東松戸の「ゆいの花公園」に(その118)
9月24日、その日の空模様は、曇り空の中に陽が差していた。...
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迷いに迷って「千葉公園」へ行く(その117)
9月17日、その日の朝はまだ雨は落ちてはなかったが、重い雲が立ち込め、台風の影響を感じさせた。...
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9月17日、その日の朝はまだ雨は落ちてはなかったが、重い雲が立ち込め、台風の影響を感じさせた。
当初は、「マザー牧場」に行って、赤いサルビアを鑑賞するつもりで、9時ごろのJR快速線に乗り、船橋駅で特急「新宿さざなみ」号に乗って、佐貫町まで行くつもりであった。
ところが船橋に着くまでに、空模様は変化してきたので、取敢えず千葉駅まで、そのまま快速線で行くことにした。
千葉駅に着くと、既に小雨が降っていた。どうしようか迷ったが、その日は千葉駅の改札口を出た。
行く当てもなく、案内板を見ると、「千葉公園」が駅の近くにあることを知った。
結構広そうな公園のようだったので、何かあるかも知れないと、コンビニで傘を購入して、その公園に入っていった。
広い池に貸しボートが浮かんでいたが、この天気で人の気配は、ほとんどなかった。
それでも、池沿いに歩いてゆくと、蓮池に辿り着いた。
気がついてみると、大賀博士が発見した「大賀ハス」が群生している池に辿り着いた。
盛りを過ぎた、蓮の葉は半ば枯れていた。
その辺りには、カルガモが数羽戯れており、遠目に赤い花が目に入ってきた。
その辺りに近づいて行くと、真っ赤な曼殊沙華、通称「ヒガンバナ」が群生していた。
その花を見た瞬間、「ああ、秋が来たな」と思わず口ずさんでいた。
その花は、強烈な赤と華奢な形をして、群れを形成していた。
少し歩くと、キバナコスモスが咲き、花なのか葉なのか判別がつかない白い笹のような花も咲いていた。(後日調べたところ、ハツユキソウと呼ぶようだ)
朝顔に似た「ペチュニア」の花も可憐に咲いていた。
紫と白の玉のような形状の花も目に入ってきた。(後日調べたところ、千日紅(センニチコウ)と呼ぶようだ)
花の名前を良く知らないので、その美しさだけをスマホで撮ることになってしまうが、とにかく美しさが目に染みて、その印象を残像の様に描きながら、千葉公園を後にした。
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総武快速線で新橋、そして浜離宮恩賜庭園へ(その116)
9月10日、その日は期待通りの「秋晴れ」とはいかなかったが、概ね晴れといってもよいような天候だった。...
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9月10日、その日は期待通りの「秋晴れ」とはいかなかったが、概ね晴れといってもよいような天候だった。
9時頃、JR市川駅から、総武快速線に乗り新橋駅で降りた。
国道一号線を突っ切って、汐留の高層ビル街を浜離宮へと歩いた。
東京オリンピックに向けて、大規模な工事をしている中を、迂回しながらなんとか、浜離宮恩賜庭園の入り口に辿り着いた。
その日は、一目散に「お花畑」へと急いだ。
まず目に入ってきたのは、キバナコスモスの群生であった。
少し目を横にやると、赤や薄紫のコスモスも綺麗に咲いていた。
その花畑には、白い蝶や蜂が飛びかい、自然の営みを感じさせた。
ここでも、多くの人々がカメラやスマホ向け、その花たちの美しさに没入していた。
花に気を取られてふとスマホにふと目をやると、空に浮かぶ雲と花の対象が、秋らしい構図となって、浮かび上がってくることに気づかされた。
その公園の特徴は、それほどまでに牧歌的な空間の向こう側に、近代的な高層ビルの数々が目に入ってくることである。
秋桜、空、高層ビルという組み合わせが、秋の浜離宮庭園の特徴の一つではないかと思った。
少し公園の中心に向かって歩くと、この公園の中心である池が見えてきた。
その周りを松などが囲み静かな佇まいが感じられ、案内板からは、在りし日の将軍などの息づかいを感じさせた。
今では、だれもが出入りでき、外国人とみられる人々が、日本風の美しさを優雅に鑑賞している様子も感じさせた。
その日は、船着場から遊覧船に乗り、隅田川を遡り、両国まで短い船旅を楽しんだ。
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