晩秋の美しき姿を求めて「昭和記念公園」を訪れる(その429)
12月19日、その日の朝市川駅から、8時10分発の総武緩行線に乗って、お茶の水駅で中央特快に乗り換え、更に立川駅で青梅線に乗り換え、西立川駅まで行った。...
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12月19日、その日の朝市川駅から、8時10分発の総武緩行線に乗って、お茶の水駅で中央特快に乗り換え、更に立川駅で青梅線に乗り換え、西立川駅まで行った。
駅を出ると、目の前に「昭和記念公園」の入り口があり、9時30分の開園まで15分ほど待った。その日は園内で駅伝があり、その関係者は時間に関係なく中へどんどん入っていった。
来る途中の電車の中から、雪をかぶった立派な富士山が見えたので、公園のどこかから見えるのではないかと、入り口の係員に尋ねると、「『みんなの原っぱ』辺りから見えるよ」と教えてもらい、開門と同時にまずはその場所に急いだ。手はかじかみ結構寒かった。
その場所は、名前の通り、えらく広い原っぱで、行けども行けども、なかなか富士山の欠片も見えない。歩いてゆくと「日本庭園」に行きつき、近くの係員にもう一度訪ねてみた。
その情報をもとに、探してみると、確かに富士山の頭だけが見えた。早速、カメラを回して、『みんなの原っぱ』の奥からその姿を収めた。空には雲一つ浮かんでいなかった
その後、日本庭園に入り、暫くこの季節の風景をカメラに収めてみた。湖面に映る「晩秋」はなかなかのものだった。何よりも人が少ないのが有難かった。何しろ1か月前の11月14日に来た時は、紅葉の盛りの時で、人人で混雑していて、景色の中に必ず人の頭が入ってしまったことを覚えていた。
暫く、日本庭園を散歩し、そこから出て、少し歩くと「こもれびの丘」に着いた。あたりの景色は楓林で、その葉は黄色く紅葉し、かなり散っていた。地面に落ちた葉っぱが絨毯の様に敷き詰められており、時折「ひらり、ひらり」と風に舞うその葉の姿は、晩秋の風情を引き立てていた。
11時32分発の帰りの特別快速に間に合わせるべき、西立川駅にと急ぎ、そのまま市川駅に戻った。
駅の時計は12時半ごろを指していた。晩秋の美しさ風景が頭一杯に拡がっていた。
その日の夕方、午後4時半頃から、夕陽に輝く「富士山」を撮りたいと、準備をしていたら、雲が懸かり、丹沢山系に沈む夕陽の情景がメインになってしまった。
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東京の「日の出」の風景(その428)
12月18日、朝6時半頃、東方の地平線を見ると、帯状の雲が懸かり、太陽の出、つまり「日の出」が遅くなっていた。...
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12月18日、朝6時半頃、東方の地平線を見ると、帯状の雲が懸かり、太陽の出、つまり「日の出」が遅くなっていた。
45分ごろにやっと雲の谷間に太陽が上がってきた。
カメラをパンすると、東京湾から木更津方面へと房総半島の様子がよく見えた。更に続けると、ディズニーランドや葛西臨海公園の観覧車が視野に入り、そしていよいよ丹沢山系から赤く染まった「富士山」が見えてきた。
更に続けると首都の街並みの中に屹立した「東京スカイツリー」の姿が見えてきた。
その間約15分。
東京の日の出の風景が全貌できた感じがした。
17時半頃、東京駅丸の内行幸通りにいた。
毎年この季節に、東京駅周辺の撮影をしてきたが、今年の「東京駅」のライトアップは一段と上品なものであった。
丸の内仲通り、行幸通り、東京駅、東京中央郵便局などにカメラを向け、今年の東京駅を撮ってみた。
思いのほか、人で賑わっていた。
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古寺の歴史が滲む「清水公園」の美しい紅葉(その427)
12月12日、その日の朝、8時5分発の下り総武快速線に乗って、市川駅から隣の船橋駅まで行き、そこから東武野田線に乗り換え、柏駅を経由し、野田市の清水公園駅まで行った。...
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12月12日、その日の朝、8時5分発の下り総武快速線に乗って、市川駅から隣の船橋駅まで行き、そこから東武野田線に乗り換え、柏駅を経由し、野田市の清水公園駅まで行った。約1時間ほどの旅程であった。
その駅を出て、10分程度歩くと、清水公園に着いた。
弘法大師が建造した歴史ある山門を横目にしながら、紅葉したモミジの様を求めて、ひたすら歩いた。
すると、真っ赤に色を変えた、綺麗なモミジの林が目に入ってきた。坂を少し下がってゆくと、池があり数羽の鴨が元気に遊んでいた。その奥には小さい滝から綺麗な水が絶えず落ちる情景があった。
「モミジ、水、鴨」の3点セットに暫く釘付けになり、動画カメラを回し続けた。
深まりゆく秋の情景をしっかりとカメラに残し、自らもその情景を心行くまで楽しんだ。
幸いにも、その日は快晴に恵まれ、気候は温かく、過ごしやすい陽気であった。
2時間程、坂道を歩いたり、紅葉を楽しんだ後、清水公園駅に戻り、来る時と同じ旅程で、市川駅へと帰ってきた。
時計を見ると、12時10分頃であった。目に染みるような紅葉を晩秋の中に見つけ、満足ができる小旅行であった。
その夕方、4時半ごろから、西の空を見ると、夕焼に雲がかかって、富士山の姿こそ隠れてしまったが、屹立する東京スカイツリーの姿が綺麗にライトアップされた光景に暫く目を置いた。5時を過ぎるとそのライトアップが目まぐるしく、衣を変えていった。「美しい」情景であった。
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