8月16日付米
『ABC7』:「米国の女性の寿命が他の先進諸国より低い」:
コモンウェルス基金(米国の民間財団)が公表した最新調査によると、米国の女性は、医療機関の利用状況や、寿命、致命的な病気やメンタルヘルス、病気羅漢率において他国と比較し非常に不利なことがわかった。
同基金のムラニ・Z・グンジャ上級研究員は、米国女性の寿命は比較的短く、避けられたはずの致命的な病気の治療もままならず、米国のみが皆保険がないことで、適切な医療が受けられないことが問題点だとしている。...
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8月16日付米
『ABC7』:「米国の女性の寿命が他の先進諸国より低い」:
コモンウェルス基金(米国の民間財団)が公表した最新調査によると、米国の女性は、医療機関の利用状況や、寿命、致命的な病気やメンタルヘルス、病気羅漢率において他国と比較し非常に不利なことがわかった。
同基金のムラニ・Z・グンジャ上級研究員は、米国女性の寿命は比較的短く、避けられたはずの致命的な病気の治療もままならず、米国のみが皆保険がないことで、適切な医療が受けられないことが問題点だとしている。
調査では、米国と、豪州、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン、スイス、英国が比較されている。
また、人種や宗教での違いもみられた。社会経済的問題などから、黒人やヒスパニック系の女性では医療へのアクセス、慢性症状に関して根深い問題があり、黒人女性では白人女性に比べ妊婦の死亡も3倍となっているという。
調査によると、他国と比べ米国の女性は、定期的に複数の処方を受けている傾向が見られ、黒人女性の37%が定期的に4箇所以上の医療機関に通院。ヒスパニック系女性の4分の1以上、米国在住女性の1000万人以上が保険二加入していないという。また、米国では心臓病が女性の死亡原因として最も高くなっている。
韓国と日本で、女性の寿命が最も高い国となった。
8月15日付米『ザ・ヒル』:「米国人女性の寿命が先進国の中で最も低い」:
ヘルスケア関連の調査機関「コモンウェルス基金」が15日公表した報告書によると、米国の女性の寿命は、他の富裕国の女性と比べ短い傾向にあるという。
疾病管理予防センター(CDC)のデータを利用した調査で、2022年の米国女性の寿命を計算したところ80歳だった。これは欧州、アジア、オセアニア等の地域の先進諸国と比べ、最も短い寿命だった。これは最下位から2番目の英国と比べ、2年連続2歳短く、最も寿命が長かった韓国と日本と比べると、7歳低い。
統計によると、米国では黒人、インディアンやアラスカ先住民の女性が、白人、アジア系、ヒスパニック系の女性と比べ、最も寿命が短い傾向がみられた。アジア系女性が86歳と最も寿命が長く、ヒスパニック系女性が83歳、白人女性が80歳だった。黒人女性は顕著に寿命が短く約76.5歳、一方、アラスカ先住民、アメリカ先住民の女性が約71歳だった。
平均寿命の長さは、生活水準の高さ、健康的な生活様式、質の高い教育、広範囲な保健サービス利用、高度な医療効果等との因果関係がある。
米国の女性は、他国と比べ、様々な医療機関への受診率も低い傾向にあり、集中治療室利用が最も高い上に高額費用を理由に必要な治療を受けられない割合も高い。そのため、寿命が短くなる傾向にあるという。
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