※2022年6月、更新を終了しています
ASEAN外相会議・閉幕・南シナ海問題・さらなる緊張の懸念残る(9月13日)
ASEAN東南アジア諸国連合のほか米国や中国などが参加した一連の外相会議はきのう閉幕した。
議長国ベトナムのミン副首相兼外相は、ビデオ会議形式で開かれた一連の会議を終えたあと会見を開いた。領有権争いがある南シナ海の問題をめぐって、米中の間では軍事的な緊張も含めて対立が深まっていることに関して、複数の会議で議論が行われたことを示唆し、「ASEANは地域の平和と安定を脅かす争いにとらわれたくはない」と訴えた。...
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ASEAN東南アジア諸国連合のほか米国や中国などが参加した一連の外相会議はきのう閉幕した。
議長国ベトナムのミン副首相兼外相は、ビデオ会議形式で開かれた一連の会議を終えたあと会見を開いた。領有権争いがある南シナ海の問題をめぐって、米中の間では軍事的な緊張も含めて対立が深まっていることに関して、複数の会議で議論が行われたことを示唆し、「ASEANは地域の平和と安定を脅かす争いにとらわれたくはない」と訴えた。
今回の会議でASEANは、加盟10か国の外相会議を冒頭に開いて共同声明をまとめ、名指しは避けつつも米中両国を念頭に自制を促すメッセージを発した。
しかし、初日の夜に開かれた東アジアサミットの外相会議では、米国・ポンペイオ国務長官と中国の王毅外相の双方が改めて相手国を批判しただけでなく、王毅外相は録画したビデオでの参加だったということで、両者はそれぞれ一方的に主張したとみられる。
また、きのう開かれたARF(ASEAN地域フォーラム)では、両者ともに日程上の都合を理由に参加せず、代理の政府高官の出席にとどまった。
ASEANは一連の会議を通じて南シナ海の緊張緩和を図りたい考えだったが、対話の場が十分に生かされたとは言い難い内容となり、さらなる緊張の高まりへの懸念は残されたままとなった。
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東京発着の「GoToトラベル」感染状況など見極めながら準備(9月12日)
観光需要の喚起策「GoToトラベル」について政府はこれまで除外していた東京を発着する旅行を来月1日から対象に加える方針である。
昨日の政府の分科会で政府はGoToトラベルについて東京都への旅行や都内に住んでいる人の旅行を来月1日から対象に加える方針を示した。
専門家からは“東京の感染状況が落ち着いていることを前提とすべきだ”など指摘が相次いだ。分科会の後西村経済再生相は「(東京の)減少傾向が明確になってきている。...
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観光需要の喚起策「GoToトラベル」について政府はこれまで除外していた東京を発着する旅行を来月1日から対象に加える方針である。
昨日の政府の分科会で政府はGoToトラベルについて東京都への旅行や都内に住んでいる人の旅行を来月1日から対象に加える方針を示した。
専門家からは“東京の感染状況が落ち着いていることを前提とすべきだ”など指摘が相次いだ。分科会の後西村経済再生相は「(東京の)減少傾向が明確になってきている。10月1日スタートに基本的には了解頂いた」と話した。
政府は感染防止策の徹底、今月下旬にかけての感染状況などを見極めながら旅行会社や宿泊事業者が割引価格を反映させた旅行商品の販売ができるよう準備を進めている。
また昨日の分科会ではイベントの開催制限を4連休が始まる今月19日から11月末の間に緩和することは了承した。
この結果、収容人数が1万人を超える会場でのイベントについて収容人数の半分までとする制限は維持し参加人数5000人の上限が撤廃される。
飲食店を支援する「GoToイート」のうち予約サイトを通じて店を利用した消費者に1人あたり最大1000円分のポイントを還元する事業については来月以降都道府県が感染状況に応じて個別に判断して実施することになった。
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きょう発表・新たな安全保障戦略・安倍首相の談話(9月11日)
ミサイル防衛体制のあり方を含む新たな安全保障戦略をめぐり、政府はきょう、安倍総理大臣や菅官房長官らが出席して、NSC(国家安全保障会議)を開いてミサイルの阻止についての方針を協議し、安倍総理大臣の談話を発表することにしている。
安倍総理大臣は先月、「迎撃能力を向上させるだけで、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか」と述べていて、談話では、「北朝鮮の弾道ミサイルの能力向上を踏まえ、ミサイル阻止のための新方針を検討する」としている。...
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ミサイル防衛体制のあり方を含む新たな安全保障戦略をめぐり、政府はきょう、安倍総理大臣や菅官房長官らが出席して、NSC(国家安全保障会議)を開いてミサイルの阻止についての方針を協議し、安倍総理大臣の談話を発表することにしている。
安倍総理大臣は先月、「迎撃能力を向上させるだけで、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか」と述べていて、談話では、「北朝鮮の弾道ミサイルの能力向上を踏まえ、ミサイル阻止のための新方針を検討する」としている。
一方、新型迎撃ミサイルシステム・イージスアショアの山口、秋田両県への配備断念を受けた代替策は談話では具体的な方向性は示さず、「年末までにあるべき方策を示す」と盛り込むことにしている。
そのうえで、いずれも与党側と協議しながら検討していくことを示すことにしている。新たな安全保障戦略をめぐり自民党は、「相手領域内でも弾道ミサイルなどを阻止する能力」の保有を含めて検討し、結論を出すよう政府に提言している一方、公明党は、防衛力の整備は必要最小限度のものに限るとしてきた従来の政府の方針を変えることに慎重な立場を示している。
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合流新党・代表に枝野氏・党名は「立憲民主党」(9月10日)
立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙はきょう投票が行われ、立憲民主党の枝野代表が新党の代表に選出された。
また新党の党名は立憲民主党に決まった。
合流新党代表選・きょう投票へ・枝野が代表選出の見通し(9月10日)
立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙は今日、新党に参加する国会議員による投票が行われる。党を越えて支持を広げている立憲民主党の枝野代表が、代表に選出される見通しとなっている。
国民民主党の泉政務調査会長と立憲民主党の枝野代表による2人の争いとなった合流新党の代表選挙だが、今日都内のホテルで、新党に参加する149人の国会議員による投票が行われ、直ちに開票されて、代表が選出される運びとなっている。...
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立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙は今日、新党に参加する国会議員による投票が行われる。党を越えて支持を広げている立憲民主党の枝野代表が、代表に選出される見通しとなっている。
国民民主党の泉政務調査会長と立憲民主党の枝野代表による2人の争いとなった合流新党の代表選挙だが、今日都内のホテルで、新党に参加する149人の国会議員による投票が行われ、直ちに開票されて、代表が選出される運びとなっている。
選挙戦では、枝野代表が、合流新党に参加する議員のうち6割近くを占める立憲民主党の所属議員に加え、国民民主党の一部や無所属の議員の支援も受けるなど党を越えて支持を広げていることから、代表に選出される見通しとなっている。
枝野代表の陣営は、新党の人事などで主導権を握るためには、代表選挙で圧倒する必要があるとして、新党に参加する議員全体の7割にあたる100票以上の獲得を目指している。
これに対し泉政調会長の陣営も、新党で一定の影響力を確保するため、枝野代表の党運営に批判的な立憲民主党の議員に働きかけるなどして追い上げを図っており、枝野氏が党内基盤を固めていくうえで、両氏の得票の差がどの程度になるかが焦点となっている。
代表選挙では、新党の名前を決める投票も行われることになっていて、泉政調会長が「民主党」、枝野代表が「立憲民主党」をそれぞれ提案する中で、どちらの党名が支持を集めるかがもう1つの焦点となる。
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