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特集 米中覇権争い
2024年05月04日(土)
最新TV速報
【米中覇権争い】

最先端半導体を巡る台湾の動き(6月11日)
台湾の地政学リスクが何度もささやかれる中、台湾では総額16兆円規模の未曽有の半導体の投資ラッシュが起きている。台湾「TSMC」など4企業が台湾全土に20の新工場を建設中か、完成させたばかりである。

台湾が半導体の巨額投資に突き進んでいる背景には半導体大国として独自の存在感を示したいという思惑があるとみられる。TSMC・マークリュウ会長はかつて、米中両国を念頭に「将来的に情報交換が不自由になり、太平洋の両側で自国の供給網を自己完結化させる動きが出ている」とした上で、「開発と製造にかかる費用が増大する」などと懸念を示したことからもわかるように、米中の政治的な動きにからめとられたくないというのが台湾=TSMCの本音のところである。...
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第二次世界大戦時の日本軍の作戦と重る中国の戦略(6月11日)
日本は第一次世界大戦でドイツ領であったマリアナ諸島・マーシャル諸島に進出し先ず占領した。1930年代にはこの辺りの10か所に米国との戦争を念頭に陸上基地を建設するなど、南太平洋は太平洋戦争における日本海軍の要衝であった。日本軍はここを拠点としてグアムやラバウルに侵攻した。

1941年12月8日にハワイの真珠湾を奇襲攻撃した日本海軍はわずか2時間で米艦隊と航空部隊を壊滅させ、太平洋戦争の口火が切られた。...
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シャングリラ会議開幕から見る安全保障の現状(6月11日)
毎年、激しい議論の応酬が展開されるシャングリラ会議(アジア安全保障会議)であるが、今年は例年とはかなり様相が異なったものとなっている。中国と同じ専制国家グループであるロシアが隣国・ウクライナに侵攻し、事実上の戦争状態となり世界の安全保障環境を一挙に悪化させているからである。

さらに北朝鮮の度重なるミサイル実験に対しても、国連安保理は中ロの拒否権発動により、非難決議1つ出せない機能不全状態に陥っていることも会議の行方に暗雲が立ち込めている要因の1つである。...
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国防相会談・対話継続確認も・台湾めぐり立場の違い浮彫り(6月11日)
米国・オースティン国防長官と中国・魏鳳和国防相は各国の防衛担当の閣僚らが集まるアジア安全保障会議に出席するためにシンガポールを訪れていて、きのう、バイデン政権が発足した去年1月以降初めて対面で会談した。

米中両政府の発表によると、双方は偶発的な衝突を回避するため対話を継続する重要性を確認した。ただ台湾をめぐっては米国国防総省によるとオースティン長官は台湾海峡の平和と安定の重要性と一方的な現状変更への反対を強調した上で、中国側に対しさらなる不安定化を招く行動を慎むよう求めた。...
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国連総会・中国とロシア・拒否権行使で説明・国際社会の対立や分断・際立つ(6月9日)
国連安全保障理事会で拒否権を行使した常任理事国が説明を行う初めての国連総会。

北朝鮮への制裁決議案に中国とロシアが拒否権を行使したことを正当化したのに対し、米国や日本などは北朝鮮の挑発行為を容認するものだと非難、各国からも拒否権の乱用で安保理が機能不全に陥っているといった批判が相次ぎ、国連の制度の限界、国際社会の対立や分断が際立つ形となった。

安保理では先月、米国が弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への制裁を強化する決議案を提出したが、中国とロシアが拒否権を行使、両国はこれを正当化、中国・張軍国連大使は「朝鮮半島問題を解決する唯一の方法は対話」、ロシア国連次席大使は「北朝鮮制裁は朝鮮半島の動向に柔軟に対応できるツールになっていない」と述べた。...
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