幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「ラストチャンス・再生請負人」第8話 テレビ東京 9月3日(月)
テレビ東京のビジネス番組枠のドラマの第2作目として制作された当ドラマが最終回を迎えました。
外食フランチャイズという身近にあるけれど実態はよくわからない業種を扱っており
最後まで興味深く見られました。
外食フランチャイズならではのエピソードもありましたがどちらかと言えば
ビジネス全般の話にも通じるストーリーだったかなと思いました。
倒産寸前、絶対絶命のデリシャスフード。元銀行員の社長・樫村(仲村トオル)は
追い詰められていた。...
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テレビ東京のビジネス番組枠のドラマの第2作目として制作された当ドラマが最終回を迎えました。
外食フランチャイズという身近にあるけれど実態はよくわからない業種を扱っており
最後まで興味深く見られました。
外食フランチャイズならではのエピソードもありましたがどちらかと言えば
ビジネス全般の話にも通じるストーリーだったかなと思いました。
倒産寸前、絶対絶命のデリシャスフード。元銀行員の社長・樫村(仲村トオル)は
追い詰められていた。誰が味方で誰が裏切るかわからないスリリングな展開。
ここでも名優・竜雷太さんが冷酷非情なビジネスマンを見事に演じておられました。
ビジネスのためならなんでもする、そういった信条でここまでやってきた男のすごみが
柔和な表情の下からふと見える、そんな円熟味を帯びた演技でした。
竜雷太さんはどのドラマでも素晴らしいですね。引っ張りだこなのが分かります。
デリシャスフード再生を無事終えて社長を退任する樫村さん。
社長を仲間たちがささやかなパーティで送り出します。
誰が誰を裏切るかわからないビジネスの世界を描きつつ、人のつながりや情もまた
ビジネスには欠かせないという切り口もこのドラマの味になっていました。
主役の仲村トオルさんの誠実が服を着たような佇まい、樫村のキャラにぴったりでした。
椎名桔平さん、水野美紀さん、大谷亮平さん、みなさんの演技を毎週堪能しました。
脇キャラのみなさん全員がしっかりこのドラマを構築する一員として機能しており
見応えあるドラマを作り出していました。
注目のこのビジネス枠ドラマ、来期は唐沢寿明さん主演でハラスメントをテーマにしたドラマ
を放送するようです。10月期予告を見てまた期待値が上がりました。
この枠、隠れファンが多いと思うのでぜひクオリティの高いドラマを作り続けて欲しいと思います。
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「この世界の片隅に」第7話 TBS 9月2日(日)21時~22時
戦争の色が濃くなり、すず(松本穂香)のいる呉も空襲が頻繁に起こる。
不発弾の爆発に巻き込まれ、すずは負傷、径子(尾野真千子)の娘・晴美は死亡していました。
直接的に描くことはしないけれど戦争がどんどんひどくなってきていること、
人々が疲れ、不安におびえながら暮らしている様子などがはっきりわかります。
松本穂香さんの演技も最初のほのぼのとした印象だけでなく
苦渋に満ちた表情や苛立ちが目立つようになってきました。...
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戦争の色が濃くなり、すず(松本穂香)のいる呉も空襲が頻繁に起こる。
不発弾の爆発に巻き込まれ、すずは負傷、径子(尾野真千子)の娘・晴美は死亡していました。
直接的に描くことはしないけれど戦争がどんどんひどくなってきていること、
人々が疲れ、不安におびえながら暮らしている様子などがはっきりわかります。
松本穂香さんの演技も最初のほのぼのとした印象だけでなく
苦渋に満ちた表情や苛立ちが目立つようになってきました。
松本さんは目がとてもステキですね。くっきりした二重の目がとても表情豊かにすずの気持ちを
表現しています。キリッとする瞬間もすてき。朝ドラヒロインをやったらきっと素敵。
今回はついに広島に原爆が落てしまいました。
原爆が落ちる一瞬前まで広島では人々が普通に生活していた、そのことを改めて
感じさせてくれました。気負わないけれど毎回胸に迫るもののあるドラマ。
現代パートもすずの娘、節子(香川京子)が登場して深みを増してきました。
香川京子さんの演技、セリフの説得力、どれをとっても素晴らしい。
節子さんがいつ本編に登場するのかわかりませんがなにやら出生にもエピソードがあるのでしょうか。
尾野真千子さんの演技の素晴らしさはいわずもがな。松坂桃李さんもやっぱり上手いです。
演技派の素晴らしい俳優たちによって丁寧に紡がれるドラマはいつ見てもジーンとします。
戦争や時代の大きな流れだけでなくそんな中でもそれぞれが当然感じていた
人としての感情を並列に描くことで戦争のあった時代をリアルに感じられます。
来週はすずが広島に行くんですかね。
すずの家族はどうなっているんだろう。心配だー
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「ゼロ・一攫千金ゲーム」第8話 日テレ 9月2日(日)22時30分~23時30分
今回はゼロの力をあてにして自分も得をしようという人が集まってくるお話し。
ゼロが塾講師という設定が今回生きましたねー。みんなに計算問題教えているし。
アホな参加者にもちゃんと教えようという姿勢にゼロの真面目さを見ました。
でもゼロが簡単という計算ですがけっこう難しいですよね~
桁が大きいし。このゲームの参加者にはけっこうハードル高いのでは??
でもゼロはそれもお見通しでみんなの心理もコントロールしながら正解に一歩一歩近づいていきます。...
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今回はゼロの力をあてにして自分も得をしようという人が集まってくるお話し。
ゼロが塾講師という設定が今回生きましたねー。みんなに計算問題教えているし。
アホな参加者にもちゃんと教えようという姿勢にゼロの真面目さを見ました。
でもゼロが簡単という計算ですがけっこう難しいですよね~
桁が大きいし。このゲームの参加者にはけっこうハードル高いのでは??
