秋雨に濡れる昭和記念公園(その121)
10月15日、その日は朝から秋雨の降る冷たい気候であった。...
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10月15日、その日は朝から秋雨の降る冷たい気候であった。
「どうするかな」一旦迷ったが、9時15分ごろ、市川駅からJR総武線緩行線に飛び乗り、西立川の昭和記念公園に向かった。
運良く、お茶の水で特快の高尾行きに乗れ、立川では8番線から急ぎ足で歩き、2番線ホームの青梅行きの電車に乗れたおかげで、所要時間1時間ぐらいで、昭和記念公園の入り口に着いた。
やはり、傘が必要な状態であった。
公園の中は、意外にもあちらこちらに人影が見られた。
前回来た道を通らず、湖の畔を右回りに歩いた。
最初の花畑には、ダリアなどの菊科の植物が植えてあった。ケイトウの花も咲いていた。
更に、奥へと入っていった。
秋桜畑に、沢山の人が集まっていた。
一様に写真を撮っていた。「この写真人口は凄い数だな」と思った。どこへ行っても、そして雨の日でもこうして、多くの人が傘をさして、真剣に撮っている。
更に、奥へと入った。
こもれびの里と看板に書いてある辺りに、壮大な秋桜畑があった。
東京ドームぐらいあるだろうか、一面コスモス、コスモスであった。
その日のお目当ては、そのコスモス畑であった。
前回ここを訪れた時に、この辺に種を蒔いていたのを見た覚えがあった。
色も数々、ボリュウムも驚くほどであった。
その頃になると、靴が雨水に浸透され、足が濡れて冷たかった。
そこでも、結構な人の群れが、写真を撮っていた。
帰り道は、少し先から折り返してきた、子供バスに乗って、西立川駅に向かった。
頭の中は、ずっと色とりどりのコスモスの花の風景で一杯だった。
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八王子の富士森公園へ行く(その120)
10月8日、その日の朝は、事前の天気予報に反して、空には一面の雲がかかっていた。...
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東松戸で乗り換えて、千葉ニュータウンへ(その119)
10月1日、その日は朝から快晴であった。...
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10月1日、その日は朝から快晴であった。9時ごろの電車に乗り、JR市川駅から西船橋まで緩行線で行った。
先週と同じように、武蔵野線で東松戸まで行き、そこで高砂方面から来る北総鉄道に乗り換えて、千葉ニュータウン中央駅で降りた。
所要時間は、40分弱であった。
その街は、広々としておりまさにニュータウンという言葉通りであった。
10分ほど歩くと、大きな橋を渡りお目当ての北総花の丘公園に辿り着いた。
その公園は、細長く木々に囲まれていた。
しばらく歩くと、お花畑が見えてきた。赤、白、黄色のコスモスの花が咲いていた。
何種類かの秋の花が、そこに集中して咲いていた。
黄色の蝶々が、その花々の間を優雅に飛び回っていた。
ミツバチも花から花へと飛んでは、また花に止まり、多分蜜を吸っているのだろうと思わせた。
その公園は、道路を渡って、更に続いていた。
そこには、次の出番を待つコスモス畑が広がっていたが、その日は、まだまばらにしか咲いていなかった。
少し歩くと、犬の遊び場があった。
柵の中では、犬が放たれ、元気よく走り回っていた。
引きっ返すと、道に落ち葉が散らばっていることに気がついた。
木々には、柿の実がたわわに実り、グミの実と思われる赤い実が艶やかに実っていることで、秋の気配を感じさせた。
その向こうに見える青い空に浮かぶ白い雲も、秋の様相を感じさせるものであった。
やがて来る季節の予感を楽しみながら、しばらく歩き、開放的なその街を後にした。
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