上野公園から不忍の池へ(その396)
9月5日、その日の朝、9時頃雨が止むのを待って、JR市川駅から総武緩行線に乗り、秋葉原駅まで行き、山手線に乗り換えて2つ先の上野駅まで行った。...
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9月5日、その日の朝、9時頃雨が止むのを待って、JR市川駅から総武緩行線に乗り、秋葉原駅まで行き、山手線に乗り換えて2つ先の上野駅まで行った。駅構内を歩き北側の「公園口」から上野公園に入った。
すぐに大きな工事現場が目に入り、「西洋美術館」の工事現場であることが分かった。
今は、青々とした桜並木を歩き、不忍池へと階段を下りた。
不忍池には、大量の蓮の葉が一面に群生しており、わずかにピンクの蓮の花が時折咲いているのが目につくだけであった。
ボート乗り場を過ぎると、池で鴨が数羽戯れているのが目に入った。
大きなその池を回り込むと、弁天堂の緑の屋根とその背景に東京スカイツリーが雲の間に、姿を現していた。
木々には、時折小鳥たちが止まり、「ちっち」と鳴き声を出していた。
丁度池の北側に回り込む辺りで、鯉の集団が大きな口を開いてこちらからの餌を待っているようであった。
北側の縁では、数羽の鴨が遊んでいた。いや餌を探していた。池から淵に上がったり、中には側道にまで足を延ばす者もいた。それだけ活発に動いていた。
暫し、そんな情景に心を癒されていると、一瞬にして、バタバタという音を残して、水上に帰ってしまった。
ぶらりぶらりと歩き、丁度ボート乗り場に戻り、弁天堂の橋を渡ると、そこにも鯉の集団と数羽の鳥が餌を探していた。
帰りも同じように、上野の山に登り、駅の方角に歩いて行った。
市川駅に着くと、11時半ぐらいの時間になっていた。
曇り空で、少し肌寒さを感じたが、初秋の良い日であった。
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東向島の「向島百花園」、さらに足を延ばして「清澄庭園」(その395)
![](//jcc.jp/images/photo/20210829/20210829-01.jpg)
8月29日、その日の朝、市川駅から8時36分の総武快速線に乗って、錦糸町駅まで行き、そこで地下鉄半蔵門線に乗り換え、東向島駅まで行った。...
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![](//jcc.jp/images/photo/20210829/20210829-01.jpg)
8月29日、その日の朝、市川駅から8時36分の総武快速線に乗って、錦糸町駅まで行き、そこで地下鉄半蔵門線に乗り換え、東向島駅まで行った。下車すると向島百花園まで7分ぐらい歩き、その門をくぐった。
朝9時頃のその園の入り口は、1組の家族連れ程度しかおらず、人気が少なかった。早速カメラを用意し、その園の夏の化粧姿を撮影した。
江戸情緒が滲むその姿は、なかなかしっとりした感じの良いものであった。朝顔の姿や風鈴の音が聞こえ、木から吊るした紙で設えた灯篭が配置され、その雰囲気にすぐに馴染んだ。
オミナエシの黄色い花には、蝶が蜜を吸う姿が見え、その光景を盛んにカメラで追いかけた。
その園には、季節季節の花々が咲き、夏の盛りに来園しても、しっとりした花の香りが迎えてくれる。
時々、垣間見える「東京スカイツリー」の頭の部分も、江戸風情の中に溶け込んでいた。
暫く、その世界に浸り、その日は、次の目的地へと急いだ。
東武線東向島駅から、錦糸町へ戻り、その2つ目の「清澄白河」駅で下車し、清澄庭園に足を向けた。
やはり7,8分でその園に着くと、早速大きな池へと向かった。10時半頃のその庭園には、既に人の影があちらこちらに点在していた。それでも予約制であったので、いつもの人数よりも少なく感じた。
池には、鯉や亀が沢山泳いでいた。空を見上げると、木陰の中で、鳥たちが鳴き声を放っていた。
池の周辺にある木々の中には、早くも紅葉を始めたものもあった。
池の中で遊ぶ、鴨やアオサギの行状をカメラにおさめ、その日は帰途に就くことにした。
市川の駅に着くと、12時20分頃であった。その日はどんよりした空模様であったので、汗ばむわけではなく、疲れもさほど感じなかった。
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新橋駅から歩いて「浜離宮」へ(その394)
8月22日、その日の朝、8時20分頃市川駅から総武快速線に乗って、新橋駅まで行った。...
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8月22日、その日の朝、8時20分頃市川駅から総武快速線に乗って、新橋駅まで行った。
そこから15分ほど地下の道を歩き、日本テレビや電通の前を通って「浜離宮」の大手門にたどり着いた。丁度9時ごろであった。入り口は閑散としていたが、それでも数人の訪問客がいた。
前日の夜に予約を取ってあったので、入場の手続きは簡単であった。トイレの前を過ぎると、まだ見たことが無い、新たなコーナーが目に入ってきた。「ほう、新しい趣向か」と思い、カメラを向けた。1年ぶりに訪問した、その園が新しい趣向を用意して、待っててくれたような気がした。銀色のトレイの上に、花が赤、白、黄色と綺麗にアレンジされて咲いていた。
後で調べたら、パビリオン・トウキョウ2021という東京都の企画イベントで、妹島和世氏が設計した「水明」という作品だった。
空は、どんよりしていたが、まずは気持ちよく、散歩が始まった。
さるすべりの木など、馴染みのある庭園が続き、ふと気が付いてみてみると、花の上に2羽の蝶々が、戯れているのが目に入ってきた。早速その動きを追ってみた。
内堀には、シラサギや鴨が遊んでいた。いや餌を探していた。
少し歩くと、キバナコスモスの畑が見えてきた。黄色と赤の2色の花が一面に咲いていた。
遊覧船の船着き場まで歩くと、入り口はがらんとしており、きょろきょろしていると係員がたまたまやってきて、「次の船は始発で11時15分」と告げてくれた。時計を見るとまだ1時間程先なので、乗船は諦めた。
東京湾に沿って、「汐見の御茶屋跡」辺りを歩いてみると、数艘の大型ボートが浮かんでいた。
広いその園を楽しみ、「中の御門」から外に出た。
幅の広い国道1号線を渡り、ゆりかもめに汐留駅から新橋駅まで乗り、そこからJR線に乗り換え、市川駅に戻った。
結構、蒸し暑い日だったので、肌着は汗でじっとり湿っていた。時計を見ると11時35分であった。
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