でもゼロはそれもお見通しでみんなの心理もコントロールしながら正解に一歩一歩近づいていきます。
中学生くらいに見せたら受ける内容ですが明日から学校の日曜の夜遅くだとあまり見ないかな。
ぜひ録画して見て下さい。
まず、ゼロの粘り強さ、諦めないところがためになります。あと数学の問題も結構面白い。
欲にまみれた人間たちの諍いもある意味勉強になります。
しかしこのゲームは数学的な知識を使うものが多いですね。
無駄を一切排除してひたすら一攫千金ゲームの勝敗を描いているところも好印象です。
このドラマの場合、その他の人間関係エピソードとかいい話は極力少ない方がいい。
そんな中でちょこっと人の優しさ、思いやりなどのエピソードが入ってくるととっても効果的です。
ケンドーコバヤシさん、人間味があっていい役者さんですね。
アクの強さもこのドラマの中では中和されていい感じ。やくざには見えないのはちょっと残念。
ゼロ以外のキャラクターも始まった当初はあまり描かれていない感じでしたが最近は個性が出てきて面白くなってきました。
いよいよリング争いも佳境に入り標とゼロとの決戦になるのかな?
誰か死んだりするのだろうか?あまり余計なことはせずに今まで通りスピーディにドライな展開で
最後まで突っ走ってもらいたいドラマです。
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「ヒモメン」第6話 テレ朝 9月1日 23時15分-24時15分
調子いいです!このドラマ。ヒモ男も調子いいけどドラマとしても調子良し!流れるような展開。荒唐無稽な内容ながら矛盾なき辻褄の合い具合! 週末深夜の疲れた頭でもスルッと見れます。
翔ちゃんYOU Tuberになる、の冒頭からウケました。やりそー、そしてすぐに「機材費ちょうだい」言いそー。見たいところに手が届く展開。そしてゆり子(川口春奈)は安定のキョトン顔。「おっさんずラブ」の田中圭さんレベルのキョトン顔です。...
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調子いいです!このドラマ。ヒモ男も調子いいけどドラマとしても調子良し!流れるような展開。荒唐無稽な内容ながら矛盾なき辻褄の合い具合! 週末深夜の疲れた頭でもスルッと見れます。
翔ちゃんYOU Tuberになる、の冒頭からウケました。やりそー、そしてすぐに「機材費ちょうだい」言いそー。見たいところに手が届く展開。そしてゆり子(川口春奈)は安定のキョトン顔。「おっさんずラブ」の田中圭さんレベルのキョトン顔です。ヒモ男のやりたい放題も受ける側のキョトンあってこそ輝きます。川口春奈さんのキョトンの技が円熟味を増して来ました。
今回は金持ちの女社長・高岡早紀さんに気に入られたヒモ男。女社長のイヤな縁談をぶっ壊すために契約を結びます。1回のみの契約のはずが契約延長へ?!そして永久契約?!どうする翔ちゃん!てな内容でしたが、このヒモ男、なかなか人望があついですよねー。社長とか偉い人によく気に入られるしかなりの大物と見ました。こうなるとヒモを続けるより普通に働くほうが大変だし、ヒモの才能は誰にでもあるわけじゃない。翔ちゃんてかなりのハイスペック男子では?!
そんな翔ちゃんのマネをしようとする池目先生(勝地涼)今週も最高でした。もやは勝地さんのお家芸の前髪クネ男キャラ絶好調。YOUさんとの掛け合いも最高でした。
来週最終回。名残惜しいわぁ…
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「チアダン」 第8話 TBS 8月31日(金) 22時~23時
ROCKETSの部室に書かれたたくさんの言葉。「カッコいい女になる!」「打倒 JETS」。
部員のみんなのそれぞれの思いを書いたものだ。
その中に「You will never wark alone」の文字が。わかば(土屋太鳳)が意味を聞くと、英国のサッカーチーム、リバプールのサポーターが歌う歌で、苦しい時も1人じゃないという意味だとのこと。ROCKETSにぴったりの言葉だとみんなはまたヤル気に。...
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ROCKETSの部室に書かれたたくさんの言葉。「カッコいい女になる!」「打倒 JETS」。
部員のみんなのそれぞれの思いを書いたものだ。
その中に「You will never wark alone」の文字が。わかば(土屋太鳳)が意味を聞くと、英国のサッカーチーム、リバプールのサポーターが歌う歌で、苦しい時も1人じゃないという意味だとのこと。ROCKETSにぴったりの言葉だとみんなはまたヤル気に。そんな中、3年生になったわかば達はそれぞれ進路について決めなくてはいけない時期を迎える。
リバプールの「You will never wark alone」を持ってた冒頭の時点で今日もまた号泣必至。
いいところ突いてきます。進路についての悩みはこれからみんながそれぞれの道に分かれていくことを予感させて、最終回に向けての感動の布石になっています。あとわずかな時間、まっすぐ進め!と日頃の黒い感情はどこ吹く風でこっちもまっすぐな気持ちになってしまう。すごいデトックス効果だ。
土屋太鳳さんの目力、真っ直ぐなオーラが存分に発揮されています。適役でしたね。あと、ちょっとおバカな所もぴったり。わかばは勉強はできないみたいですね。
短い尺の中でロケッツメンバーの進路、悩みをうまく配置して次の盛り上がり(関西大会)にうまくつなぎました。
ラストの「You will never wark alone」からのサンボマスターはヤバかった。案の定号泣。
しかし「You will never wark alone」をリバプールサポとFC東京サポ以外の歌声で聞いたの初めてで感動しました。いい歌なんですね!サポの歌じゃ分かりませんでした(笑)
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