6月17日付米
『CGTNアメリカ(中国中央テレビ国際ネットワーク米支局)』:「習近平国家主席、新型コロナウィルス(COVID-19)感染問題で協調するため中国・アフリカサミットを主導」
習近平(シー・チンピン)国家主席は、6月17日に北京で開催される中国・アフリカサミットの冒頭で演説を行う。
中国外交部(省に相当)が6月16日にリリースした声明によると、COVID-19感染流行問題でアフリカ諸国への具体的支援策を協議するため、同サミットを開催することが決まったという。...
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6月17日付米
『CGTNアメリカ(中国中央テレビ国際ネットワーク米支局)』:「習近平国家主席、新型コロナウィルス(COVID-19)感染問題で協調するため中国・アフリカサミットを主導」
習近平(シー・チンピン)国家主席は、6月17日に北京で開催される中国・アフリカサミットの冒頭で演説を行う。
中国外交部(省に相当)が6月16日にリリースした声明によると、COVID-19感染流行問題でアフリカ諸国への具体的支援策を協議するため、同サミットを開催することが決まったという。
オンライン会議形式ではあるが、同サミットには、アフリカ諸国首脳はもとより、国連事務総長及びWHO事務局長も出席するという。
アフリカ疾病管理予防センター(2016年設立)発表によると、アフリカ全土でのCOVID-19感染者は25万1,866人、死者は6,769人に上る。
中国は今年3月初めから、検査キットや防護具等の医療用品を50ヵ国以上のアフリカ諸国とアフリカ連合(2001年発足、加盟55ヵ国、本部はエチオピア/アディスアベバ)に提供し、また、7つの医療チームを派遣して、地元の医療従事者に感染症対策の支援を行ってきている。
更に中国は、主要20ヵ国(G-20)とともに、77ヵ国の途上国の債務弁済停止受け入れを表明している。
なお、習国家主席は、5月に開催されたWHO総会において、COVID-19支援策の一環で、今後2年間で20億ドルを供出すると発表している。
また、王毅(ワン・イー)外交部長(外相に相当)も、“中国とアフリカ諸国との連携は重要事項である”として、“今後も真っ先にアフリカ諸国宛に支援の手を差し伸べる”と強調した。
同日付中国『チャイナ・デイリィ』紙:「中国とアフリカ諸国が感染症問題でサミット開催」
中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は6月16日、オンラインで6月17日に中国と南アフリカ主導で開催される中国・アフリカサミットは、今年の議長国となるアフリカ連合とセネガル(アフリカ西南端)が取り仕切ると発表した。
これに続いて、同部趙立堅(チョウ・リーチャン)報道官が、今回のサミットでCOVID-19感染症対策に関わる協力関係が主議題になると付言した。
なお、スーダン(北東アフリカ)のオメール・ガマー=エディン外相は『新華社通信』のインタビューに答えて、“COVID-19感染問題で、中国による医療用品の提供と医療チームによる地元支援に感謝している”と表明している。
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