江戸川に沈む夕陽、富士山の姿が、東京スカイツリーが、満月が・・・(その400)

9月19日、その日の午後5時半頃、市川駅から歩いて、江戸川の土手に出た。...
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9月19日、その日の午後5時半頃、市川駅から歩いて、江戸川の土手に出た。
カメラを用意すると、丁度夕陽が沈む直前だった。
急いで、スイッチを押すと、同時に夕陽が赤く燃えながら、落ちていった。
その陽の左に確か、「東京スカイツリー」があるはずだと思い、カメラを横に回した。
そうこうしている内に、更に左方向に「富士山」のシルエットが浮かび上がってきた。
夕陽が沈んで、その裏から影絵の様に、その姿が映し出されてきたのだった。
自宅に戻り、西の空を見ると、まだ「富士山」の赤い残像が綺麗に残り、その右に、「東京スカイツリー」のライトアップ姿が目に入ってきた。
その日の「東京スカイツリー」はいつもと違い、ライトアップの色合いが、2、3秒毎に赤、青、緑等と間断なく変化し、いつものような退屈さを感じさせなかった。
空は澄み、星が瞬き、東の空にはまん丸の月が綺麗に上がっていた。
9月21日、その日は8年ぶりに満月の中秋の名月を満喫できた。
9月23日、雲がたなびく中に、ゆっくりと夕陽が落ちてゆく。
大きく赤く丸い球が、山並みに入ってゆく。
空には、絶え間なく旅客機の姿が浮かぶ。
富士山の影が浮かび、東京が富士山の城下町の様に感じる。
東京スカイツリーに灯が点り、その色が目がぐるしく変わってゆく。
秋の夕焼けが終わり、シーンと静まった夜の情景に変わってゆく。
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落ち葉が舞う、赤トンボが飛ぶ、白サギが遊ぶ、白い雲は流れる。秋はもうそこまで来ている。(その399)
9月19日、その日の朝、JR市川駅から8時53分の総武緩行線に乗って、西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、市川大野駅で下車した。...
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9月19日、その日の朝、JR市川駅から8時53分の総武緩行線に乗って、西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、市川大野駅で下車した。
そこから、バスと徒歩で、「大町公園自然観察園」に辿り着き、園内に入った。
最初に、鬱蒼とした森の中を歩くと、風が吹くたびに木の葉が舞う情景に出会った。
暫く歩くと、春に来た「薔薇園」に辿り着いたが、そこには少しだけ「秋薔薇」が咲いていた。こんもりした森の向こうの青空には白い雲が流れていた。
赤トンボが飛び、時折、先の尖った枝に止まり、羽根をバタバタとホバリングしていた。
湿地帯の上のコンクリートでできた道を歩いてゆくと、道端に「白い鳥」が長い首をくねらせながら、ゆっくりと歩いていた。
「白鷺」であった。人間が近づくと、少し警戒する仕草が見られたが、そのままマイペースで遊んでいた。暫くその行動をカメラで追っかけてみた。ゆったりと歩き、時折軽く飛び、餌を啄んでいた。
その湿地帯の自然豊かな情景に浸り、秋の訪れの様子を身体一杯に感じた。
目に映るモミジは、まだ青々としていたが、漂う空気は秋そのものであった。
暫く、そんな季節感に浸りながら歩き、途中で購入した「玉の大きな梨」の袋をぶら下げて、市川大町駅にたどり着いた。
台風一過の青空の中で、秋の訪れを予感をしながら、北総鉄道から「東松戸」駅で武蔵野線に乗り換え、帰宅の途に就いた。市川駅で時計を見ると12時を10分ほど過ぎていた。多少汗を感じたが、爽やかな初秋の小旅であった。
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煌びやかに衣装替えした「東京スカイツリー」、更に雲が・・・(その398)
9月15日、その日の夕方7時ごろ、西の空を見ると、スカイツリーの「光り」の感じがいつもと違っていた。
最初は、はるか西方にある台風の影響で、曇りがちの天候が続いていて、久しぶりの「晴れ」姿だったので、やけに綺麗に見えるのかなと思っていた。
だが少し違った。やはり光の装いを変えたのだった。
じっと、見入っていると、先端に薄い雲が懸かり、今まで見たことのない「幻想的」な光景が目に入ってきた。
「ラッキー」と思った。
9月16日、その日も同時刻ごろ、スカイツリーの華麗な姿を見ると、赤を基調に鮮烈な「幟」モードの姿が夜空に浮かんでいた。
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