幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「スカーレット」NHK 第17週 「涙のち晴れ」
すごい展開になってますね、スカーレット。
もう目が離せません。
特にこの17週は波乱万丈過ぎて1度見たくらいでは消化しきれないくらい。
再放送をも一度見ないと。
夫、八郎との関係について深く描かれた
この週ですがまず脚本が素晴らしい。
先を一切予想させず、かつ各人物の心情の筋が通っている。
また伏線、というか昔の出来事からの影響が
形を変えて噴出する様など
リアリティに溢れて畏れさえ感じました。...
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すごい展開になってますね、スカーレット。
もう目が離せません。
特にこの17週は波乱万丈過ぎて1度見たくらいでは消化しきれないくらい。
再放送をも一度見ないと。
夫、八郎との関係について深く描かれた
この週ですがまず脚本が素晴らしい。
先を一切予想させず、かつ各人物の心情の筋が通っている。
また伏線、というか昔の出来事からの影響が
形を変えて噴出する様など
リアリティに溢れて畏れさえ感じました。
喜美子が陶芸家、芸術家になるために血を流す様が、そのために八郎と分かり合えなくなる様が
淡々と、かつ、くっきりとした筆致で描かれています。妥協一切なしです。
お涙頂戴も美談も一切なしです。
それでありなから主人公をエキセントリックには描かず、揺れる心も丁寧に描いていきます。
主演の戸田恵梨香さんの真っ直ぐな視線が
美しく、喜美子にしか見えません。
朝ドラは新人女優の登竜門なんだから
新人がやればいいのに、と思っていましたが
こうやってみると中堅の女優さんじゃないと
表現できない作品もあるんだな、と。
この作品は戸田恵梨香さんじゃないと成立しなかったな、と思わされました。
そう言えば朝ドラの名作、カーネーションも主演は名女優の尾野真知子さんでしたね。
今週もなかなかの展開で心に刺さりまくり。
そして八郎はまさかの脇キャラだったことが
判明?!どうなるのか?
いよいよ伊藤健太郎くんも登場で、明日からも15分が短過ぎて待ち切れないです!!
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「病院の治しかた」第3話 テレビ東京 2月4日(水) 22時-
看護師が一斉退職してしまった有原総合病院。
なんとか人材を確保しなければ。
そんな状態にも関わらず有原院長(小泉孝太郎)は
24時間365日診療可能な病院を目指し改革を進める。
「常にお客様の立場で」という基本を貫き、
できないことがあればどうやればできるのかを
考え抜く有原院長。
時に強引でワンマンにも見えますが小泉孝太郎さんが演じることで全く嫌みがありません。
周りもあの笑顔で一丁やってやろうか!という
気にさせられてしまう。...
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看護師が一斉退職してしまった有原総合病院。
なんとか人材を確保しなければ。
そんな状態にも関わらず有原院長(小泉孝太郎)は
24時間365日診療可能な病院を目指し改革を進める。
「常にお客様の立場で」という基本を貫き、
できないことがあればどうやればできるのかを
考え抜く有原院長。
時に強引でワンマンにも見えますが小泉孝太郎さんが演じることで全く嫌みがありません。
周りもあの笑顔で一丁やってやろうか!という
気にさせられてしまう。
まさに小泉孝太郎さんの真骨頂です。
控えめで悩み多き事務長、高嶋政伸さんも魅力的です。
看護師を確保するために求人説明会にブースを出す有原総合病院ですが、パンフをポイ捨てされずブースに来てもらうためパンフ自体は配らず、パンフを入れるエコバッグを配ります。
話を聞いてもらえさえすれば興味を持ってもらえるという自信があるのでしょう。
このお陰で有原総合病院のブースには人がたくさん訪れ、人材確保にも成功。
いささか簡単に行き過ぎかな?とも思いましたが次々とエピソードが重なるのでこのくらいの
浅さでスピード感がある方がテーマに合っていて
いいと思いました。
内容豊富でエピソードが多いので下手すると成功物語の再現ドラマになってしまう所を
しっかり支えているのはキャストの力だと思います。
やはりドラマ作りにはキャスティングが重要ですね。さすがドラマBIZの創始者、稲田Pはいいキャスティングセンスをしています。
またドラマBIZらしくビジネスの視点から話が
展開していくことにしっかり主眼を置いているのも好感が持てました。
今後も楽しみです。
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「テセウスの船」第3話 TBS 2月2日(日)21時
いやああ、おもしろすぎるでしょ。
当初さほど期待していなかったので本当に得した気分です。
特に今回の第3話はすごかった。
まさかの展開続きでまったく先が読めません。
心さん(竹内涼真)の演技、いいですね
荒唐無稽な内容ながらそこに生きている人たちはすごくリアルで
実際に目の前に未来から来たという人が現れたら、そしてそれが自分の息子だったら
またはタイムスリップしてしまったら、様々な確執を感じている父親の若い頃に
実際に会って話をしたら・・どうなるのだろう??と
竹内涼真、鈴木亮平お二方の緊迫したやりとりに息を呑みました。...
