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特集 世界的課題
2024年05月04日(土)
最新TV速報
【世界的課題】
揺らぐ欧州(6月25日)
世界の関心はウクライナ戦争から急激なインフレ、物価高、エネルギー危機、食料危機に移りつつある。

世界の物価上昇率は軒並み上がっており、ポーランドが13.9%、英国は9.1%、ベルギーは9.0%、米国は8.6%、スペイン8.5%、ドイツ7.9%、日本2.1%で、各国国民は生活への危機感を強めている。

ベルギーと英国では、物価高に反対し賃上げを要求するデモが行われ、社会が大混乱している。フランス議会選挙でもマクロン大統領の物価対策を批判する極右と極左が票を伸ばし、今後の政権運営に暗い影を落としている。...
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揺らぐヨーロッパ(6月19日)
ウクライナの戦争をどう終わらせるかをめぐり、ヨーロッパの結束が揺らいでいる。停戦交渉を早期に始めるべきで、そのためにはウクライナ側の多少の譲歩はやむを得ないとする「和平派」と、ウクライナは国土を取り戻すべきで、ロシアに侵略の代償を払わせ、戦闘の長期化や死傷者の増加はやむなしとする「正義派」とにヨーロッパが分断されているとする報告書をシンクタンク「欧州外交評議会」がまとめた。

国別にみると「和平派」はイタリアやドイツ、ルーマニア、フランスであり、バルト三国、ポーランドは「正義派」に分類される。...
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分断進む世界(6月12日)
今、国際社会は、最大の試練を迎えている。ロシアによるウクライナ侵攻は第1次世界大戦から100年を経て、再び世界を戦争の世紀に塗り替えようという動きのようにさえ見える。少なくとも欧米優位のパワーバランス、欧米由来の世界標準が崩れ、民主国家と専制国家への分断が加速していることは間違いない。

実は様々な対立軸がある。例えば地球温暖化問題においては、一律的な脱炭素基準を世界に当てはめようとする先進欧米諸国に対して、自らはこれまで出してこなかったCO2を出す権利があるとして、発展途上国が抵抗するなどの南北問題が生じている。...
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トルコという特異な存在(6月12日)
ロシアとウクライナの仲介役を買って出るなど、トルコの存在感が増している。他のNATO諸国がロシアとの対決姿勢を示す中で、トルコはNATO加盟国ではあるが、イスラム系国家であり、EUではないという点で異彩を放っている。トルコは上海協力機構のオブザーバー国でもあり、強権主義者・エルドアン大統領はプーチン大統領と個人的にも親しい。

ウイグル問題で中国を批判しているものの、習近平国家主席とも個人的に親しく、なおかつウクライナともいい関係を保っている。...
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最先端半導体を巡る台湾の動き(6月11日)
台湾の地政学リスクが何度もささやかれる中、台湾では総額16兆円規模の未曽有の半導体の投資ラッシュが起きている。台湾「TSMC」など4企業が台湾全土に20の新工場を建設中か、完成させたばかりである。

台湾が半導体の巨額投資に突き進んでいる背景には半導体大国として独自の存在感を示したいという思惑があるとみられる。TSMC・マークリュウ会長はかつて、米中両国を念頭に「将来的に情報交換が不自由になり、太平洋の両側で自国の供給網を自己完結化させる動きが出ている」とした上で、「開発と製造にかかる費用が増大する」などと懸念を示したことからもわかるように、米中の政治的な動きにからめとられたくないというのが台湾=TSMCの本音のところである。...
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