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特集 世界的課題
2024年05月04日(土)
最新TV速報
【世界的課題】
シャングリラ会議開幕から見る安全保障の現状(6月11日)
毎年、激しい議論の応酬が展開されるシャングリラ会議(アジア安全保障会議)であるが、今年は例年とはかなり様相が異なったものとなっている。中国と同じ専制国家グループであるロシアが隣国・ウクライナに侵攻し、事実上の戦争状態となり世界の安全保障環境を一挙に悪化させているからである。

さらに北朝鮮の度重なるミサイル実験に対しても、国連安保理は中ロの拒否権発動により、非難決議1つ出せない機能不全状態に陥っていることも会議の行方に暗雲が立ち込めている要因の1つである。...
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危機にある「核兵器廃絶」(6月5日)
意外にも、世界の核兵器の数は、冷戦時以来、相当数削減されている。ピーク時に約7万300発だったのが2021年には1万3100発となっている。少なくとも俯瞰して見れば核兵器が減っていることは明らかである。

削減のほとんどは、ソ連が崩壊し、EUができ、世界が緊張緩和に向かうと誰もが信じていた1990年代に起きていたというところがポイントである。ここから読み取れるのは時代の空気、世界の雰囲気というものが意外にも重要な役割を担っているということである。...
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米国・ASEANとの関係強化の難しさ(5月16日)
米国とASEAN(東南アジア諸国連合)の特別首脳会談がワシントンで行われ、連携強化の姿勢を打ち出した。米政府は各国の海上警備能力に合わせ日本円にして約190億円の支援策をASEANに対して行うことも発表した。

米国の狙いは地域で影響力を拡大させる中国を念頭にASEANへの関与を深めていくことである。首脳会議後に発表された共同声明では、双方の関係について今年11月に開かれる首脳会議で「包括的戦略パートナーシップ」に格上げする方針が示された。...
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ウクライナ侵攻の裏で米国離れが進んでいる(5月2日)
米国・ミリー統合参謀本部議長は2日、「ウクライナ侵攻でロシアが何の罰も受けずに済んでしまえば、国際秩序は破綻するだろう」「そうなれば、我々は深刻な、不安定さの増した時代に突入することになる」と世界に向けて訴えた。

国際秩序を書き換えようとしているロシアに対して世界が一枚岩になって制裁していくというのが米国の青写真であり、日本国民も「当然世界はそのように動いていくだろう」と思っていたが、現実はそう簡単な話ではないようだ。...
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価値観外交に関心が薄いインドアジア太平洋(4月23日)
日米豪印4か国による首脳会談「クアッド」が5月24日前後に東京で開催される見通しである。

ロシアに対する圧力を強めることがメインテーマとなるとみられるが、「クアッド」におけるインドの立ち位置は微妙なものである。ロシアがウクライナに侵攻した2月24日以降に、インドがロシア産原油購入を拡大したことが特に問題視されている。各国が足並みをそろえてロシアに対する制裁を実行に移す中でのインドの行為は同じ価値観を持った国家とはとても思えないものであるが、インドは、西側諸国によるロシアの締め付けに抗う姿勢さえ見せている。...
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