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いやああ、おもしろすぎるでしょ。
当初さほど期待していなかったので本当に得した気分です。
特に今回の第3話はすごかった。
まさかの展開続きでまったく先が読めません。
心さん(竹内涼真)の演技、いいですね
荒唐無稽な内容ながらそこに生きている人たちはすごくリアルで
実際に目の前に未来から来たという人が現れたら、そしてそれが自分の息子だったら
またはタイムスリップしてしまったら、様々な確執を感じている父親の若い頃に
実際に会って話をしたら・・どうなるのだろう??と
竹内涼真、鈴木亮平お二方の緊迫したやりとりに息を呑みました。
サスペンスとしても犯人がどこにいるのか全くわからず
その反面疑わしい人物はうじゃうじゃいるという
たまらん展開になっています。
金丸刑事(ユースケサンタマリア)の存在が味方なのか?
敵なのかわからなすぎてハラハラドキドキ。
そしてまさかの現代にもどってしまう展開
しかも現状が悪化している・・・
今まで頑張ったことは何だったのか?
絶望する心さん・・・
えーっ一体どうなるの
そしてまた過去の世界に帰れるの???
早く来週になって欲しいです。
これ、ほんとにハマる人多数でしょうねー。
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「麒麟がくる」第3話 NHK 2月2日(日)
大河ドラマ、今まではなんだか苦手で続けて見ることはあまりなかったのですが、今回の「麒麟がくる」は見てしまいます。
どうしてなのか・・・
おそらくあまりクセがなく「三谷幸喜脚本!!!」とか
「宮藤官九郎脚本!!!」とか、作品の内容以外で
推してくるところがあまりなくて
力が入っている場所が正当な感じがするので見やすいのかも。
シンプルが一番です。
今回もシンプルに物語を楽しみました。...
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大河ドラマ、今まではなんだか苦手で続けて見ることはあまりなかったのですが、今回の「麒麟がくる」は見てしまいます。
どうしてなのか・・・
おそらくあまりクセがなく「三谷幸喜脚本!!!」とか
「宮藤官九郎脚本!!!」とか、作品の内容以外で
推してくるところがあまりなくて
力が入っている場所が正当な感じがするので見やすいのかも。
シンプルが一番です。
今回もシンプルに物語を楽しみました。
第3話ながら土岐頼純殺害事件など、すでに伝説の回が登場し、
つかみはバッチリ、話題性も十分でしょう。
今回はまた齊藤道三の恐ろしい部分が垣間見えましたね。
新キャラとして土岐頼芸が登場。
道三は毒殺した土岐頼純のかわりに守護の地位に就かせて言いなりにさせようという算段。
しかしこの土岐頼芸(尾美としのり)もかなりのタヌキっぽいですね。
さらに道三の妻、深芳野(南果歩)と昔関係があった模様で・・・
齊藤高政(伊藤英明)の本当の父は自分だ、とにおわせ高政の心を乱します。
戦国時代、怖い時代ですね。
様々な思惑を持った猛者な大人たちが跋扈してて
ピュアな若者には生きづらい世の中でしょうね。
そんな中で何を感じて大人になっていくのか
光秀の成長が楽しみなドラマです。
また、HPには詳しく背景が書いてあって歴史に詳しくない自分でも
戦の詳細とか人物関係が分かって助かっています。
ドラマ初見だと誰が誰なのか負いきれない部分もあるので・・・
やっぱり大河らしい大河っていいですね。
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「病院の治し方」第2話 テレビ東京 1月27日(月)
小泉孝太郎主演の実際にあった話を元にした
病院の再生物語。
しまったあ!1話から見ておけば良かった!
と叫びたくなるくらい面白かった。
脚本が最高。
具体的かつ、自然な流れの中で主人公の院長の
情熱や「暴走機関車」と呼ばれる個性を
存分に描いています。
実話だからか?展開にブレがなく
迷いなく突き進んで行く感じ。
その軽快なテンポに乗って1時間、息つく間もなく
見てしまいました。...
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小泉孝太郎主演の実際にあった話を元にした
病院の再生物語。
しまったあ!1話から見ておけば良かった!
と叫びたくなるくらい面白かった。
脚本が最高。
具体的かつ、自然な流れの中で主人公の院長の
情熱や「暴走機関車」と呼ばれる個性を
存分に描いています。
実話だからか?展開にブレがなく
迷いなく突き進んで行く感じ。
その軽快なテンポに乗って1時間、息つく間もなく
見てしまいました。
しかしこの院長先生凄いですね
難しいことはまず先に、簡単なことから始めても難しい所で頓挫するのは同じだからと
言い切り、聖域とされてきた
医師の査定に着手します。
プライドの高い医師は事務方から査定を受けることに反発。
大半が全くの無視を決め込みますが
2割の医師だけが賛成してくれました。
これを262の法則と言って、2割が賛成してくれれば激しく反対している2割も、真ん中の6割が徐々に賛成に引っ張ってくるものだ、というものらしい。
そんなにうまく行くかわかりませんが
とにかくブレない院長の勢いに周りも頑張らざるを得なくなります。
ちょいちょいこんな豆知識を入れて来て
目先を変え、次はどうなる?!と
興味を途絶えさせない脚本力。
素晴らしいです。
ここの所このドラマBIZ枠がイマイチだったので
油断していましたが
稲田Pが戻ってきてまたまた名作誕生かもしれません。
小泉孝太郎さんと高嶋政伸さんのバディも
意外にマッチしていてステキです。
ほんと、1話から見てないのを後悔。
もう見逃さないようにしなくては!
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