きょう・日中経済フォーラム・５０余のプロジェクト協力へ（10月26日）

日中「第三国市場協力」へ・現場は（10月26日）

日本と中国が対等な立場でアジア、アフリカなどでインフラ整備や市場開拓を進める。

経団連・中西会長は「政治がまた上向いたわけなので政治と経済がどういう形で協調をとって日中関係を実りあるものにしていくか非常に重要な時期にきている」と述べた。

中国の「一帯一路」構想にも変化している。
中国企業の関係者は「両国の経済、貿易によい影響を与える、きょうはいいスタートになった」とコメントした。

中国の製鉄所はこれまで鉄の原料のコークスを冷やす過程で大量の有害物質が発生し問題となっていた。...

日本と中国が対等な立場でアジア、アフリカなどでインフラ整備や市場開拓を進める。

経団連・中西会長は「政治がまた上向いたわけなので政治と経済がどういう形で協調をとって日中関係を実りあるものにしていくか非常に重要な時期にきている」と述べた。

中国の「一帯一路」構想にも変化している。
中国企業の関係者は「両国の経済、貿易によい影響を与える、きょうはいいスタートになった」とコメントした。

中国の製鉄所はこれまで鉄の原料のコークスを冷やす過程で大量の有害物質が発生し問題となっていた。
大幅な抑制を可能にしたのが日本企業のＣＤＱ（コークス乾式消火設備）である。

中国の担当者は「技術の水準が先進的で安定性にも優れている」と評価した。

中国市場をリードするのは、新日鉄住金グループ企業と中国企業の合弁会社だが、地元メーカーと協力、コスト、工期を従来の７割に削減することに成功した。
建設した設備は中国全土で５０か所以上になる。

次のターゲットは東南アジアなどの第三国。急成長にともなう環境問題への対応をビジネスチャンスになるとみている。
合弁企業・中馬社長は「日中両国で後押しをしてくれると十分に活用し海外展開進めていければと期待している」と語った。

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