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トランプ大統領、キム委員長と板門店で面会(6月30日)
米国・トランプ大統領が北朝鮮と韓国の軍事境界線の非武装地帯を訪問した。
板門店の韓国側の施設「自由の家」で北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長と対話した。
金委員長は「(会いたいというトランプ大統領の)ツイートを見て驚いた。昨日の午後に初めて聞いた」「この場所は南北の分断の象徴。このような場所で大統領と握手をすること自体がこれまでと違うことであり、我々がもっと良くなれることを世界に見せることが出来る肯定的なもの。...
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米国・トランプ大統領が北朝鮮と韓国の軍事境界線の非武装地帯を訪問した。
板門店の韓国側の施設「自由の家」で北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長と対話した。
金委員長は「(会いたいというトランプ大統領の)ツイートを見て驚いた。昨日の午後に初めて聞いた」「この場所は南北の分断の象徴。このような場所で大統領と握手をすること自体がこれまでと違うことであり、我々がもっと良くなれることを世界に見せることが出来る肯定的なもの。今後我々が世界に影響を与える事ができると思う」「今後、私は大統領との素晴らしい関係が他の人の予想を超越するようなことをこれからも続け、私達の仕事を進めていく、難関と障害を超えて引っ張っていく、そのような力になっていく」と述べた。
トランプ大統領は「金委員長にソーシャルメディアで呼び掛けた。素晴らしい瞬間を迎えることができた。ここ2年半を振り返って欲しい。私の大統領就任時は酷い状況だった。しかし大きく関係が改善してきた。物事を成し遂げる準備ができている。心から感謝の意を表したい」などと語った。
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【速報】トランプ大統領と金委員長・パンムンジョムで面会(6月30日)
トランプ大統領はパンムンジョムで金正恩委員長と面会。トランプ大統領は軍事境界線を越え、初めて北朝鮮の地を踏んだ米国大統領となった。
南北非武装地帯できょう・トランプ大統領とキム委員長・面会実現か(6月30日)
米国・トランプ大統領は、韓国・文在寅大統領と首脳会談に臨んでいる。トランプ大統領は「金委員長と面会する可能性がある」と述べた。文大統領も両首脳の面会の実現に期待を示した。
中朝、相次ぎポンペオ非難(6月27日)
北朝鮮外務省が26日「非核化を妨げる敵対的実務者」と米国のポンペオ国務長官を非難したと朝鮮中央通信が伝えたが、27日の中国の「環球時報」は「ポンペオ:国際外交舞台に悪意をまき散らす者」と非難する社説を掲載した。中朝が軌を一にして、名指しでポンペオ国務長官を非難したことになる。
北朝鮮外務省は「対朝敵対感情が骨髄に徹した政策作成者らが米国政治を牛耳る限り、朝米関係の改善も、朝鮮半島の非核化も期待しがたい」とし、米国が北朝鮮の人権問題を非難し、制裁維持の姿勢を鮮明にしていることに反発、「誰であれ、我々の自主権、生存権を踏みにじろうとするなら、我々は自衛のための実力行使の引き金を引くであろう」と警告した。...
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北朝鮮外務省が26日「非核化を妨げる敵対的実務者」と米国のポンペオ国務長官を非難したと朝鮮中央通信が伝えたが、27日の中国の「環球時報」は「ポンペオ:国際外交舞台に悪意をまき散らす者」と非難する社説を掲載した。中朝が軌を一にして、名指しでポンペオ国務長官を非難したことになる。
北朝鮮外務省は「対朝敵対感情が骨髄に徹した政策作成者らが米国政治を牛耳る限り、朝米関係の改善も、朝鮮半島の非核化も期待しがたい」とし、米国が北朝鮮の人権問題を非難し、制裁維持の姿勢を鮮明にしていることに反発、「誰であれ、我々の自主権、生存権を踏みにじろうとするなら、我々は自衛のための実力行使の引き金を引くであろう」と警告した。
一方「環球時報」の社説は、「米国の外交が精神分裂症を患っている」のは米国外交の操縦者であるポンペオ国務長官が、米国外交の功績を「自分の業績」として、混乱や敵意を全世界にばらまき、国際外交舞台で悪意をまき散らしているからだ、と非難している。
ポンペオの対中外交は「中国脅威論」を唱え、「一帯一路」政策を攻撃し、中国の人権状況を非難するものになっている。彼のロジックは完全に政治ゴロのものであり、「うそも1000回唱えれば真実に」なり、音量が大きければ大きいほど、真実になるのも速くなる、というものである。
さらに冷戦期、中国の敵であった当時のダレス国務長官と比べると、ポンペオ国務長官は「出藍の誉れ」高く、中国に対し、新冷戦を作り上げようとしているとも非難。また中国ばかりでなく、ロシア、イラン、北朝鮮、ベネズエラに対しても、制裁や挑発、転覆を試み、陥穽に陥らせようとしている、と非難している。
最後にはポンペオは国際社会の公害であり、その汚染源を全世界に拡散しようとしている、との非難で締めくくっている。
最近の中国としては珍しく、ポンペオ国務長官への個人攻撃を容赦なく行っているが、中朝ともにポンペオ国務長を非難しているのは、交渉はトランプ大統領しか相手にせずといっているようにも見受けられる。
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金委員長、米大統領の誕生日を祝す(6月25日)
24日、トランプ大統領は金正恩委員長が親書のなかで自身の誕生日を祝っていたことを明らかにした。6月11日にトランプ大統領は、金正恩委員長からの親書を受け取ったとしていたが、この親書を指しているのか、新たな親書を受け取ったのかは不明。同大統領の誕生日は6月14日である。
23日には金正恩委員長がトランプ大統領の親書を受け取ったと朝鮮中央通信が伝えていたが、ハノイ会談の決裂後も両首脳の親書のやり取りが続いていたことになる。...
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24日、トランプ大統領は金正恩委員長が親書のなかで自身の誕生日を祝っていたことを明らかにした。6月11日にトランプ大統領は、金正恩委員長からの親書を受け取ったとしていたが、この親書を指しているのか、新たな親書を受け取ったのかは不明。同大統領の誕生日は6月14日である。
23日には金正恩委員長がトランプ大統領の親書を受け取ったと朝鮮中央通信が伝えていたが、ハノイ会談の決裂後も両首脳の親書のやり取りが続いていたことになる。
24日の中国外交部の定例記者会見で、この親書のやり取りについて質問された耿爽報道官は、「朝米双方の積極的な態度を注視している」と述べ、中国は対話と交渉こそが朝鮮半島の問題を解決するものであり、朝米両首脳が積極的に接触することを希望し、双方が対話を継続するための役割を中国が果たしていく、と回答していた。
さらに習近平主席の国賓としての北朝鮮訪問を説明した後、中国は朝鮮半島の隣国であり、朝米を含む関連国家と協力して、朝鮮半島問題の交渉を進展させ、地域の安定と繁栄に対し、積極的な貢献をしたい、と語った。
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