子であるクシュナー米大統領上級顧問がプーチン露政権との間に秘密の通信回線を開設しようとしたという報道に対し、リークされたこのニュースはマスコミによって作られた偽のニュースであると批判した。その直後、ケリー米国土安全保障長官は、日曜日のテレビニュース番組をはしごして今回のロシアとのようないわゆる裏ルートの通信回線は良いものだと称賛して回った。トランプ米政権はロシアとトランプ米大統領候補選挙陣営との共謀についてFBIや議会の調査の対象となっている。トランプ米政権高官はロシア問題に取り組むために対策室の設置を準備している。トランプ米大統領は日曜日に弁護士と会う予定となっていた。
2016年12月1又は2日にトランプ米大統領の娘婿のクシュナー米大統領上級顧問、フリン元米国家安全保障問題担当大統領補佐官はキスリャク駐米露大使に米国内のロシアの外交施設を利用してトランプ米大統領候補チームとプーチン米政権が連絡を取るための秘密の通信回線を開設しようとトランプタワーで提案した。トランプ米政権、フリン氏の弁護士、キスリャク駐米露大使はこの件に関しコメントを拒否した。
キスリャク駐米露大使はこの提案に驚いたがこの件をモスクワの上司に報告した際、通信が米国諜報機関によって傍受され問題が明らかとなった。...
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